転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜

自治会長

#34 婚約者会議


…p.m. 11:30

『はい、旦那様も眠ったところですし』
『今から話し合い…します』

『『話し合いですか?』』













「え…もう一回行ってくれますか?エルナさん」


『ですから、もし旦那様がこれからも女の子を嫁にとると言うのなら、婚約者である私たちが面談して決めますので!』


「いや、それはいいんだけど…もう一個の方…」

『そっ、それですか……ですから、これ以上増えたら、私たちが構ってもらえなくなっちゃうんじゃないかなーと思って…』

「だから?」

『これからは、そのー…夜の営みを増やして欲しい…です!』

「お断りします」


『『『『えーー』』』』

4人は一気に落胆したように、表情を暗くした。エルナに至っては、膝をついていた。

「というか…そんな事しなくても、俺はみんなを放ったらかしになんかしないから。というか、これ以上増えるかもわからないからなぁ」

『ほんと…ですか?』
『ほんと?』
『ほんとですね?』
『二言はないですよね?』

「は、はい。たぶんホントです。なんか最後怖いな」


やっぱり信用ないのかな?俺…

すると、
『旦那様ぁ〜!!』

「ちょ!…グフォォォ…」

俺は、エルナにタックルされて、ソファーに押し倒された。デジャヴだな…

『エルナだけ…ずるい』
『わ、私だって…その…』
『セレナちゃんも、自信持とうよ〜』


結局、俺は契約書を書かされたのち、よくわからないが、1人ずつに再度告白させられる辱めを…
まぁ、悪くはなかった。



翌日の朝、


俺は、国王様に城へと呼び出された。
なんの話だろうな、どうせ仕事の話だろうなぁ…

俺は、素早く部屋へと通されそこには、イジワル国お…おっと失礼、お義父さんが座っていた。

『おー!よくきてくれたよハヤテ君』
「こんにちは国王様」
『お父さんでいいんだよ?ところで君が呼ばれた理由がわかるかな?』

理由かぁ…

あ、アデルート侯爵の問題かな?

「あの問題のことですか?」
『あぁ、その問題だよ。アデルートが居なくなって、仕事が山積みなんだよ。手伝ってくれる?』


やっぱりそうきたか…

『あ、あともう1つ。ハヤテ君はエルナの他にもあと3人婚約者がいるだろ?』

「はい、悪魔族が2人と天使族が1人ですね」

『そこが君の桁違いなところだよ…』

「…やっぱりそうですよね…」

『まぁ、君は神様だからね。私たちは頭が下がるよ』


「あ、あははは…」






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