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勇者なしで魔王討伐 ~チートと愉快な仲間と共に~

夏季

25話 最強の幹部

「ガーベッジを倒したのはお前らか?」


急に空から落ちてきたオッサンは頭をポリポリかきながら聞いてくる。俺は家を壊されたことに怒ろうかと思ったが何故かそれが出来ない。さっきから声が出ないのだ。周りのみんなもさっきから黙り続けている。あのカエラでさえもだ。多分あのオッサンに対する恐怖のせいであろう。オーラが他の人とは全く違うのだ。


「おーい、無視か?」


オッサンは呆れたような顔で俺らのことを見る。そろそろ答えないとオッサンの機嫌を悪くしてしまうかもしれない。だが、やっぱり声が出ない。そんな中レイが一歩前に出た。


「僕達だよ。ガーベッジを倒したのは」


そうレイが答えるとオッサンはまたニヤッと笑う。


「やっぱりそーだったか。まぁここじゃあれだ。場所を変えるか。」


そう言うとオッサンはボソッと何かを唱えた。すると、俺たちの立っていた地面が浮いて、城壁の外へとものすごい速度で追い出された。


「な、なによこれ!」
「あのおじさんの魔法ニャ……」
「む、底がみえん……」
「に、逃げた方がいいんじゃないですか」
「逃がしはせんよ」


俺達が国の外にだされてすぐにオッサンはとんできた。


「お前ら、今から俺と勝負だ」
「嫌ですわ、なんで初対面の人とケンカしないといけないですの」
「もう分かってるだろ。俺は魔王の幹部の一人だ」


やっぱりそうか。ガーベッジの名前を出してきた時にすでにほぼ確実に魔王の幹部だとわかっていたが。ガーベッジとは桁が違いすぎる。


「俺は魔王の幹部の一人、ガルスだ。言っとくが俺は幹部の中で一番強いぞ。」


こうして魔王の幹部【ガルス】との戦いが始まった。

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