世界から拒絶された能力者

タンク

追放

母さんに連れられ、食堂につくと家族のほとんどがいた。

サルバ(父さん)「きたか、取り敢えず席につきなさい。お前にとって大切なことを話す」
シェル「はい」

僕が椅子に座り、馬鹿四人組を見てみるといつもは不機嫌になるのに今日は笑顔だった。 
 
サルバ「では、皆揃ったな。取り敢えずご飯を食べながら話を進めよう。」

父さんにそう言われ皆ご飯を食べ始めた。

サルバ「・・・シェル、これはとても言いにくいことなんだが・・・」
シェル「何?」
サルバ「実は・・・」
マルク「ふん!お父様そんなに言いにくいなら僕が言ってあげますよ。お前はもうこの家から出ていけってな!」
シェル「・・うん?どう言うこと?」
サルバ「・・・すまん、シェルこの家から出ていってほしい。理由としては、頭が良いお前だからわかると思うが」
シェル(ああ、成る程。貴族から魔不病の子供が出たと周りの貴族に知られたらこのいえ自体の尊厳に関わるし、これは考えすぎかも知れないけど盗賊とかに狙われやすくなって、身代金とか要求されるかも知らないからな)
シェル「・・・分かりました。では、いつまでにここを出ていけば良いですか?」
カーラ「そんな!シェルそんなこと言わないで、ずっとここにいてよ」
サルバ「やめろ、カーラ。シェルはここから出ていかないといけないんだ。いつまでに出れば良いかは、お前が最低限の生活するための魔法を覚えたらにしよう」
シェル「分かりました。何を覚えるんですか?」
サルバ「それについてはこちらから家庭教師を雇っておいたから後で、裏庭に行きなさい」
シェル「分かりました。では」

僕はご飯を食べ終え、母さんにはとても悲しそうな顔をされたが裏庭に行くことにした。

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