職業暗殺者の異世界ライフ

sho

王都へ

「という訳なんですよ」

「別に良いわよ、姫様とは顔見知りだし」

へっ

「えっと、どうゆう事ですか?」


「エルフの国と人種の国は昔から親交があるから、エルフの国で近衛兵をやってた頃、一度話した事があるの」


近衛兵って、この人。

実はすごい人なのかな。


「でも、ローガも居るし、それに姫様自体お強いし、私達は必要ないと思うけどね」


「姫様強いんですか?」


「あなたの魔法の影魔法ってあるじゃない」


「はい、それが何か?」

「魔法の基本属性は、「火」「水」「風」
「地」「雷」なの」

「それ以外の属性は、ユニークって呼ばれてるの」

「で、姫様の属性は「血」自分の血の性質を変えて戦うの。減った血は魔力で補充ができるっていう優れもの」

「性質を変えるって点では、影魔法に似てるけど」

「しかも、姫様は剣術や槍術を使えるし、何より頭が切れる。どんな場面でどんな魔法を使用すれば良いか、即座に見抜くの」


「敵にしたくない相手ですね」


「まぁ、そんな訳だし緊張するだけ無駄よ」



まぁ、最初偵察だけで良いって言われてるし、そんなに緊張してけど。


「じゃあ、明日の朝ギルドでお願いします」


「了解」


フィルと別れた後、宿に戻り寝た。

寝る前に魔法の練習をした方が良かったかなっと思ったけど明日は早いので飽きられた。



翌日


「よく来てくれたな、ユート」

「断れないと知っててよく言いますね」

「おはよう」

ローガさんと言い合ってると、フィルさんが来た。

「なるほど、フィルか。たしかにアイツなら、いざ戦闘になっても安全だな」

「そうゆう事です」


「今更なんですけど、僕礼服なんて持ってませんよ」

「仕立て屋さんにも行きましたけど、僕のサイズの礼服は少ないですし、一から作るにも1日じゃ無理だって言われました」


「あー、心配するな。ギルドで用意してある」

「えっと、それについてはお礼を言いますけどなんで僕のサイズ知ってるんですか」

「あーそれは、イリスが。いや、何でもない」

そこで、止めるなよ怖いだろ。

その後、馬車に乗り王都に向かうことになった。



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