言葉の欠片

一榮 めぐみ

祈り

 僕はひとりじゃなかった。


 見えないものでつながっている


 たくさんの命、たくさんの魂。


 体はひとつだけど


 僕を見ている人が、ものが、たくさんある。


 誰かのために生きるのはそんなにおかしなことですか


 僕はずっとずっと、誰かのために生きて来た。


 これからもきっとそう。


 それは、向こう側にいるキミが


 僕を守ってくれているから。


 僕はバカだから


 キミには苦労をかけているよね。


 知らない人はね


 僕を見て笑うだろ


 僕を見て憐れむだろ


 でも、僕は生きている


 命は、与えられているものだから


 感謝をして


 生きていこう。


 僕は許すだろう


 僕は祈るだろう


 言葉は届かないから


 祈る


 ありがとう


 ありがとう


 言葉は、紡がない。

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