天空の妖界
初陣の雪女
「真さん……でしたっけ? 少々頭を下げておいてくれませんか?」
「お、おう……?」
俺は、言われるがままに茶目の横で頭を下げる。すると、俺の頭があったところに一本の氷が伸びていた。
推定だが、二メートルはあるであろう雪撫の氷で作った武器は、スピアと言われる槍の一種だった。慣れた手つきで自分の身長を超える長さの槍を構えてケラさんへ鋭い敵意を向けた。
「ちょっ、ま、待て! 冷静になるんだ雪撫! 分かった、俺が悪かった。もう人間に悪さはしないし、お前の名前を呼ぶのもやめる、だから見逃してくれよ、な? 妖界の実力者に俺がかなうわけないだろ? な?」
雪撫のスピアを見て尻餅をつき、扉の方へと逃げようとするケラさんを見て、雪撫は手に持ったスピアで地面を叩く。それだけでケラさんは更に体を小さくして震わせる。ヘビに睨まれた蛙ってこういう事を言うんだろうな。
「へぇ、じゃあかなうわけがないって分かってる私にケラさんは命令したって事だね?」
冷たい空気がもっと冷たくなったんだが……。それこそ雪山の吹雪の中に座っているんじゃないかって錯覚するぐらい。
「ちょっ、ま、待て! ひぃ!?」
命の危機を感じたのか、ケラさんが後ろを振り返り階段から逃げようとするが、階段への通路には氷の壁が作られていて、逃げ場は塞がれていた。ちなみに、俺がドアノブを外した扉はいつの間にか無くなっている。音もなく外したって言うのかよ……。
「私を怒らせたそっちが悪いんだよ? 私の姿を見た瞬間に謝ればよかったのに……」
「こ、ここまでやったのに引けるか! お、俺は逃げる、どんな手を使っても逃げるぞ!」
「へぇ、私から逃げられると思っているの? あなたの能力で?」
勝ちを確信した顔でスピアを肩に担ぐ雪撫を怯えた顔で見つめていたケラさんは、ゆっくりと立ち上がって勝ち誇った顔をした。
「へ、へへ……。やはりお前はぬるいな。だからお前はあいつに逃げられるんだよ。あいつ言ってたぜ? お前がうざいから消えてやろうってよ」
「え……?」
あいつが誰の事を指すのか俺には見当もつかなかったが、雪撫には精神的ダメージが大きかった様で、スピアを手から落として固まる。妖力を送られなくなった氷は、地面に付くと同時に溶けた。
「けっ、ざまぁみろ」
ショックが大きすぎたのか、下を見て呆然としている雪撫に、捨て台詞を残したケラさんは立ち去ろうと氷に手を伸ばす。あいつの手で触れた氷が水にならないでそのまま無くなってる……?
「へへっ、人間のお前には何が起こっているか分からねぇだろ。ま、そこでお前等大人しくしてろよ。もうそこに寝ているそいつの家族からは金も手に入ったし用はねぇ。俺は次のカモを探すさ」
「あぁ、そういう事か」
俺は雪撫の落とした溶けたスピアの残骸とケラさんの触れた氷を見比べ、その違和感の正体を理解した。
「固有結界を自分の周りにだけ張っているって事だな」
「おぉ、やっぱりお前は普通の人間じゃない、よくわかったな。俺の体の周りを、鎧の様に固有結界が覆ってるんだ。そこにいる馬鹿な女、雪撫がここに来なかった世界を設定した俺の固有結界は、雪撫の氷に触れる事でその氷の存在を消す事が出来るのさ。ま、妖力がもう無いから俺の周りを覆う事が限界だけどな」
……なるほどな、雪撫がいなければそこにある氷も消えるもんな。でも、こいつ重要な事忘れてないか?
