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勇者なしで魔王討伐 ~チートと愉快な仲間と共に~

夏季

20話 ガーベッジ戦後

魔王の幹部【ガーベッジ】を倒した。


「やったわね!」
「ふぅ、もう復活はしてこないな」
「僕達の勝利だ!」


皆それぞれ抱き合って喜んでいる。泥だらけだがいい光景だ。もちろん、俺の方には誰も抱きつきに来ないが。


「僕が抱きついてあげようか?」
「いや、男とハグして何がいいんだ」
「ハハッ、それはそうか」


レイが俺に気をつかって話しかけてくれたが、こいつにも何故か誰もハグしにこない。こんなにイケメンなのにな。


俺達は喜びあった後、学校に戻った。帰り道はガーベッジが居なくなったせいか魔物がわんさかでてきた。だが、ガーベッジに比べると可愛いもんだ。軽く倒してすぐに森を出た。


学校に着くと校長が心配な顔をしながら待っていた。
俺達のことを見るとすぐに駆けつけてきた。


「大丈夫じゃったか!?」
「へーきだよー」
「怖かったですが大丈夫でしたよ」
「そーか!じゃあ倒したんじゃな?」
「うむ、怪我もほとんどしなかったぞ」
「これもフェアリーブレスのおかげですわ」


その事を聞くと校長は安心したのかいつもの顔に戻った。それにしても今回は本当にフェアリーブレスが役に立ったな。これがなくても勝てはしただろうが大怪我はおっていただろう。今後もフェアリーブレスの活躍に期待だ。


「お前達本当によくやった。勇者なしでこんなにすぐ勝つとは思わんかった。しかもほとんど傷もおっておらん。大したものじゃ」


珍しく校長が褒めている。皆もこれにはうれしそうだ。


「よし、明日は宴じゃ!皆で勝利を祝うぞ!」
「さすが校長!やる時はやるじゃない!」
「よし、カエラ!明日は飲みまくるぞ!!」
「そうね!楽しみだわ!」


よっしゃ!無料で飲めるなんて最高だ!早く明日にならないかな。
その後、校長に幹部の事などを少し話し、ちょっとだけ報酬をもらい解散になった。報酬はまず10万円もらった。明日正式な報酬を貰えるらしい。


その帰り道、俺はいつも通りカエラと帰った。
今日は魔王の幹部を倒せたからか、カエラはいつもよりご機嫌だ。
しばらくすると、俺達が前に通っていた居酒屋があった。ここに通ってたせいで金が無くなったんだよな……。


「ここ美味しかったわよね」
「うん、そうだな。でも金がないからもう……あ、今日金もらったよな!またいけるぞ!」
「本当だわ!忘れてた!明日まで待てないし少し早めにお祝いしちゃいましょ!」
「そうだな!10万円もあるんだ、少しぐらい平気だろ!」
「ジン、これは報酬の中の1部よ。明日もっとたくさんの報酬を貰えるのよ。今日10万円全部使っても平気よ!」
「そうだな!さすがカエラだ。今日は宴だ!」


俺とカエラはそう言ってその店に入った。今日ぐらいハメを外してもいいだろう。


「店長!この店で1番高い酒を」
「私にも!それから料理もじゃんじゃん持ってきて!」


その後夜が空けるまでひたすら俺達は飲んだり食ったりした。

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