異世界でチートしてるそうです

時雨古鷹

第一次王都決戦

 俺はまっさきに敵陣の真ん中に転移した。その手には二本の剣が握られており、表情は怒りに燃えたように赤く染まっていた。俺は王に心意で援軍はいらないと、おくった。

 敵兵は、俺の神威に震え千ばかり兵が逃亡した。そんなのは、関係なかった。俺は叫んだ。

「この国に攻め込みたい奴は、俺が殺してやる!」

叫んだら敵兵がこんな子供に国の守りを任せて、王も馬鹿だなというようにケラケラ笑っていた。俺は一万の兵を一瞬で殺して総大将に一騎打ちを仕掛けた。総大将は女でリンと名乗った。

 リンは長刀を振りおろした。俺はそれを両方の剣で受けとめ、リンの後に風素を展開して剣には炎を宿した。
 リンは恐怖のあまりに後に下がった。だがそれりはやく

「バースト!」

と叫んでいた。リンの体は吹き飛ばされて首を切り落とした。


王は驚いたが、やはりお前は強いなと言い残し部屋に戻っていった。

 俺は国の英雄になった。






次回 英雄再び

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