天才が異世界で困ってます
12話 魔物退治へ②
城を出て北にある神山の麓の村「オリン村」に俺達は向かっていた。
「なんか魔物がいつもより強いな」
「それは俺も思ってたぜ」
「これはただ事じゃないですね」
「早くオリン村にいかないと」
4人はそう言ってパッパっと魔物を倒しながら村へと向かう。俺は必死に走ってついていっているが、魔物を倒しながら進む4人にギリギリ間に合っているぐらいだ。
この4人は本当に強い。前、ゴーレムと戦っているのを見たがあの時よりもだいぶ強くなっている。マナミが戦ってるのは初めて見たが、魔法が強すぎる。さっきから群れを一掃しているのだ。
「あ、村が見えてきたよ」
しばらく走っていると前にオリン村が見えてきた。所々火が上がっており、もう少ししたら潰れてしまいそうな雰囲気だ。
そして村に着くと、ボロボロになった兵士立場が戦っていた。村の人たちは村の洞窟に避難されたらしく、今は必死に村を守るために戦っていた。だが、見てすぐにわかるぐらい劣勢だ。数が違いすぎるのだ。
「これはやばいですね。早急に助けないと」
ハヤトはそう言ってものすごい速度で村にいる魔物を倒していく。ほかの3人もそれに負けじと次々に魔物を倒していった。そして1分もたたないうちにここら辺の魔物を倒すとリキが声をあげた。
「俺達は五神だ!援軍に来た!兵士の皆は村の人達をこのまま守ってくれ!俺達はこのまま近くにいる魔物を片っ端から倒していく!頼んだぞ!!」
そのリキの言葉を聞き、フラフラだった兵士達の士気が一気に上がる。
「五神様達が来てくれた……!」
「よっしゃー!!!このまま倒れる訳にはいかねーぞ!!」
「この村を守るんだ!みんな行くぞ!!」
そう言って兵士達は魔物に突っ込んでいく。先程までとは比べものにならないぐらいすごい勢いだ。
これも、全部リキのおかげだろう。リキはだいたい本能で動くが、戦闘中はまるで戦国時代の武将のようなのだ。
「ケンタと白井はここで兵士と村の人を頼む!俺とハヤトとガクはこれの元凶をさがしてくる!ガクなら何かわかるかもしれねーしな!」
そう指示を出すと、2人はすぐに兵士達の元へむかう。このリキとハヤトについて行くのはすごく怖いが俺は2人と魔物が来る方向へと走った。
「ガクさん、なにかわかりませんか?」
走っている途中、ハヤトが俺に聞いてくる。
俺は普段戦わないから2人の方がよく知っているのではと思ったが2人もこんな状況は初めてだ。魔物の量がおかしすぎるからだ。本当にどこかから湧いてきているようなのだ。
湧いてくる?
「あっ!!」
そうだ!思い出したぞ!
「なんか分かったのか?」
リキが驚いた顔で俺の事を見る。
「前に読んだ本に魔物を湧いてこさせる集魔石っていうものが書いてあった!もしかしたらそれがあるのかもしれない!それを壊せば止められる!」
「わかった!行くぞ!ハヤト!」
そう言うと2人はものすごい速さで先へと進んでいった。
「なんか魔物がいつもより強いな」
「それは俺も思ってたぜ」
「これはただ事じゃないですね」
「早くオリン村にいかないと」
4人はそう言ってパッパっと魔物を倒しながら村へと向かう。俺は必死に走ってついていっているが、魔物を倒しながら進む4人にギリギリ間に合っているぐらいだ。
この4人は本当に強い。前、ゴーレムと戦っているのを見たがあの時よりもだいぶ強くなっている。マナミが戦ってるのは初めて見たが、魔法が強すぎる。さっきから群れを一掃しているのだ。
「あ、村が見えてきたよ」
しばらく走っていると前にオリン村が見えてきた。所々火が上がっており、もう少ししたら潰れてしまいそうな雰囲気だ。
そして村に着くと、ボロボロになった兵士立場が戦っていた。村の人たちは村の洞窟に避難されたらしく、今は必死に村を守るために戦っていた。だが、見てすぐにわかるぐらい劣勢だ。数が違いすぎるのだ。
「これはやばいですね。早急に助けないと」
ハヤトはそう言ってものすごい速度で村にいる魔物を倒していく。ほかの3人もそれに負けじと次々に魔物を倒していった。そして1分もたたないうちにここら辺の魔物を倒すとリキが声をあげた。
「俺達は五神だ!援軍に来た!兵士の皆は村の人達をこのまま守ってくれ!俺達はこのまま近くにいる魔物を片っ端から倒していく!頼んだぞ!!」
そのリキの言葉を聞き、フラフラだった兵士達の士気が一気に上がる。
「五神様達が来てくれた……!」
「よっしゃー!!!このまま倒れる訳にはいかねーぞ!!」
「この村を守るんだ!みんな行くぞ!!」
そう言って兵士達は魔物に突っ込んでいく。先程までとは比べものにならないぐらいすごい勢いだ。
これも、全部リキのおかげだろう。リキはだいたい本能で動くが、戦闘中はまるで戦国時代の武将のようなのだ。
「ケンタと白井はここで兵士と村の人を頼む!俺とハヤトとガクはこれの元凶をさがしてくる!ガクなら何かわかるかもしれねーしな!」
そう指示を出すと、2人はすぐに兵士達の元へむかう。このリキとハヤトについて行くのはすごく怖いが俺は2人と魔物が来る方向へと走った。
「ガクさん、なにかわかりませんか?」
走っている途中、ハヤトが俺に聞いてくる。
俺は普段戦わないから2人の方がよく知っているのではと思ったが2人もこんな状況は初めてだ。魔物の量がおかしすぎるからだ。本当にどこかから湧いてきているようなのだ。
湧いてくる?
「あっ!!」
そうだ!思い出したぞ!
「なんか分かったのか?」
リキが驚いた顔で俺の事を見る。
「前に読んだ本に魔物を湧いてこさせる集魔石っていうものが書いてあった!もしかしたらそれがあるのかもしれない!それを壊せば止められる!」
「わかった!行くぞ!ハヤト!」
そう言うと2人はものすごい速さで先へと進んでいった。
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