現代社会も魔のつくものが居るそうです

kurono Alice

第4話

本文を読みやすくしてみましたがどうでしょうか?


夢を見た…いつも見る夢だった…

雄々しい翼を広げた巨大な蜥蜴のような龍が無数の鎖に四肢を繋がれ、胸を割かれて心臓のようなものに管が繋がり脈打ってる。
そしてその管は俺の心臓があるはずの場所に繋がっていた
そして、何かを話した後鎖が砕け散り解放された龍の顎門あぎとに喰らわれる

その瞬間に
目が…覚めた

「はぁはぁはぁ…また、あの夢か…最近見なくなってたのに龍脈に近い場所に来たからか?とにかく朝食を食べて学校に行かないと」
さっきの光景がフラッシュバックするが、それを振り払いリビングへと向かう

リビングに向かうと朝食が配膳され父さんがレポートのようなものを書いていた俺に気づいたのか
「おはよう裕也」
と、挨拶された
「おはよう父さん」
と返して朝食を取ろうと席に座ったら父さんに質問された
「裕也お前寝る前に薄っすらとした炎みたいなものを見なかったか?」
炎?なんのことだろう昨日の夜寝る前に炎を見た気がするが…
「見たよ」
と正直に答えた
「本当か?なら色は覚えているか?」
色は何色だった?炎を見たのは覚えている炎なら赤とかオレンジか?だけど、それは違うと直感していた
「ごめん、覚えてない炎を見た記憶はあるけど」
「そうか、ならいいんだ」
そういうと父さんは安心したように話し始めた
「あの炎は、ウィスプのようなものなんだ自分を覚えている人に取り付き、魔力量を食って生存する魔法生物なんだ。あれがいるところは、過去にとてつもない無念を抱えていて、なおかつ霊としての格が高いものしかなれないんだ例えば、偉人やとてつもない運命に巻き込まれたものとか魔力量が多過ぎた魔術師の死後とかね。淀みのせいでいつも寝てる霊が出てきたみたいだ…さっさと終わらせてスローライフしたいなぁ〜」
また、父さんがバカなこと言ってると思い、サッサッと準備して学校へ行くことにした
「それじゃあ父さん行ってくるね」
「裕也、行ってらっしゃい」
そう言われた後、家から出る
流石に昨日歩いた道は忘れていなかったようで、今日は迷うことなく学校へ行く事が出来た。
転校して初日だから職員室に向かう
「確か職員室はあそこだよな」

コンコン
「すいません、今日から転入してきた高等部2年の藤崎裕也です…川崎先生はいらっしゃいますか?」
そう職員室に入ったところで声をかけるとここだーという声が聞こえてきたので、そっちに行くと筋骨隆々の50代くらいの男の先生がいた。身長は190メートルはあるだろう…なんだろうこの村の人はみんな背が高いのか?と考えていると
「君が藤崎くんだな、高等部の担任を務めている川崎だ今日からよろしくな」
と言いニカッと爽やかな笑みを浮かべて手を出してきた。多分握手を求めているのだろうなので、こちらも手を出すと痛みを感じるレベルでギュッと握ってきた
「痛い痛いです先生手が変形しちゃいます」
「すまんな少し力が強過ぎたようだそれはともかく教室に行くぞ」
と言われたのでついて行く。


ウィスプさん、地味に重要なものです主に主人公の強化に
中途半端ですが、ここまでです明日には次の話を出そうと思います

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