オタクとヤクザが恋したら…

かのちゃん

24 私の部屋

なんだかんだあって、夜ご飯を食べ終わった後、私と遼ちゃんは私の部屋へ。
私の部屋はアニメのポスターが壁に貼ってあって、机の上にはフィギアやぬいぐるみがあって、本棚にはコミックとアニメ雑誌がたくさん埋めてあって、ベッドもある。

「由香は小さい頃からアニメが好きだったんだな。」

子供の頃からよく観ていた魔法少女アニメがきっかけ。

「へえー。」

遼ちゃんは、私の顎をクイッと上げた。

「愛してるよ、由香。」

「私も。愛してるよ、遼ちゃん。」

私達がキスをしようとした、その時。
トントン。

「由香〜。同級生の吉田さんから電話〜。」

はーい!
バタン……。

「いいところだったのに……。」

カチッ。

「フー。」

続く!

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