勇者なしで魔王討伐 ~チートと愉快な仲間と共に~

夏季

7話 メンバー紹介

今から自己紹介だ。前の席の人から順番に行われるらしい。初日に来れなかった俺らのためにってことで行われるが、これはとてもありがたい。


「じゃあまずは僕からだね。
僕の名前はレイだ。得意なのは魔法かな。
特に爆発系と光属性魔法が得意だ。
これからもよろしくたのむ」


この金髪のイケメンがレイだ。
唯一の男子だから仲良くしたいと思う。
ちなみに、校長によると成人女性に好かれやすいらしく、レイも大人の女性が大好きなのでここいにいる若い女教師には全員手を出してしまったらしい。




「次は私だねー、私の名前はハル
得意なのは補助魔法と治癒魔法かな。
よろしくね!」


この緑の髪のショートヘアの子がハル。
とても元気な子だ。この子は見た目によらず食いしん坊で、体力測定が終わった頃お腹がすいて第一校舎の近くにある食料倉庫の中のものを半分も食べちゃったらしい。なぜそんなに食えるのかはお腹に秘密があるらしいが、今は置いておく。
ちなみに胸はそこそこ大きい。




「うちの番だニャ
うちはマロンだニャ、接近戦が得意だニャ
よろしくニャ!」


この子は獣族のマロン。茶色い耳と尻尾がついている。このクラスで1番小さく見てて癒される。
この子はSクラスでは珍しく問題を起こしてない生徒だ。早くあの耳と尻尾に触りたいな。
胸はそこそこ大きい。




「む、次はわたしか。
私はセン。剣を使える。よろしく」


この青紫のポニーテールの子がセン。
ここら辺では見ない細長い剣を使っている
いたって真面目そうだが、いや、普段は真面目なんだが、戦いになると豹変するらしい。剣の技術を見る時もこの学校で一番強い剣士を瀕死状態までボコボコにしている。
ちなみに胸は小さい。




「やっと私の番ですわ。
私の名前はサファイア。綺麗なものが大好きですの。あと、魔法が得意ですわ。綺麗なものを見つけたら私にくださいね」


この少しくるくるした紫の髪の子がサファイア。
すごくおしゃれって感じがする。しかもなんか、すごく、こう、エロい。この子は本当に綺麗なものが好きで第一、第二、第三校舎にある綺麗な飾り物を片っ端から勝手に持って帰ってるらしい。
言うまでもなく巨乳だ。




「わ、私は田中咲ですっ!サキって呼んで。
地球の日本ってとこからやってきました。
数日前にいきなり連れてこられたので分からないことばかりですがよろしくお願いしますっ!」


この黒髪のセミロングの子がタナカサキ。
チキュウとかニホンとかよく分からないことゆってるが、おどおどしている姿がかわいらしい。
いつの間にか草原の上に立っており、魔物に見つかって襲われてた時に、隣のシロン王国から帰ってきてた校長に助けられたらしい。それで、よく話を聞いてみると死んだ勇者が言ってたことによく似たことを言っていたのですぐにSクラスに入れたらしい。問題も起こしてないので校長のお気に入りの子だ。なんか色々と気になるから後で話でも聞いてみよう。ちなみに貧乳だ。




「あたしはカエラよ!
魔法なら任せてちょうだい!よろしくね!」


カエラの説明はもういいだろう。
あ、胸は大きい。




よし次は俺の番だ。


「俺はジン。無属性魔法を使えるから接近戦が得意だ。よろしく!」


そう言い終わるとハルが手を挙げた。


「ハイハイ!ジン君とカエラちゃんは付き合ってるんですか?」


「そんなわけないだろ」


教室入る時にくっついてたから勘違いされたのか、ほら見ろカエラの顔を。あからさまに最悪って顔してる。さすがにそこまで嫌がられると傷つくなぁ。


「なぁーんだぁー、ジン君鼻の下すごい伸ばしながら入ってきたから付き合ってんのかとおもたったよ。」


「ちがいますわ、ハル。あれはカエラの胸が当たって喜んでる顔ですわ。
自己紹介の時もジンはずっと人の胸ばっか見てましたもの。センとサキの時だけ残念な顔をしていましたわ。」


おっと、これはやばい。俺そんな顔に出てたか?
てかサファイア観察力が高すぎるぞ。
皆俺を汚物を見るような目で見てくる……
校長はざまぁって顔だし、レイは面白いものを見て楽しんでいる感じだ。
カエラは……カンカンですね。顔が真っ赤だ。
俺の横まで来て右手を大きく上げている。


「変態!!!」


俺はおもいっきしビンタされた。
俺はその日左頬を腫らしたまますごすことになった。









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