乙女ゲー転生は心臓に悪いのです!

亜希野くるり

××第十四"後編"×× ××消えた御茶会××

…ここは…?
声がまた出ないや。
地面には水が…広がってる
そうか。どこかの空間に閉じ込められたんだっけ

また…私は…

「ざいあくかんなんて、もつものじゃないよ。おねーさん」

ハッと後ろを振り返る
短髪で髪色は茶色。目は…鮮やかな緑

「どーも!わたしは…ろぜさまのつかいのもの!めろーくです!」

メローク…か
何処かで聞いたことが…

「…っ!?」

「あー、それいじょーかんがえちゃ…めっ!だよ?」

「…あの人の事知りたいんだ?」

数秒間黙っていたメロークの声が急に変わった

「二重人格ってやつだよ。私は、裏の人格、マーサ。」

「可哀想に。女王様ったら声が此処では出ないのね。…此処は貴方が創り出した世界…私達は作られた者…」

…私が…作った…
どーゆーことだぁ…?

「…雪氷…だったっけ…?あいつ、いつの間にあんたを奈落へ落とそうと考えてたのやら」

奈落…?意味が…分からない!

「…女王様、自分が無理をするほど時分にもたらす影響は不幸だけだよ。」

…マーサが言っていることは正しかった
いつもいつも無理してばかりじゃ駄目なんだ

「…ありがとう。マーサ」

「声が出せたんなら、行きなさい、女王様!」

「…うん!」


「あらあらあーら?随分ズタボロじゃぁなぁい?そぉんなに戯れじゃれあったのが身にきたかしらぁ…?」

「うるっ…さいな…!俺は…あいつを…守りたいだけっ…」

守る…
奈落へ…落とそうと考えてるって…マーサが…

もう、駄目だ抑えきれない
ごめんなさい。
カミサマ
赦して…ね?

「…それにしては…いいえ何でもないわ♪…あら?」


「…もう…やめてよ…やめて…お願いっ!」

「あらあら…」
「…まさか…」

「覚醒…しちゃった?♪」

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