「お前、固有結界は一つしか作れないんだぞ? お前の前に扉の前で立っていたであろう男たちが来るに決まってるだろ」
「お前もそこの女たちと同じで馬鹿だな、そんなの既に気絶させたに決まっているだろ。それにお前は勘違いしている。固有結界を張ったら人がいなくなるわけじゃない。俺の作った範囲にいる人間、妖怪たちが違うパラレルワールドに行くって事になるんだよ」
こいつ訳の分からない事を言うなよ……。
こいつの言っている事を整理すると、扉の前にいた奴等が固有結界に入ってもその存在は消えないって事か? まぁ、それは俺も消えてないわけだから納得できる。
そして扉の前にいた男たちはどこかで気を失っているから音が聞こえなくなったって事か。
ここまではまとまった。そして、固有結界は妖怪一匹に一つしか出せないから、今は茶目がここにいない世界が無くなって、雪撫がいなかった世界があいつを包んでいる。つまり、俺達や下の奴等は関係なく普通の世界に戻れたって事になるのか。……待てよ? そうなると……。
「ふん、分からないって顔をしているな。ならお前もそこの馬鹿達と共に悩んで足踏みしているといいさ」
俺の考えている様子さえ滑稽に見えるのか、ケラさんは鼻で笑って氷の奥へと姿を消した。ケラさんが通った後の氷は、先ほどの様に復活していた。
「おい、雪撫……。 あぁもうめんどくせぇ! 殴るなら後で殴れ。雪撫、あの階段への通路を塞いだ氷を無くしてくれ!」
未だに呆然として固まっている雪撫の肩を掴んだ俺は、揺さぶって現実へと引き戻す。気に入られているか気に入られていないかなんて知った事じゃないが、今それで殴られている場合じゃない。
雪撫の焦点の定まらなかった目が俺の顔へ向いたのを確認して、俺は少し安心した。というか、さっきも思ったけどこいつ結構可愛い顔してるよな……じゃねぇわ。
「あ、右目k……じゃない、真さん? ごめんなさい、もう一度言っていただけますか?」
「あの階段の所にある氷を無くしてくれ」
「? わ、分かりました」
言った直後、氷は音もなく溶けて水になった。すぐに駆け付けたかったが、とりあえず雪撫の肩を掴んだまま俺は雪撫の目を見て言ってやった。……というかこいつ、今なんて呼ぼうとした?
「詐欺師の言う事と、自分が築き上げた友情、どっちを信じるのかよく考えろ。お前の信じるそいつがそんな奴なのかってな」
何かに目覚めた顔をした雪撫を置いて、俺は階段から身を乗り出した。予想通り、下では階段を登ろうとする男と言い合いをするケラさんの声が聞こえる。
あいつが固有結界で雪撫のいない世界を作り出してしまっているなら、茶目が先ほどまでビルの上にいた事と、彼女が先ほどまでいたところのフェンスが無くなっている事で、絶対にまた誰かしらが不安になって上がってくるはずなのだ。いや、無くなっているというか、氷の上に乗っかっているのか。
妖力が分からない人間には、フェンスが宙に浮いて見えるだろう。そりゃあ心配にもなる。そんな奴等に向けて、俺は口に手を当てて叫んだ。
「ちょっ、お前等助けてくれ! そのおっさんが助けを下に呼びに行くって言ってたから信用したんだが、あまりに来るのおせぇから困ってんだよ! なんとかしてくれねぇか!?」
下でケラさんが狼狽する気配がしたが、そんなのお構いなしに階段で待機していた奴等が登る事を再開する。階段の真ん中に立っているケラさんはその勢いに押され、自分も降りた階段を上り始める。流石に人数が人数なので襲い掛かる事は出来ないようだ。というか、俺の見間違いじゃなけりゃ今、アイドルオタクみたいな軍団が見えたんだが気のせいか? うーん、階段で隠れてもう見えねぇ。
「……よぉ」
しばらくして人の波に巻き込まれたケラさんは、顔から取れない笑みを残したまま、冷や汗をかいた顔を真っ青にして俺達の前へと姿を現した。後ろからどんどん茶目の為に男たちが上がってきた。
「むむ、見る限りそこまで人が必要な状況には見えないが……君、なぜ助けが必要だと?」
ケラさんの後ろに立っていた、眼鏡のサラリーマンは汗を拭いて俺に聞いてきた。勿論言い訳は考えてある。
