転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜

Mr.たい焼き娘

#29 急ぎの連絡




王都生活3日目


本当は今日も学校があるのだが、俺だけ休んで仕事をすることになった。
まぁといっても、デスクワークじゃなくて王様と色々話したりするだけの、言ってみれば、お世話係だな。

というわけで、現在地は王城。
しっかしいつ見てもデカイな〜

お、デカイ城って言ったらそういや悪魔界に行ってないな、また色々セレナと相談して地上にあげるか〜



俺は門番さんに、公爵章(ペンダント)を見せて城の中へと足を踏み入れた。



ガチャ、

「失礼します」
『おー、来たかハヤテ君、そこに座りたまえ』

俺はソファーに腰かけた。
すると王様が、
『今日呼び出したのは、君にある提案があるからだ、というかお願いだな…

先日海洋調査を行なっていたら、新大陸を見つけてな、それを調査して欲しいんだ。
直ぐにとは言わんが…どうかな?』

「新大陸ですか…」

そこにも違う文明が栄えてるかも知れないし、もし何もなくて開拓したらちょっと土地もらおー、
え?サングラリアードだけでも広いって?
まぁ大きいほど、特に越したことは無いと思う。

「わかりました。受けさせてもらいます。
でも一部の土地を頂けますか?」

『ん?あぁわかった。そうだ!ついでと言ってはなんだが、サングラリアードの開発資金だ。有効に使ってくれ』

と言って、重そうな袋を5袋持ってきた。(両手にドサっと乗る大きさ・1つ)

1つの袋の中には、白金貨が300枚入っていた。それが5つ。
ということは?
(白金貨1枚1000万円)

150億円!!!!!?

町の発展のために150億もくれたのか?
いや、何かあるな

「国王…お義父さん、違う意味もありますよね?」

『う、やっぱりバレたか、まぁその金は君達の結婚式とかに使うといい。おまけにもうふた袋つけておくよ。すまんな、王金貨が不足していてな、少し嵩張るが辛抱してくれ。』

俺は白金貨の入った7つの袋をアイテムボックスへ入れ、自分の家に帰ることにした。


俺はサングラリアードの参考として王都を歩いていた。
そっか、異世界とか言ったら道は石畳なのかな?
石は1つ1つしっかり研磨されていて、振動が少なくなっている。
でも繋ぎ目で馬車の車輪が上下に揺れているのだ。
アスファルトあったらいいんだけどな〜


そして前から気になっていたのが、水回りについてだ。
ここの国は、下水道は未知の地下にあるのだが、上水道がないのだ。そのため井戸で水を汲んだりして確保しないといけない。

今回もらったお金で上水道と道は整備したいな、



夕方まで時間があるので、ギルドに行くことにした。

「こんにちは!ニコ」
俺は軽く笑いながら、受付嬢に挨拶をしていた。
あれ?そういえばこの前の人じゃ無いな

『は、はい。こんにちは。ギルドへの登録ですか?それともお仕事の相談ですか?』

どうやら新人さんみたいだ。
「あの統括に会いたいんですけど」

『ギルド統括ですか?すいません、統括は忙しい人ですので…ん?何ですか?』
その受付嬢は、後ろからトントンされ何やら耳打ちされていた。
すると、
『も、申し訳ございません!こちらへどうぞ!』
「うん、ありがとう」



俺は統括室のドアをノックし部屋へと入った。するとそこには、ルート統括がいた。

『おぉ、これはハヤテ様じゃ無いですか。今日はどのようなご用件で?』

「ちょっと気になることがあって」








『そうでしたか…、復旧の話ですが、もう少し待ってください。ギルドとしましても直ぐに手が回せないので』

「そうですか、わかりました。修繕費は少し提供しますので」





そんなこんなでギルドでの用事を終え、家に帰っていると、
カランカラン
と甲高い音が街に響いた。
鉄パイプみたいな音だな、

俺は音のした方に向かう、作業着を着たドワーフが頭を足で踏まれている光景を目にした。

しかも踏んでいる相手は…

「あれは…アデルート侯爵…か?」

そこにはいつも通りお腹がどんと出たアデルート侯爵がいた。


俺はすぐさま、
「何してるんだ!」
と声を出すと、
『邪魔をするな!今取り込み中だ。引っ込んでろ!平民!』


……平民?

聞き間違いだろうか?
アデルート侯爵は俺のこと知ってるだろうし…
試してみるか、


俺は少しずつ距離を詰めていった。
『来るな平民!殺されたいのか?』

俺は無言でアデルート侯爵を突き飛ばした。
俺はドワーフに声をかけた。
「大丈夫ですか?お怪我は?」
『あ、ありがとうございます。大丈夫です』

俺はドワーフにヒールをかけて、吹き飛ばしたアデルートを見た。

『うっ…くっ!!やりやがったな!』

「あなたがいけないと思いますけど…」

『まぁいい、侯爵権限でお前を殺してやる!』
「それはできないですよ?」

『何故だ!』

「何故って…俺、平民じゃ無いし、公爵だし」

俺は、アデルートに向けて公爵章を見せた。
目の前のアデルートは顔を真っ青にしてこっちを見ていた。



「というわけですよ、分かりましたか?アデルートさん。




いや、影武者さん?」











俺はその男をロープで縛り、騎士団詰所に行こうとしたのだが、

『おい、旦那!』
と声がかかった。

「どしたんですか?」
『俺はドワーフのデルドだ。まさか公爵様だとは…、』

「いえいえ、大丈夫ですよ。」

『頼みがあるんだが…俺を旦那の部下にして欲しいんだ。』

「部下?」

部下って言ってもな…お給料いるのかな?
と言うか部下って何するの?
「部下って言うけどな…」

『なんでもします!こう見えて俺は、ドーフビルド組合の会長をしてまして、建築とかなら得意です』

建築か…土木系はいけるかな?

「土木系はできる?」

『はい!道でもいけます!』

「じゃあよろしく頼むよ、明後日出る予定だから、明後日の朝公爵邸の前に来てくれ」




俺は気絶させた偽アデルートを引っ張りながら詰所に向かっていると、カンナから念話が入った。

(どしたんだ?)

(ハヤテ様、今、アデルート侯爵と言う人が、ハヤテ様に会いたいと言ってきたんですけど…)

(アデルート侯爵…

何考えてるんだ?)

(わからないですね、でも何か別の気配もします。)

(わかった、今からそっちに行くよ。聞きたいこともあるしな)

俺は偽物をアイテムボックスに収納し、
サングラリアードへと飛んだ。

1秒後、

「ただいま〜」
『お帰りなさい、あなた〜。なんてね〜!
い、痛い痛い!?』


「ふざけない、で?アデルートさんはどうした?」
『今はいないからまた明日って言っておきました!』

「了解。ありがとな」



さてさて何を企んでるんだ?















『久しぶりだな、ビナス。』
『今回はすまねーな侯爵様。話も言ったことだしやってやりますか』

『そうだな、決戦は明日の夜だ。昼間に屋敷の偵察を俺たちが行うから、夜を頼む。』
『おう、わかったぜ』









決戦の時間まであと1日としたのだった。

















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