オタクとヤクザが恋したら…
10 元カレ元カノ事情
私達は、いつものように夜ご飯を食べていた。
なーんか、気になるな〜。
遼ちゃんの過去の恋愛事情。
私と遼ちゃんを別れさせようとした、甘尻美帆さんの他に、付き合ってた女の人なんかいるのかな?
すんげえ気になる。
由香の過去の恋愛事情。
俺と付き合う前、付き合ってた男は、一体、どんなやつなんだ?
「あの……。」
あ……。
「お、お前から話していいぞ。」
えっ……。
じゃ、お構いなく……。
「遼ちゃんって、今まで何人の女の人と付き合ってたの?」
「……知りたいか。」
すっごく知りたい!
「わかった。驚くんじゃねえぞ。」
うん!
「150人の女と付き合ったことがある。」
……はいーっ!?
「それって、本当!?」
「ああ。で、150人の女を抱きしめたことある。」
……!?
あ、あ、あんた!150人の女の人と、やったの!?
「驚くことないだろ。」
はっ!もしかして、子供は……。
「いねえよ。避妊すんだろ。結婚を考えたやつは、150人中、5人しかいなかった。エッチは得意だが、恋愛には向いてない。」
ええ〜!
待てよ?美帆さんは、何人目の彼女なの?
「美帆?あいつは145人目だ。」
そ、そうなんだあ。
私は151人目の彼女かあ〜。アハハハハ。
「……お前は?」
「えっ?」
「昔の男と何人付き合ってたんだ?」
「えっと……7人かな?」
7人……。
「1人目は、幼稚園の時。」
ブー!
「……遼ちゃん、お茶引っかかった。」
す、すまん!
幼稚園の時だとぉ!?早すぎじゃねえか!
「名前は智也くん。よく仲良くしてたんだあ。けど、年長の時に引っ越したんだ。」
そ、そうか……。
「2人目は小学生の時。付き合ってたのは、藤岡くんって子。」
小学生の頃も恋愛してたのか!
「うん。」
こいつ、俺より最強すぎる!!
「3人目が中学一年生の時で、4人目が中学三年生の時で、5人目が高校一年生の時で、6人目が大学一年生の時で、7人目が社会人1年の時かな?」
なんとも言えん。こいつの恋愛事情。
「でも、全部オタクだからって振られちゃった。」
なんて可哀想なやつなんだ……。
「オタクのお前も愛してるよ、俺は。」
「えっ?」
「……人の趣味を馬鹿にする男は、お前の男には相応しくねえよ。」
「遼ちゃん……。」
「さ、食べよう。」
「うん!」
割といいことを言った、遼太郎でした。
続く!
なーんか、気になるな〜。
遼ちゃんの過去の恋愛事情。
私と遼ちゃんを別れさせようとした、甘尻美帆さんの他に、付き合ってた女の人なんかいるのかな?
すんげえ気になる。
由香の過去の恋愛事情。
俺と付き合う前、付き合ってた男は、一体、どんなやつなんだ?
「あの……。」
あ……。
「お、お前から話していいぞ。」
えっ……。
じゃ、お構いなく……。
「遼ちゃんって、今まで何人の女の人と付き合ってたの?」
「……知りたいか。」
すっごく知りたい!
「わかった。驚くんじゃねえぞ。」
うん!
「150人の女と付き合ったことがある。」
……はいーっ!?
「それって、本当!?」
「ああ。で、150人の女を抱きしめたことある。」
……!?
あ、あ、あんた!150人の女の人と、やったの!?
「驚くことないだろ。」
はっ!もしかして、子供は……。
「いねえよ。避妊すんだろ。結婚を考えたやつは、150人中、5人しかいなかった。エッチは得意だが、恋愛には向いてない。」
ええ〜!
待てよ?美帆さんは、何人目の彼女なの?
「美帆?あいつは145人目だ。」
そ、そうなんだあ。
私は151人目の彼女かあ〜。アハハハハ。
「……お前は?」
「えっ?」
「昔の男と何人付き合ってたんだ?」
「えっと……7人かな?」
7人……。
「1人目は、幼稚園の時。」
ブー!
「……遼ちゃん、お茶引っかかった。」
す、すまん!
幼稚園の時だとぉ!?早すぎじゃねえか!
「名前は智也くん。よく仲良くしてたんだあ。けど、年長の時に引っ越したんだ。」
そ、そうか……。
「2人目は小学生の時。付き合ってたのは、藤岡くんって子。」
小学生の頃も恋愛してたのか!
「うん。」
こいつ、俺より最強すぎる!!
「3人目が中学一年生の時で、4人目が中学三年生の時で、5人目が高校一年生の時で、6人目が大学一年生の時で、7人目が社会人1年の時かな?」
なんとも言えん。こいつの恋愛事情。
「でも、全部オタクだからって振られちゃった。」
なんて可哀想なやつなんだ……。
「オタクのお前も愛してるよ、俺は。」
「えっ?」
「……人の趣味を馬鹿にする男は、お前の男には相応しくねえよ。」
「遼ちゃん……。」
「さ、食べよう。」
「うん!」
割といいことを言った、遼太郎でした。
続く!
コメント
姉川京
僚太郎……いいやつ!!