「いやさ、見ればわかるだろうけど、彼女は流石にこの高さをずっと目に入れていた怖さから気絶している。で、俺は見た目の通り思春期ど真ん中の純粋な男なんだよ。そんな奴があいつを背負って階段を降りるなんて出来ると思うか? 変な気も起こさずに」
「む……」
顔を赤くして目を伏せるサラリーマンを見て、俺の主張を理解して納得してくれたんだと分かった。ちなみに、茶目はスタイルがかなりいい。グラビアアイドルをやっていけば売れるレベルだと思う。
だからといって俺は興味ないけどな。別に背負って下に降りるくらいなら余裕で出来るが、それらしい理由を探したらそれしか思いつかなかった。
「そこのおっさんも、自分の体臭とか汗を気にしてどうにも出来ねぇって言ったんだよ。だから俺が、女性でも呼びに行けって言ったんだ」
「な、なるほど、だから彼も下に行きたいとずっと主張していたわけか……。それは困ったな」
いや、そう言いながら倒れてる茶目をちらちら見るな……。下心が顔に出てるぞおっさん。
「お、おう……?」
俺は、言われるがままに茶目の横で頭を下げる。すると、俺の頭があったところに一本の氷が伸びていた。
推定だが、二メートルはあるであろう雪撫の氷で作った武器は、スピアと言われる槍の一種だった。慣れた手つきで自分の身長を超える長さの槍を構えてケラさんへ鋭い敵意を向けた。
「ちょっ、ま、待て! 冷静になるんだ雪撫! 分かった、俺が悪かった。もう人間に悪さはしないし、お前の名前を呼ぶのもやめる、だから見逃してくれよ、な? 妖界の実力者に俺がかなうわけないだろ? な?」
雪撫のスピアを見て尻餅をつき、扉の方へと逃げようとするケラさんを見て、雪撫は手に持ったスピアで地面を叩く。それだけでケラさんは更に体を小さくして震わせる。ヘビに睨まれた蛙ってこういう事を言うんだろうな。
「へぇ、じゃあかなうわけがないって分かってる私にケラさんは命令したって事だね?」
冷たい空気がもっと冷たくなったんだが……。それこそ雪山の吹雪の中に座っているんじゃないかって錯覚するぐらい。
「ちょっ、ま、待て! ひぃ!?」
命の危機を感じたのか、ケラさんが後ろを振り返り階段から逃げようとするが、階段への通路には氷の壁が作られていて、逃げ場は塞がれていた。ちなみに、俺がドアノブを外した扉はいつの間にか無くなっている。音もなく外したって言うのかよ……。
「私を怒らせたそっちが悪いんだよ? 私の姿を見た瞬間に謝ればよかったのに……」
「こ、ここまでやったのに引けるか! お、俺は逃げる、どんな手を使っても逃げるぞ!」
「へぇ、私から逃げられると思っているの? あなたの能力で?」
勝ちを確信した顔でスピアを肩に担ぐ雪撫を怯えた顔で見つめていたケラさんは、ゆっくりと立ち上がって勝ち誇った顔をした。
「へ、へへ……。やはりお前はぬるいな。だからお前はあいつに逃げられるんだよ。あいつ言ってたぜ? お前がうざいから消えてやろうってよ」
「え……?」
あいつが誰の事を指すのか俺には見当もつかなかったが、雪撫には精神的ダメージが大きかった様で、スピアを手から落として固まる。妖力を送られなくなった氷は、地面に付くと同時に溶けた。
「けっ、ざまぁみろ」
ショックが大きすぎたのか、下を見て呆然としている雪撫に、捨て台詞を残したケラさんは立ち去ろうと氷に手を伸ばす。あいつの手で触れた氷が水にならないでそのまま無くなってる……?
「へへっ、人間のお前には何が起こっているか分からねぇだろ。ま、そこでお前等大人しくしてろよ。もうそこに寝ているそいつの家族からは金も手に入ったし用はねぇ。俺は次のカモを探すさ」
「あぁ、そういう事か」
俺は雪撫の落とした溶けたスピアの残骸とケラさんの触れた氷を見比べ、その違和感の正体を理解した。
「固有結界を自分の周りにだけ張っているって事だな」
「おぉ、やっぱりお前は普通の人間じゃない、よくわかったな。俺の体の周りを、鎧の様に固有結界が覆ってるんだ。そこにいる馬鹿な女、雪撫がここに来なかった世界を設定した俺の固有結界は、雪撫の氷に触れる事でその氷の存在を消す事が出来るのさ。ま、妖力がもう無いから俺の周りを覆う事が限界だけどな」
……なるほどな、雪撫がいなければそこにある氷も消えるもんな。でも、こいつ重要な事忘れてないか?
