僕が頂を手にするまでの物語

黒炎の堕天使

第一章 訓練

 翌朝早朝五時ごろに起きると、ジータさんは既に庭のほうで素振りをしていた

 「おはようございます」
 「早いな、まだ眠いだろ」
 「えぇ昨日遅かったんで、けどあまり寝付けな かったんです」
 「そうか、残り三十分経ったら素振りは終わるから、待っててくれ」

 ジータさんは木刀をそれから振り続け彼は瞑想を始めた、彼のオーラ?によりあたりの木の葉を舞い上がらせた

・すごいな、あんな優しい気を発するなんて・

 それから約十分くらい瞑想をしていた、僕も見よう見まねで精神統一をして昨日の会話で出た魔力の感知とやらをやってみようと試みた
体内を循環するオーラを意識して、想像力を膨らます、ジータさんの場合体の周りに気を纏うような感じだった、体に羽織るような意識をし目を閉じた、自然と一体化そして魔力を感じる

・あった!これだ体の隅々まで行き届いているこの感じをもっと意識して・

 その頃ジータさんの瞑想は終わり、一人黙々と瞑想をし続けるシンを眺めていた

 (観ただけでこれか、鍛え甲斐があるな、オヤジとも相談しなきゃな)

 自分一人の世界へ旅立ち約小一時間が経過した頃ジータさんに現実世界に戻された

・感覚は掴めたからあとは学習あるのみだな

「リウス凄いな鍛え甲斐があるぞ」
「ジータさんのは凄く優しい気がしました、見よう見まねですが」

・こう言われると照れてしまう、これからももっと強くなるために頑張らなくちゃ

「リウス、ウォーミングアップやるはずだけどどうする?」
「少し森を走ってきていいですか?」
「いいが、あまり奥に行くんじゃないぞ、体力も考えて走れよ」
「分かりました、森の地図なら殆ど頭に入っています、一応数日程度なら大丈夫です」
「そうか本当に気をつけろよ、その間にオヤジとメニュー考えとくは」
僕は行ってきますと言い森の方へ走っていった
・今日は奥の方へ行ってみよう

 僕は最短ルートを駆け抜けていった

・いやぁ懐かしいな、確か近くに神木があったな・

僕はこの森の中心部に位置する神木へと向かっていた

・あと少しで着くな・

 森の中心部の開けたところに到着すると前とは違う光景がそこには広がっていた、枯れ果てた草木すでに朽ち果て他の木々をなぎ倒している大木その光景を見た瞬間一番に心配したのは神木の存在だった、そこには到底神木とは思えない神々しさを失ったあと少しで枯れそうな木があった

・やばい、どうしよう神父なら・

 神父に対する信頼故か謎の神父ならこの現状を打破できる期待があった、そのため僕は孤児院めがけ全速力で駆け抜けていった
 孤児院に着くとちょうど神父とジータさんが僕の帰りを待っていた

 「おかえり」
 「ハァ...ハァ...神父...神木が大変です」

 僕は重要なことを伝えその場で屈む

 「どうした、今回復魔法掛けてやる」

 僕の体を淡い光が包み体力が回復していく

 「もう一回説明してくれ」
 「神木が枯れて森の中心部が大変なんです」
 「枯れていたのか、それは本当だな」

 僕は頷いた

「ジータ全速力で行くぞ」

 神父の空気が変わり、深刻をさを物語っていた

「僕も行きます」

僕達三人は全速力で中心部まで向かった

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