僕が頂を手にするまでの物語

黒炎の堕天使

第一章 剣

 朝早く起きた僕は瞑想をしに庭へ行った

 よし無属性の練習しますか
 まずはいつも通り魔力で棒を作ってと
 成長したな、今では三メートル近く伸びる様になった
 次はこの魔力に重さを与えることか、まず服の形に魔力を纏って、次はどうするんだろう
 魔力は魔法の元だからイメージだけでできるかな、重い物をイメージ、イメージ、イメージ
よし岩だな、岩の重さをそのままに薄く服の様に
 あっ重くなってる、このぐらいなら、ちょま重い重い重い
 体がちょ痛い痛い、どう解くの?これ

 「お前は馬鹿か、魔力分散これでよしと」
 「はぁ、はぁ、助かった、ありがとうございます」

 シンが座っていたところには、シンの形に地面が抉られていた

 「でもまぁ、重さのある魔力の使い方は一応出来たみたいだけど、どんだけ重いものをイメージしたらそんな風になるんだ」

 師匠は呆れてしまった

 「お前は潜在能力はあるから普通はできない様なことを出来てしまう、そこが厄介だな」
 「善処します」
 「そうか、今日はこれを着とけ鉄のプレートが入った重り付きの訓練着だ、こいつを着ながらまず十キロ走ってこい」
 「訓練ですか?」
 「準備運動だな、それが終わったら次行くぞ」

 準備運動か
 よし、速攻終わらせよ

 「行ってきます」
 「頑張れ」

 僕は森の方へダッシュで向かった

 数分後

 あれ体力の減りがおかしい
 まだ五分程度しか経ってないのに、体力が半分ぐらい減った様な
 やばいかも、でもやるしか無いか

 それから十分後

 体力が底をつきそうだ
 やばい息が続かない、どうしよう足が上がらない、倒れる

 「よし頑張ったな、初めてにしてはいい方じゃ無いか」

 ししょう...

 また知らない天井があった、と言うか空だ、雲一つ無い

 「ここは」
 「起きたか、あれ着てあの時間耐えるのはだいぶ凄いな」
 「師匠何故倒れたんですか」
 「それはあの訓練着の中に入っている鉄のプレート、あれが使用者よ体力を吸い取る能力を持っている魔鉄って言う素材なんだ、普通は牢屋とかで危険なやつを拘束するのに使うもんだけど、こう言う使い方もできるってことだ」

 だから体力の減りが早かったんだ

 「お前の記録は十八分だな、これなら次のステップに行くか、次は剣技の訓練だ」
 「剣」

 やっと剣技を教えてもらえる、師匠みたいにかっこよく出来るかな

 「俺の剣は基本の型四種に、合成技一種、残りは俺の考えた奥義が一種に禁忌が一つ、禁忌は使い用によっちゃ死ぬから使うな、これが師匠としての教えだ、まぁ教えはするがな」
 「禁忌そんなに恐ろしい物なんですか?」
 「禁忌の発動条件は魂そのものだからな」
 「......ならその教えを守ります奥義までは覚えてみせます」
 「あぁ見せてくれてお前の剣技を、だがまだ分から無いからな、応用さえできれば出来ると思うが、奥義は魔力を使うから魔法の才能が必須だそれも無属性がな」

 絶対覚えてやる
 無属性も本格的に練習しないとな

 「俺が今から基本の型の一つをやるから、これを出来る様にしよう」

 師匠は丸太を縦に置いた、丸太の大きさは百八十程度、神父よりすこし低いぐらいだ

 「壱ノ型〈白虎〉」

 師匠は剣を真上に切り上げた
 到底丸太を切る風には見えない、だが丸太は真っ二つに切れた
 微かに見えたのは空気が揺れた程度

 「これが最初の課題だな」
 「何が起きたんですか?」
 「こいつは県の先から波動を出し空気中でのの反射を利用し目的地点まで斬撃を送る技だな」
 「魔力は使ってないんですか?」
 「あぁこいつは元々人間の体内にある〈気〉って言うのを使ってる、だから体力の消費を抑え魔力の方は一切使わない、これを修得するには気を知らなくてはいけない」
 「〈気〉初めて聞きました」
 「気は俺が旅をしていた頃に東の大陸《和》の民族が使うもんだからな、殆どの人はこいつのことを知らない」
 「じゃその剣技もそこで覚えたんですか?」
 「元々俺はソード普通の両刃の剣を使っていたんだ、その頃は剣技というか素振りと刺突、薙、振り下ろしぐらいしか出来なくて相手の動きを読み剣を振るうという戦い方をしていたんだ、そしたらある冒険者に戦いを挑まれ戦ったさそいつは《和》の人間で両刃では無い《刀》というものを使って挑んできた、その刀は切れ味に特化し俺らが使っている剣だと出来ない様な技を連発してきたさ、だから俺はそいつに剣技を教えてもらおうと和まで行ったさ」
 「負けたんですか」
 「あぁ手も足も出なかった、そして和に着いたらそいつのところへ行き約三年教わった、そして俺はこの剣術を教わったって事だな」
 「そんな強い技が」
 「お前がこの技を覚え切れたら俺がお前にプレゼントをやろう、こいつは俺の相棒みたいなものだ」

 師匠からのプレゼントなんだろう?

 「頑張ります」
 「よし、頑張るか
 ならまず気を感じないとな、お前は気を感じることができないと思うから俺が強制的に気の門を開ける、こっちへ来い」

 師匠は僕の背に手を付けた
 次の瞬間身体中を電撃の様なものが走った
 次の瞬間辺りの景色が変わった
 いつもの森に変なオーラが浮かんでいた

 「見えてるか、なんか周りに変なの浮いてたら成功だ」
 「見えます師匠の体を覆っている膜みたいなのが」
 「成功だな、一つ言うがお前の体から相当の量の気が溢れているだからそいつをコントロールすることができないと使い物にならない、
お前は気を自由に使えるように毎日使うこと、剣の基礎である素振り百回これが今日からの課題だな」
 「分かりました!!」

 気の発動そして素振り百回
 素振りは可能として気をどう使うか、魔力とは違うのかな

 「師匠、気は魔力とどう違うのですか?」
 「気はな確か心臓から溢れる生命エネルギーだった様な、だから魔力なら身体中や体外から感じることができる気は心臓に溜まるから、そこら辺を意識したら出来ると思うぞ」

 今に始まった事ではないけど適当だな

 心臓、心臓、これかなこの心臓のあたりを暖かく留まっているのが魔力とは違うな
 なんて言うんだろうすごい溢れ出そうな

 よし今日から日課が増えました
 瞑想、魔力の形状やら重さやらのコントロール、気のコントロール、素振り百回

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