乙女ゲー転生は心臓に悪いのです!

亜希野くるり

××第十四話"前編"×× ××暴かれた御茶会××

ひたすらに木々を駆け抜ける
自分では何故、雪氷にぃに反抗してしまったのか分かっていない。
(…どうして…こんなことに…)
ふいに出た涙を拭う

(南の森へはそう遠くないはず…このまま走りきれば、この森を抜けて南の森への入口がある…)

ガッ
「痛ったぁ…」
豪快にコケてしまう。どうやら膝に擦り傷が出来たようだ、
「どーしよう…」
すると

「あはっ!こんなとこまで走ってくるなんてかなり耐久力あるのねぇ」

ロゼだ。

「しぃーっ。よぉくロゼの話、聞いてよねぇ?あはっ!」

「今からぁ、ロゼの御茶会ハウスに空間移動しまぁす!その時にぃ、ロゼに捕まってないとぉ身が…引き裂かれまぁす!あはっ!」

「ハイテンションだね…」

「あはっ!あったりまえでしょぉ?オトモダチと一緒に遊べるんだものぉ!んじゃ〜く〜かんまほ〜!出てこい!」

「わぁっ」

目の前には禍々しい紫色の空間が出来た

「いくよ。手、繋いで?」
「あ、うん!」

御茶会…何をするんだろう…
「霜!そっちは!?」
「い、いない…」
どこに行ったんだ…

そういえば、行ってたな。えぇっと確か…

「ロゼ…」
「ろぜ?」

昔誰かに聞いたことがある。

ロゼという女は空間魔法を使って
夢で会った人と御茶会をするらしい
御茶会では秘密事を話してもらえ
得したり損したりする…
ロゼは南の森のどこかの洞窟に家があって
その家はかなり改築されている…

「霜、今すぐだ。南の森へ行くぞ」
「んー?分かった!」

「この紅茶…美味しい…!」
「そうでしょ〜?白桃の紅茶よ〜!」
美味しそうなクッキーやケーキ…
お、美味しそう…!!

「ところで…どうして私をここに?」
「秘密を…教えてあげるの♪」

「秘密…?」

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