どうやら乙女ゲームのラスボスは私の婚約者のようで

5話



「リーベ〜…?ルベライト殿下と何話したのかしら〜?」


「お姉様…?普通…普通のことですわ」

「嘘をおっしゃい!本人達で婚約を同意したと言うじゃないの!一体どうやったらそうなるのよ!」

ごめんなさい…お姉様…言えないんです。殿下が魔王になって怖がらなかったら気に入られて無理矢理婚約させられただなんて…

「本当にそれだけなんです。ですがルベライト殿下とは分かり合えた気はします」

「ほら!やっぱり何かあるじゃないの!」

そうやってお姉様に迫られてると

「アナ、リーベが婚約したからって野暮なことまで聞いちゃダメよ〜」

お母様が助けに来てくれた

「でもね、たとえ結婚しても婚約してても浮気だけには気をつけなきゃね…」

お母様がお父様を見た

「お父様、浮気でもしたのですか?」

「だからしてないって!僕は本当に養子をむかえようととしているだけだ!」

「へぇ、あなたの書斎に子どもがいたらビックリしますよね。どこぞで作ってきたお子なのでは?」

ほほぅ…これは養子を迎えようとしたお父様が浮気を疑われているのか…

「お母様、もしお父様が浮気なんぞしたらもっと上手く隠しますし、親しくさせて頂いている王族の方々からご報告がくるはずですよ?」

お母様は少し考え

「そうですね…。今回はそれでいいとしましょう。……ですが……、「次」なんてことがありましたら…」

お母様はニッコリと微笑んだ

「ありがとう…!!ラピス…!!リーベ、誤解を解いてくれてありがとうね」

「いえ、それより養子というのは…?」

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