世界から拒絶された能力者

タンク

クエストスタートー!!

現在時刻11時

シェル(そろそろお昼頃だし、お昼ご飯作ろっと。食材とかは好きに使って良いって言われてるけどなるべくは使わない方が良いよね)

シェル(子守りをしながら、ご飯は難しいと思うから取り敢えず片手で食べられるものにしよう)
 
シェルは早速サンドイッチを作ることにした






20分後


シェル「よし、出来た。女性だし、野菜中心のサンドイッチにしたけど、どうだろなー」

シェル「クーラさんお昼できましたよ」

シェルは赤ちゃんの世話に苦労しているクーラさんに声をかけた

クーラ「ちょっと待って、今赤ちゃんに手一杯でご飯食べられそうに無いからそこに置いてて」

シェル「はい。分かりました。サンドイッチだから片手で食べられると思いますけど・・・」

クーラ「えっ!サンドイッチ!私の好物だけどうちにそんな材料あったかしら?」

シェル「ああ、いえ、丁度材料は僕が持っていたから大丈夫ですよ」

クーラ「ええっ!そんな悪いわよ。お金払うわ」

シェル「いえ、ですから、たまたま僕が持っていた材料ですから、気にしないで下さい。それよりも僕が作ったサンドイッチ食べてみてください。赤ちゃんもちょっとの間なら見れますし」

クーラ「そ、そう?何か悪いわね。じゃあ赤ちゃん任せるから何かあったらすぐ言いに来てね」

シェル「はい。任せてください」





暫く赤ちゃんと遊んでいると、クーラさんが帰ってきた。

クーラ「いやー、あのパリパリのレタスにチーズが合ってとっても美味しかったわ。ありがとうね」

シェル「いえ、どういたしまして。それよりも赤ちゃん良い子にしてましたよ」 

クーラ「へー、そうなの。私以外にこんなになついたの初めてだわ」

シェル「はは、それは嬉しいですね。さてとそれじゃあ、掃除に戻ります」

クーラ「ええ、ありがとうね」












お昼時から、6時間ほど皿洗いや部屋の掃除、赤ちゃんの子守りなどをしていた

現在時刻18時

シェル(はー、大変だけど、ここの人は良い人だから全然苦にならないな)

クーラ「シェル君、そろそろ上がって良いわよ。はい。報酬」《3500ギル》

シェル「はい!それじゃあ、ありがとうございました」

クーラ「ところでシェル君」

シェル「はい?」

クーラ「あなた宿取ってるの?」

シェル「・・・はっ!」

クーラ「ふふ、その顔はとっていない顔ね。まあ、良いわ。私の友達の宿を紹介してあげる。これは今日の貰いすぎた恩返しってことで。また来てね」

シェル「はい!ありがとうございました」





シェルは、貰った地図と紹介状、報酬を手に紹介して貰った宿に向かうのだった


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