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同志スターリンは美少女です!?

蛇に足

3話 ソビエト連邦(腐った納屋)を改築しましょう







1935年8月。


私の国家方針と、部下の努力により大分ソビエト連邦が持ち直してきました。私は今、クレムリン宮殿の私の執務室にトゥハチェフスキー将軍を呼んでお話をしているのです。




「して、同志トゥハチェフスキー。同志に任せておいた赤軍機甲師団はどうだ?順調に訓練は出来ているか?」


目の前の人物。赤軍の至宝、ミハイル・トゥハチェフスキーは答える。


「はい。勿論です。同志スターリン。潤沢な予算と装備のおかげで日々練度向上に邁進しています。他にも戦闘食の改善等もしていただき兵の士気も益々高くなっていますよ。」


「そうか、それは良かった。予算を多めに割り振った甲斐があったというものだ。」


そう、私はこの当時何処の国でも酷い戦闘食を何とかして改善させたのだ。本当にこれには苦労したが、栄養価も高く、味も美味しいドライフルーツや、何とボルシチの缶詰めまで開発させた。飲料は水だが。後は新たに補給大隊を設立したりした。補給大隊には専用の輸送トラックを配備させていて、一大隊だけで、一師団分の一週間分の食料を運べる。弾薬も然りだ。他にも、ロシア大陸を横断しているシベリア鉄道を延長して国内の路線を増やしたり、一部の都市部や沿岸都市ではバスも運行させた。これも全て国が補助金を出して始めさせた。これでソ連のインフラの悪さも少しは改善したと思いたい。


「はい。本当に同志には感謝しています。」


「そうか、私もこれからの戦場では戦車と自動車等が活躍すると睨んでいる。あの機動力は素晴らしいものだ。ここだけの話だが、次期に新型の戦車の配備が決まっている。勿論、同志トゥハチェフスキー率いる軍団には優先的に回すよう便宜を図ろう。」


実際、戦車の開発にも力を入れさせている。既に、今年中にBT-7軽戦車、T-28中戦車の生産に取りかかっている。最も、T-28については私の指示で多砲塔にはせずに単砲となっている。それには防御力の向上が理由だ。多砲塔の欠点として、どうしても装甲が弱くなってしまうしその分弱点が増える。これでも勉強したんです。元はしがない日本の社会人なのでそんな戦車とかに詳しい訳無いですから、暇を縫って勉強しています。他にも政治とかしないといけないし・・・・神様はどうして私をスターリンにしたのですか?そして、ソビエト連邦をどうしろと?まあ、なったからにはソビエト連邦を最後まで守り通しますが。


「それは、大変ありがとうございます。同志スターリンにはいつも便宜を図ってもらって・・・・申し訳ないくらいですよ。」


「別に構わない。万が一戦争にでもなって真っ先に敵と当たるのは主力の機甲師団なのだからな。その分金は掛けるというものだ。だから、装備も自ずと最新になる。最近は極東・・・主に満州-ソ連国境が怪しくてな、そちらも増強しているのだ。まあ、幸いにも日本とは比較的マシな関係を保っている。先日も日本との交渉が成功してこちらに海軍技術者を招くことが出来たばかりだ。これで我が国でもついに戦艦と空母を建造出来る。」


「それは大変目出度く思います。また、このロシアに海軍が復活ですか・・・・」


「ははは、そうだな。最も、既に海軍は設立したが・・・そこに主力艦が重巡洋艦しか無いのでは少し心許なくてな。そこで我が国でも国産の戦艦と空母を建造しようというのだ。」


「それは、私も一度この目で見たいものです。」


「何。そのうち見られるだろう。」


「そうなると良いものです。」


「さて、長話もなんだ、そろそろ軍に戻る頃では?」


「ああ!そうでした!同志スターリン、私はここで失礼します。」


「うむ、それではな。」


と、トゥハチェフスキーが退室したところで入れ替わるように内務人民委員長のゲンリフ・ヤゴーダが入室してきた。


「同志スターリン。失礼します。」


「うむ。それで、ヤゴーダ。私に何か?」


「はい。同志スターリンより前々より仰せつかっておりました、内部清掃の終了を報告致しました。えっと、政府の起訴拘束人数は総計でおよそ2000人に上りましたが、平行して行われた共産党員の誘発で相殺は出来ていますので国政に問題はありません。」


ふぅ、これでようやく一息つけるか。とは言え、まだまだ十分ではない。国内の不満分子は一掃したとは言えまだ、対ドイツ戦に向けての要塞線の構築が完了していない。フランスのマジノ線に視察に行かせた技術者には設計をさせている。後はこれをドニエプル川に沿って建設する。他にもミンスクやキエフ等にも要塞砲を配備している。また、ドイツの戦車対策として対戦車砲の開発にも支援をしている。主に金銭面や資源面でだ。


「ふむ、ご苦労だ。次は国外に派遣するための諜報員育成を行ってくれ。そして、終了したら次の通りの国に派遣することだ。」 


私はそう言いながらヤゴーダに書類を渡す。そこにはアメリカ合衆国、大英帝国、フランス、ドイツ、大日本帝国、中華人民共和国、中華民国と書かれていた。他にも中小様々な国名が書かれていた中の主要国だ。イタリアに関してはお察しの通り、放置だ。あそこはほっといても自滅する。


そうしてヤゴーダを下がらせて次は問題の農業に関して総合産業委員部(全ての産業系委員部を纏めたもの)から説明を受けることになっている。

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コメント

  • ユウ・カジマ・スカーレット

    前のエピソードから口調が男っぽくなっですな

    0
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