職業暗殺者の異世界ライフ
嵐の前の静けさ
「おい、貴様何をしている」
お手洗いに行く途中、レオが僕の影(身代わり)に叫んでいるのが見えた。
護衛としての役割をしっかり果たすために所々で魔力の補充をする為に影に会いにきたのが本当なんで、こんな状況に?
「おい、待ってよそれ僕じゃない」
慌てて二人の間に入り止めに行く。
「誰ですか、貴方は?」
「え、あ、ごめん」
影魔法の変装を解いて
「な、何故貴様がここに?」
姫様のお願いを勝手にローガさんがオーケーした事をした事を一頻り説明すると
「何故貴様が姫の護衛任命されるのだ」
うわぁーすごい怒ってる。
「じゃあ、変わる」
「何を姫が貴様を指名した以上俺に貴様と変わる権利などない」
お堅いなー
「その影に、包めば身代わりの完成だし僕なんかに護衛をさせるよりは自分でした方が安心でしょ」
気が乗らないのか、くそっと呟いた後。
「頼む」
っと唐突にお願いしてくる。
「了解っと」
影に魔力を流し込んでレオの身体に纏わせる。
「これで良し」
「じゃあ、姫様の護衛よろしく」
「貴様に言われるまでも無い」
「一応、その影について説明しとくけど、まぁ簡単に言うと、重さを感じない、頑丈で燃えない鎧ってとこだけど魔力が切れるとただの影に変わって僕のところに戻ってくるからせんとうの時は気を付けて」
「理解した」
ダンスの第2部が始まり、参加者たちはまた踊り始める。
「あのーフィルさんあのレオって姫様のこと好きなの?」
「えっ、ユートの口からそんな言葉出てくるなんて」
「いや、茶化さないで」
「まぁ、正確にはレオの事を姫様が好きなのよ。昔、暗殺者に殺されそうになったところをレオが庇って姫様がコロッと落ちちゃったわけ」
「いい話なのに最後一言で台無しだ」
「でも、なんで今そんな事を」
「アイツが僕の影に文句言ってたから」
「あーその後の展開なんとなく読めたわー」
「あそこの影の中味レオなのね」
「そーゆー事です」
そして、曲も終わり姫様は終わりの挨拶をする。
安全のため姫様と影とレオは別室に戻る。
 
お手洗いに行く途中、レオが僕の影(身代わり)に叫んでいるのが見えた。
護衛としての役割をしっかり果たすために所々で魔力の補充をする為に影に会いにきたのが本当なんで、こんな状況に?
「おい、待ってよそれ僕じゃない」
慌てて二人の間に入り止めに行く。
「誰ですか、貴方は?」
「え、あ、ごめん」
影魔法の変装を解いて
「な、何故貴様がここに?」
姫様のお願いを勝手にローガさんがオーケーした事をした事を一頻り説明すると
「何故貴様が姫の護衛任命されるのだ」
うわぁーすごい怒ってる。
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お堅いなー
「その影に、包めば身代わりの完成だし僕なんかに護衛をさせるよりは自分でした方が安心でしょ」
気が乗らないのか、くそっと呟いた後。
「頼む」
っと唐突にお願いしてくる。
「了解っと」
影に魔力を流し込んでレオの身体に纏わせる。
「これで良し」
「じゃあ、姫様の護衛よろしく」
「貴様に言われるまでも無い」
「一応、その影について説明しとくけど、まぁ簡単に言うと、重さを感じない、頑丈で燃えない鎧ってとこだけど魔力が切れるとただの影に変わって僕のところに戻ってくるからせんとうの時は気を付けて」
「理解した」
ダンスの第2部が始まり、参加者たちはまた踊り始める。
「あのーフィルさんあのレオって姫様のこと好きなの?」
「えっ、ユートの口からそんな言葉出てくるなんて」
「いや、茶化さないで」
「まぁ、正確にはレオの事を姫様が好きなのよ。昔、暗殺者に殺されそうになったところをレオが庇って姫様がコロッと落ちちゃったわけ」
「いい話なのに最後一言で台無しだ」
「でも、なんで今そんな事を」
「アイツが僕の影に文句言ってたから」
「あーその後の展開なんとなく読めたわー」
「あそこの影の中味レオなのね」
「そーゆー事です」
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