どうやら乙女ゲームのラスボスは私の婚約者のようで
1話
…生まれてからあったことがある
それはこの世界は日本ではなく、前世での友人がプレイしてた乙女ゲーム「君が世界の果てなら」通称「君果て」の世界のパライバルという王国。
「君果て」とは世界のどこかにいる攻略キャラを探す旅に出て様々な敵を倒すという乙女ゲームらしくないゲームだ
敵を倒す時に聖剣を使い倒す
その聖剣は攻略キャラから手紙で届くらしくなんともご都合主義なゲームである
スチルはほんの少しの確率で出てくる。そこがプレイヤーの腕の見せ所らしい
ちなみにこの私リーベの家、クローシュ家は王族に継ぐ権力&金持ちらしい
現8歳だけど…疲れた。
だって8年間ず〜〜〜〜〜〜っと、趣味なし男なし(当たり前)のお嬢生活を頑張っていた
もう限界…庶民料理を食べさせてくれ…
とは思いつつメイドさんがいることを嬉しく厨二心を弾ませながら楽しんでいた
でも…
「お父様がお呼び?」
なぜだ!?
「はい、リーベ様の事をお呼びです。執務室ではなく庭の門の前でございます。何やら大切なことがあるとか」
お父様とお母様は私に甘々だ
そんなお父様がお呼びとはどうやらものすごく重要なのかもしれない
「ただいま来ました。」
「おお、リーベ来たか。今から王宮へ行くんだが…リーベは、どうする?会わせたい方がいるんだが」
「行かない理由もありませんので」
お父様、半分無理矢理連れていこうとしたのに何を仰る…
私とお父様はそのまま馬車に乗り王宮に行った。
リーベの家族設定
お父様(セルム)
お母様(ラピス)
お父様とお母様以外にももう嫁いだお姉様と3つ上のお兄さまもいます
リーベは前世ですごく痛い厨二病でした(笑)
婚約者さんは次くらいに出てきます
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