話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

天才が異世界で困ってます

夏季

2話 天才達が異世界へ

「どこだ、ここ……」

光が消えた後、目を開けると俺達は室内にいた。
天井は高く、大きなシャンデリアもあり、両サイドにはいくつか銅像が置かれている。
そして後ろを見るとそこには豪華な椅子に座ったいかにも王様みたいな人と、隣に女の人が2人立っていた。

「だ、だれじゃ!貴様らは!」

王様っぽい人が俺達に向かって驚きながらも怒鳴りつける。
そんないきなりキレられても知ったこっちゃない。

「こっちが聞きたい。それよりここはどこだ?俺達も気づいたらここにいたんだ。教えてくれ」

「貴様……」

そいつは俺の態度が気に入らなかったのか一気に不機嫌になった。だが、すぐに何かを思い出したのかのように目を見開いた。

「すまんが少し手を見してくれないか?」

そう言われ手を見てみるといつの間にか手の甲に模様ができていた。

「なんだこれ……本のマークだ」
「え、俺は盾だぞ」
「私は杖かな?」
「僕は短剣か」
「俺は大剣だぜ」

「やはり!お主らは日本という所から来たのか?」

そいつはさっきの不機嫌な態度とは違い、目を光らせながら聞いてくる。

「おう、そうだぜ。てかやっぱりここ日本じゃねーのか?」

「そうじゃ。ここはお主らのいた所とは違うところじゃ」

やっぱりか。最初から皆予想はできていたが俺達は異世界にとばされたみたいだ。リキ達は少し嬉しそうである。さっきからずっとニヤニヤしているのだ。
だが、それよりもっと嬉しそうにしているのがあの王様っぽい人だ。
そいつは満面の笑みで言った。

「預言者の言うとうりじゃ…!よく来た!神達よ!」

「天才が異世界で困ってます」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く