僕が頂を手にするまでの物語

黒炎の堕天使

第一章 勇滅魔法

 「取ったぁぁぁぁ!!」
 「セーフ、惜しいな」
 「あと少し、もう一回お願いします」
 「よし、三、二、一、初めっ」

 僕達は今あるゲームをしている
 ルールは簡単相手の腰に巻いた布を三十秒以内に奪い取るゲーム、一つ重要な点があるとすれば高速で移動しないといけない
 何でかって
 それは朱雀を発動しての訓練だからさ

 「危なっ」
 「くそ、あと少し」

 また布を掴めなかった
 布に手は当たるが掴む寸前に避けられる
 次はフェイントを入れるか

 「よしリウスもほぼ完璧に使えるようになったな」
 「まだ一回も取れませんでした」
 「そりゃ取られたら駄目だろ、そして動きが単純だなまぁ次の練習を頑張れ」

 よし次こそは絶対取ってやる
 それにしても師匠すごいなあんなにやってまだ疲れないんだから

 そんな事を考えていたら
 神父がやってきた

 「おいジータ今どの辺りだ」
 「リウスはもう朱雀は完璧だな、後は実戦経験を積めばいいと思うがな」
 「よし、ならもう魔法の訓練に移るぞ前回一ヶ月と言ったがお前が習得するのに約二ヶ月大分かかったな」
 「はいっ」
 「よしリウス、水浴びてこいそしたら始めるぞ」
 「分かりました」

 やっと勇滅魔法か
 朱雀は習得に大分時間掛かったな
 この型を習得するのに毎日木に衝突したな、体中痣が出来てミューナに回復してもらったな、最初の頃は目との同時発動が難してスピードが出なかったな
 今はもう完璧に出来ると思うけど

 そうだ水浴び場まで朱雀で行くか
 朱雀発動
 速っ、おぉーもう着いた体洗うのもこれで行くか時短時短

 僕は孤児院の水浴び場に行き体を洗いさっきの訓練場へと戻っていいった

 大分早く終わったな、高速だからな

 訓練場では師匠と神父が戦闘をしていた

 「大分儂も弱くなったの」

 神父の余裕な口調

 「その強さでまだゆうかよ、 暗転ブラックアウト、黒炎、そして四神」
 「そう来るか、光天、海王、聖剣召喚」

 辺りにはすごい轟音が響いていた

 師匠は湾曲した剣を持っていた、片方だけが鋭利な刃が付いていたきっとあれが刀だろう
 そして師匠が魔法を使っていたそれも全てが上級魔法、そして二つの同時使用
 師匠は刀を構えると今までに見たことのない構え方をしていた右腰で低く構えていた
 剣の場合あんな構えは決してしない、剣の場合上段か下段で構えていつでも攻撃できるような位置

 対して神父は帝級魔法を使用していた
 内容は光天、海王の二つの光天は自分を中心とした指定空間に光の雨を降らす魔法、海王は環境魔法フィールドマジックに属するこの魔法は使用空間を海のような水浸しにする魔法だ、師匠の使用した黒炎も環境魔法並みの効果を持つあたりを火の海に変えた魔法は海王によって鎮静された
 そして聖剣召喚とともに光を放つ剣が召喚された、剣は神々しいそして剣の長さは二メートル弱

 刹那

 師匠が発した四神とともに辺りの木の葉が舞い上がった
 そして師匠が倒れた
 戦闘風景は一切 捉えることが出来なかった


 ■神父視点■

 「よしリウス、水浴びてこいそしたら始めるぞ」
 「分かりました」

 シンが水を浴びに孤児院の方へ走っていった

 「オヤジ久し振りにやろうぜ」
 「いいぞ、今回は負けるかもな、お前は《月夜見》を使うそして魔法においては全クラス使用可能」
 「あぁ、いつも通りだな今回こそは勝つからな」
 「そう簡単に儂を倒そうなんて思っとるとな」
 「よし頑張るぞ」
 「話を最後まで聞け、まぁいいジータ結界は張っとくぞ後はいつも通り一分後に開始するぞ」
 「分かった」

 久し振りだな、最後に戦ったのは八年前か高位魔法を使うのも数十年ぶりだな
 まぁまだ負けんがな

 「オヤジ行くぞ」
 「来い!」

 ジータが喘息で間合いを詰めてきた
 右手には刀《月夜見》だ、左には簡易詠唱だけで発動できるようにイメージを完了しているな
 使うか
 開眼〈万象眼〉
 眼が疲れるの

 えーと内容は闇魔法の暗転ブラックアウト、火魔法の黒炎かどれも奴の得意魔法か

 「行くぜ、白雀しらすずめ

 初めて見るなこの技は守りに徹するか

 背後に五つの反応これは白虎かいや少し違うな
 そしてジータの反応は前、背後、右、左、上空色んなところに自分の気放って拡散しているな、考えたな
 背後が一番濃いな、試しに向いてみるか

 「オヤジ余所見か」

 上か
 背後はフェイクか対処法、ここは魔力斬で相殺だな
 魔力斬を放ったが
 避けたかジータも成長したな

 「オヤジ鈍ったか」
 「あったまってきたぞ」

 久し振りにやると鈍るなだがもう大丈夫だな

 「儂も大分弱くなったの」

 まぁジータが強くなったのが大半じゃがな

 「その強さでまだゆうかよ、暗転ブラックアウト、黒炎、そして四神」
 「そう来るか光天、海王、聖剣召喚」

 聖剣か使うのは何世紀ぶりかの
 最後に使ったのはまぁいいか

 四神どんな技かの

 ジータの姿が消えた、いや高速移動か
 全面に白虎、逃げ道を塞いだな
 これは魔力障壁を展開しないとな

 うっ

 体が動かない
 これもまた奴の能力か
 なら
 無詠唱魔法ならどうだ静止フリーズタイム
 ジータはどこかな、いたいた六人もいるぞ、どれが本体か分からないな
 最小限で終わらせるなら本体を一撃で仕留める探すの面倒だな

