僕が頂を手にするまでの物語

黒炎の堕天使

第一章 来客

 僕が神父から話を聞いて約一カ月後ある人がこの孤児院を訪ねてきた
 彼は身長が高く服装は皮の装備で武器はロングソード、きっとそのロングソードは本武器ではないきっと予備武器だ
 剣の刃こぼれが多く安いタイプ量産型の剣だ
 きっと何か事情があるかもしれない
 そして彼は孤児院でお世話になった先輩冒険者のジータさんだ
 彼はAランク冒険者だしかしこの頃パーティーメンバーを亡くしたせいで引退をしこの孤児院を手伝ってくれるそうだ

「よお坊主でかくなったな、今何歳だ」

 彼は僕に急に話しかけてきた、僕は流れにまかせ

 「十歳」
 「そうか、ならオヤジから話は聞いてるな」

 彼はそういいオヤジと言いながら神父を見つめていた

 「あぁ、一ヶ月ほど前にな」
 「そうか、じゃあ連れて行ってもいいか」
 「きっと、リウスもそれを願うだろう」

 神父は少し迷いがあるかのように小さい声で答えた

 「よし坊主明日の朝一に出発するぞ」

 僕の目の前で急に話が進んで行き困惑していた
 それにさっき名前教えたのに
 いや僕の名前を言ったのは神父か

 「どこに行くの?」
 「それは行ってからの楽しみだ、まぁあまりいい気はしないと思うが...」

僕は何が起きるか疑問に思いながら明日出発することを決めた

今日はジータさんが孤児院に泊まることになった、みんなで食事をしながら一つ疑問に思ったことをジータさんに訊いてみた

 「ジータさんはどう言う関係なんですか?」
 「俺か?七年ほど前にお前をここに連れてきた冒険者だよ」
 「あっ、ありがとうございます」
 「いいって、いいって今日はお前さんと話もしたくてな」
 「話?」
 「あぁ、単刀直入に訊くお前は強くなりたいか」
 「...」

 僕は少し思考が停止した、僕は強くならならないといけないだけど今の僕に可能なのか
 僕の決めた強くなるは他者を守るための強さだ、もしジータさんの言う強さと反した場合教わるのはやめようかな
 答えは出なかった

「まぁ明日の夜まで答えをくれ」

 そう言うとジータさんは食器を片付け自分の泊まる部屋に向かった
 神父は僕の目を見て

 「自分のしたいようにしたらいいさ、極力力は貸してやるよ、だが無理なら辞めておけ」

 神父は今まで表したことの無いような口調で話して来た
 だがこの言葉で僕の決心はついた
 僕は一言ありがとうございました、と告げ寝ることにした

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ジータは過去のことを思い出していた

 俺はオヤジの手伝いである村の村長と話をすることになっていた、俺は軽装備で孤児院を出発して約三時間程度でついたその村は農作物がよく育つ土地で皆が飢えることのない、まさに理想のような村だった、だが俺が村に着いた頃には村には家も畑も皆荒らさられていた、道に染み付いている数ある血痕が悲惨さを物語っていた、まだ生き残りがいるかもと村中を駆け巡っていると一人の男の子が道端でで倒れていた
 幸いまだ息はあった、だがここ近辺の村は最短でも約二、三時間このこの命が持つかわからない、俺は荷物入れにあった非常用の回復ポーションを彼の口に含ませると急いで馬車に乗り近隣の村まで走らせた
 その子は命に別状は無いことが分かり俺が元いた孤児院に預けられた

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 魔人に破壊され殺された村の住民たちあの悲惨な光景を未だに忘れることができない、できないと言うより忘れるなと脳が訴えるように拭いきれない、俺はあの日から数日村近辺を冒険者たちと捜索しまくったさ、あの騒ぎの原因を突き止めることはできた<魔人>だやつを数十人で襲っても深傷を負わせることしかできなかった、だから後悔している中途半端な力で勝てるはずがない、だから修行し奴の手掛かりを追っている、いずれあの子も知ると思う奴の本当の恐ろしさを....
 俺は深い眠りについた

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コメント

  • 如月 薊

    文章の構成が凄く上手だと思います!
    続き投稿されたらまた読みに来ます!
    これからもお互い頑張りましょう!
    あともし宜しければ僕の作品も読んでください!

    1
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