冬の稲妻

ブラックベリィ

042★サービスは必要です

 その可愛さに、秀人はクラクラしながら、スッと雅美の秘部に指を再度、入れ込んだ。

 まっ、いっか、今回は。
 一瞬でも、口でやったんだし……………。

 他にも……雅美なりにしてくれたしなぁ……………。
 さいこぉーな……気分になれたしなぁ…………。

 雅美の口や舌の感触を思い出し、舌なめずりをやめられない秀人は、次にもしてもらえるようにと、サービス精神で濃厚な愛撫を雅美に施していく。

 「……あ…秀人くん…
  怖い……落ちてくぅ…
  落ちてくぅ……………」

 自分に縋るようにして、意識を落として行く雅美のイク瞬間の陶然とした表情に、秀人はにやにやしてしまう。

 可愛かったなぁー……可愛かったな……雅美なら……性別なんて……関係ないな。

 今まで抱いた快感に貪欲なおんな達と違って、初々しくて可愛いなぁ雅美は。

 秀人の手淫でもって落とされた雅美は、カックンと意識を奈落の底に落とされていた。

 「ああ、そうだな
  雅美のコレも

  舐めておいてやった方が
  いいかな?」

 機嫌のいい秀人は、手に着いた雅美のモノを舐め取り、ペロッと唇を舐めてから、雅美の男の子を口に含んだ。
 丁寧に舐め上げた秀人は、雅美の躯を観察し、いじくる。
 が、雅美が起きないことがわかったので、秀人はその躯を抱き込んで、夢殿への扉をくぐることにした。

 うーん、スッキリした。
 嫌なことは忘れられるし、気分は良いし。
 うざったいことは一つ消えたし。
 ………はぁー……ふっ………雅美、可愛いやつだな……。

 すっと雅美の唇に軽い口付けを落とし、秀人は力を失った躯を腕に幸せだった。





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