 全てやった方がいいか

 聖剣の持ち手の部分でジータの後頭部を叩き、治癒魔法をかけるそうすれば気絶だけで済む

 その間約一秒、いや時を止めての行動だから0秒か

 「ふぅ、久し振りに時魔法使ったな、そうだジータを連れてかなきゃな」
 「神父凄いです!」
 「リウス....結界を張ったはず....シンすまないがジータを運ぶのを手伝ってくれ」
 「分かりました」

 確か最高クラスの魔法を放っても壊れないよう張った結界、それも指定したものしか入れないように条件付きじゃが入ってきたますます濃くなってきたな

 残りの条件を突破すれば

 まぁ後々考えるか、それでも運がいいな

 ■リウス視点■

 師匠が倒れた後に神父に頼まれ師匠を木陰に運び今ミューナに見張りを頼んでいる

 「シン、今の戦いどこから見ていた?」
 「今のは師匠が暗転ブラックアウトを使うところから見ていました」
 「そうか、そこからの流れは見れたか」
 「確か師匠の魔法を神父が全て相殺、順番は暗転を光天で、黒炎を海王で相殺し神父が聖剣召喚とともに剣を出したのは分かりました」
 「聖剣は見たほうが早いな〈聖剣召喚〉」

 今回は近くで見れたから分かった
 聖剣は神父の掌から魔法陣とともに飛び出でいる、色は金より白色に近い

 かっこいいな


 「リウス、お前がもしこの魔法を覚えればこの剣はお前のものだ、頑張れよ」
 「貰えるんですか!」
 「ああ」
 「頑張ります」

 目標が出来た
 聖剣を入手せよ

 「まず勇滅の大まかな種類を言うぞ、まず一つが魔眼系統、二つ目が召喚系統、三つ目が攻撃用の魔法だな
 一番簡単なのは魔眼だな、初めは魔眼を三種類覚えてもらう
 一つ目〈万象眼〉
 二つ目〈千里眼〉
 三つ目〈武眼〉の三つだ、万象は鑑定とか魔法陣の性質とかを知れる、千里は視点を自分以外に変更して遠くや違う視点から見る眼だな、武眼は一番のおすすめだコイツは戦闘中に使うと相手の次の動きが見える、それに加えて武具を作るときにアシストが加わるところだ、まぁ最低限の知識を持ってなきゃ鍛治は出来ないが武眼を覚えたらジータに教えてもらえ」
 「分かりました、でもどうやって魔眼を覚えるんですか」
 「そこはなちょっと特殊で普通は眼を呪いの付いた武器とか、魔力暴走的なので偶然手に入れるものなんだだがコイツの場合ある術式さえ頭に入れれば簡単に覚えられる、今からお前の頭の中に術式を送るからこっちに来てくれ」
 「大丈夫なんですか?」
 「ああ、ジータにもやったが無事に出来だぞ」
 「なら分かりました」

 ちょっと怖いな、頭に直接送ってもいいのかな
 でも魔眼を手に入れられるなら

 神父は僕の頭に手を置いた

 頭の中に大量の文字列とある術式をが流れ込んできた
 術式は聖剣召喚時に出たのと似たようなものだ
 文字列は見たことのない古代文字、神話文字の様なもの

 大量の情報量のせいで少し頭が痛いが何とか慣れてきた

 「よし終わったぞ」
 「終わりましたか、凄い量の文字列が入ってきました」
 「おお、リウス普通に話せるか、ジータの奴は言葉を発する前にぶっ倒れたけどな、三つも同時に入れたからな」
 「神父さっき師匠は大丈夫だったって」
 「そ、それはなお前が怖がらない様にな」

 神父に騙された
 今度もこう言うことがあったら怖いな

 「ま、まぁ魔眼は使えると思うぞ頭の中で使いたい眼を思い浮かべてみな、最初はうまく操作できないと思うけどな」

 思い浮かべるか
 なら開眼〈万象眼〉
 これで

 うおっ、目の前が見えなくなった

 一旦終了

 「神父、目の前がクラクラしますあと急に目の前が真っ暗になって何も見えなくなりました」
 「見えなくなら万象か、今はお前が指定していない物まで鑑定しているから前が見えなくなったんだ、習得するコツは毎日使い続けることと眼のあたりの魔力を調節することだな」

 毎日使うと慣れるのか、なんか本当か信じ難いけど練習すれば上達するって言うしね

 「次は千里使っみな」
 「はいっ」

 開眼〈千里眼〉

 まだ眼は瞑ったままで、ミューナの視点切り替えてみようか

 切り替え

 おお、今見えてるのは誰だ髪の色からすると師匠かな
 膝枕か師匠ずるいな、こんだやってもらお

 でもこれで視点切り替えが出来ることが分かったな

 「リウス、どうだ見えてるか」
 「見えます」
 「なら成功だな一つだけ忠告だ絶対に覗きだけはするなよ」
 「し、しませんよ」

 なるほどそんな使い方があったとは
 勉強勉強

 「ジータの奴はやりそうだったからこの魔眼はやらなかったんだ、くれぐれもやらない様にな」
 「わ、分かりました」

 よしこんだ一日中ミューナ視点でやってみよ

 「残りの武眼はジータのいる時に使いな、今日はもう終わりにするぞ」
 「分かりました」

 今日の収穫魔眼三種類

 
 

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