世界から拒絶された能力者

タンク

手紙 脱出

そこからさらに一年が経過し、やっと能力の全貌がわかった。
簡単にまとめると、、、






想像した空間と物質を創造することが可能
能力の使用には多大なエネルギーが必要
知識次第でエネルギーの削減が可能
エネルギーはどこまでも貯めることが可能
一度造り出した物質を吸収し再びエネルギーに変換が可能






能力の全貌が分かったときすぐに能力を使用し、両親の現在地を探ろうとしたがヒットし無かった。恐らくもう両親は死んでいるのだろう。
しばらくはそれで泣いていたがくよくよもしていられないので私はこの病院からの脱出を決意した。
行く場所はじいちゃんの家だ。
まずは能力で全身を別人に変えて、ばれないようにし人通りが多くなる昼頃に病院から逃げ出した。
あとはもう簡単だ。
能力を使って車と自分を風景と同化し、透明人間のようになったら車にのって向かうだけだ。










じいちゃん「うーい。うん?誰じゃ?」
朱「あっ、ごめんこれじゃあ分からないよね。」

再度能力を使ってもとに戻す

じいちゃん「おー!孫だったか。そんなことも出来るんじゃな。」
朱「うん。そうだよ久しぶり、、、、、じいちゃん実は今日来たのは頼みがあったからなんだ。」
じいちゃん「、、、ああ、なんじゃ?」

これを言ったらじいちゃんを巻き込んでしまうけどこれ以上大切なものを失わないためには必要だ

朱「すう、はあ、、、、じいちゃん俺に稽古をつけてくれ!」
じいちゃん「、、、、、よし!良いじゃろう。稽古をつけてやる。ただし、弱音をはくんじゃないぞ」
朱「当たり前だ」

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