「お前、固有結界は一つしか作れないんだぞ? お前の前に扉の前で立っていたであろう男たちが来るに決まってるだろ」
「お前もそこの女たちと同じで馬鹿だな、そんなの既に気絶させたに決まっているだろ。それにお前は勘違いしている。固有結界を張ったら人がいなくなるわけじゃない。俺の作った範囲にいる人間、妖怪たちが違うパラレルワールドに行くって事になるんだよ」
こいつ訳の分からない事を言うなよ……。
こいつの言っている事を整理すると、扉の前にいた奴等が固有結界に入ってもその存在は消えないって事か? まぁ、それは俺も消えてないわけだから納得できる。
そして扉の前にいた男たちはどこかで気を失っているから音が聞こえなくなったって事か。
ここまではまとまった。そして、固有結界は妖怪一匹に一つしか出せないから、今は茶目がここにいない世界が無くなって、雪撫がいなかった世界があいつを包んでいる。つまり、俺達や下の奴等は関係なく普通の世界に戻れたって事になるのか。……待てよ? そうなると……。
「ふん、分からないって顔をしているな。ならお前もそこの馬鹿達と共に悩んで足踏みしているといいさ」
俺の考えている様子さえ滑稽に見えるのか、ケラさんは鼻で笑って氷の奥へと姿を消した。ケラさんが通った後の氷は、先ほどの様に復活していた。
「おい、雪撫……。 あぁもうめんどくせぇ! 殴るなら後で殴れ。雪撫、あの階段への通路を塞いだ氷を無くしてくれ!」
未だに呆然として固まっている雪撫の肩を掴んだ俺は、揺さぶって現実へと引き戻す。気に入られているか気に入られていないかなんて知った事じゃないが、今それで殴られている場合じゃない。
雪撫の焦点の定まらなかった目が俺の顔へ向いたのを確認して、俺は少し安心した。というか、さっきも思ったけどこいつ結構可愛い顔してるよな……じゃねぇわ。
「あ、右目k……じゃない、真さん? ごめんなさい、もう一度言っていただけますか?」
「あの階段の所にある氷を無くしてくれ」
「? わ、分かりました」
言った直後、氷は音もなく溶けて水になった。すぐに駆け付けたかったが、とりあえず雪撫の肩を掴んだまま俺は雪撫の目を見て言ってやった。……というかこいつ、今なんて呼ぼうとした?
「詐欺師の言う事と、自分が築き上げた友情、どっちを信じるのかよく考えろ。お前の信じるそいつがそんな奴なのかってな」
何かに目覚めた顔をした雪撫を置いて、俺は階段から身を乗り出した。予想通り、下では階段を登ろうとする男と言い合いをするケラさんの声が聞こえる。
あいつが固有結界で雪撫のいない世界を作り出してしまっているなら、茶目が先ほどまでビルの上にいた事と、彼女が先ほどまでいたところのフェンスが無くなっている事で、絶対にまた誰かしらが不安になって上がってくるはずなのだ。いや、無くなっているというか、氷の上に乗っかっているのか。
妖力が分からない人間には、フェンスが宙に浮いて見えるだろう。そりゃあ心配にもなる。そんな奴等に向けて、俺は口に手を当てて叫んだ。
「ちょっ、お前等助けてくれ! そのおっさんが助けを下に呼びに行くって言ってたから信用したんだが、あまりに来るのおせぇから困ってんだよ! なんとかしてくれねぇか!?」
下でケラさんが狼狽する気配がしたが、そんなのお構いなしに階段で待機していた奴等が登る事を再開する。階段の真ん中に立っているケラさんはその勢いに押され、自分も降りた階段を上り始める。流石に人数が人数なので襲い掛かる事は出来ないようだ。というか、俺の見間違いじゃなけりゃ今、アイドルオタクみたいな軍団が見えたんだが気のせいか? うーん、階段で隠れてもう見えねぇ。
「……よぉ」
しばらくして人の波に巻き込まれたケラさんは、顔から取れない笑みを残したまま、冷や汗をかいた顔を真っ青にして俺達の前へと姿を現した。後ろからどんどん茶目の為に男たちが上がってきた。
「むむ、見る限りそこまで人が必要な状況には見えないが……君、なぜ助けが必要だと?」
ケラさんの後ろに立っていた、眼鏡のサラリーマンは汗を拭いて俺に聞いてきた。勿論言い訳は考えてある。
「いやさ、見ればわかるだろうけど、彼女は流石にこの高さをずっと目に入れていた怖さから気絶している。で、俺は見た目の通り思春期ど真ん中の純粋な男なんだよ。そんな奴があいつを背負って階段を降りるなんて出来ると思うか? 変な気も起こさずに」
「む……」
顔を赤くして目を伏せるサラリーマンを見て、俺の主張を理解して納得してくれたんだと分かった。ちなみに、茶目はスタイルがかなりいい。グラビアアイドルをやっていけば売れるレベルだと思う。
だからといって俺は興味ないけどな。別に背負って下に降りるくらいなら余裕で出来るが、それらしい理由を探したらそれしか思いつかなかった。
「そこのおっさんも、自分の体臭とか汗を気にしてどうにも出来ねぇって言ったんだよ。だから俺が、女性でも呼びに行けって言ったんだ」
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