転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜

Mr.たい焼き娘

#19 隣国への訪問【結婚報告編】



俺たちは今、洞窟を進んでいる。



時間は遡り5時間前…

俺たちはフライストス天教国を後にして
魔の森へと向かった。
リンネ曰く悪魔界の入り口は魔の森の東側
カタランティス軍事帝国よりにあるそうだ。
人間界に近かったらバレそうなものだが、
悪魔界は地下にあるそうだ。

「なあなあ、この距離を歩くのか?」
『うん、飛べるなら早いけど』

飛べたらか。
創造魔法で作れるかな?また後で実験しとこ〜


そして歩くこと4時間、

「ここか?」
『そう此処』

そこは、ぱっと見ではわからないような入り口(洞窟)だった。
また人などに見つからないように結界を張ったり魔法迷宮を忍ばせたり、いろんな工夫をしているらしい。

洞窟の入り口は狭かったのだが、中は少し広く立って歩けるくらいの広さだった。

「ご両親認めてくれるかな?」
『うん、たぶん大丈夫…もし断られても駆け落ちしよ?』

「まぁその時はその時だな、」


リンネは、帰るのが少し怖いらしい。
お父さんには会いたいらしいがお母さんにはあまり会いたくないらしい。

俺とリンネは互いに恐怖心を少し持ちながら手を繋ぎ洞窟をひたすら突き進んでいた。


というわけで今に至る。

もう歩いて1時間になる。
まだなのかな、もう結構足にきてるんだけど…


そして俺たちの足が止まった。
目の前には大きな空間があり、その先には悪魔界に繋がる大きな門があった。
此処を入るための条件は、1,悪魔であること。2,悪魔との契約者。3,悪魔との血縁関係にあるもの。

この三つだ。
俺の場合は、2番に入るのかな?
俺たちは門番に契約の印を見せ中へと足を踏み入れた。

そこは…


ほぼ人間界と同じような建物と、そこに住む人(悪魔)がいる。
俺の予想してたような暗いイメージとは全然違った。
でも所々の違いはある。
例えば、お金。
人間界では主に白金貨、金貨、銀貨、銅貨
が使われているのだが、
悪魔界では硬貨と紙幣が使われていた。
まるで日本みたいだ。
そして何より驚いたのは
街を歩く悪魔たちがみんな人間みたいな格好をしていたのだ。
みんな背中から羽、頭から角を生やしている。

俺は街を歩きながらひたすら驚いていた。
此処の女性の5割はサキュバスらしく
男の俺は目を引かれてしまった。

「悪魔界ってこんな感じなんだな、いいところだよな〜」
『うん、ほんと良いところ。人間界みたいに奴隷とかないし、みんな優しい〜』

俺はリンネと手を繋ぎ大通りを歩いていた。
歩いているとヒソヒソと俺を見て話している人が多く見られた。
よく聞いてみると
『あれって人間だよな…』
『おい、手を繋いでるぞ、』
『どんな関係なのかしらね』
『あの子とどんな関係なのかな?』
『『『結構イケてるわね!』』』

最後の言葉に感謝を込めてをいた。
時たま俺を見て慌てた表情で礼をしてくる悪魔もいた。
リンネ曰く上級悪魔以上の悪魔は人の職業がわかるらしい。
すなわち俺が神ということも分かるらしい。

歩くこと30分、

「で、でかいな…」
『うん、悪魔界王様は大きいものが好きだからね、』

リンネの家は公爵家なので城の下ほどにあるらしい。

そして今、家の前にいる。
やば…めっちゃ緊張する。
そして重々しい金の装飾をした
ドアをノックした。

ガチャ…
出てきたのはメイドさんみたいだった。

『どちらさ…ま…!!!!!?お、お嬢様!?』
「ただま」

『だ、旦那様!!!!!お嬢様がお戻りに!!』

そこまで大ごとなのか?
まぁ女の子だしな、
すると家の奥からドタバタ音が聞こえてきた。

『リンネ〜!!』
『ただいまお父さん』

リンネのお父さんは、身長176cmくらいのダンディーで優しそうな男性だった。

『人間界で酷い目に遭わなかったか?ケガしてないか?お腹すいてないか?』
『うん…大丈夫だから…』

『お前が力試しに行くっていうから、快く快諾したけど全然帰ってこないから何かあったのかと…グス…』

『だ、大丈夫だから…』

『まぁ…よかったよ、さあ中に入りなさい。』
お父さんはリンネを家に入れようとしていた。俺のことは全く目に入っていないらしい。

「あの…俺のこと見えてますか?」

『誰だお前…は……?』

『お父さん、彼はハヤテ様…私の旦那様です…』

『は、はあ!!!?』



俺はリンネと家に入るとリビングのソファーに座った。
目の前には、冷や汗をかいたお父さんがいた。

「あの、今日は結婚の挨拶に来ました。娘さんを俺にもらえませんか?」
『ダメだ!!なんて言えません…貴方様なら大丈夫だと思います。だって…神様ですよね?』

「まぁ私は神族ですけど、だからといって硬くならないでください!」

『わかった…、では聞くが娘は知ってのとおり悪魔だ。それを承知しているのか?』

「はい、そんな事関係ありません。恥ずかしいですけど俺はただリンネが好きなんです。だから大丈夫です。」

『ウヘヘヘ〜』////
リンネが頬を抑えて赤らめている。
親父さんをみると顔を赤くして泣いていた。
『う、うぅぅ〜…そこまでいってもらえるなんて…ハヤテ君だったね、私はグリシャースバン・トーナだ。これから娘をよろしく頼むよ』

「『ありがとうございます!(ありがとう)』」

ふぅー、これでなんとか緊張がほぐれたかな、
『でもだ、私だけでは決められない。妻が帰ってくるまで待ってくれるか?』

「はい、それは大丈夫です。」

『それまでリンネの部屋にいるといい。
その…ああいった行為はまだダメだぞ!』

あ、すいません…
しちゃいました…
俺は黙ってようとしたのだが…

『お父さん。私…もうした』

『………………………マジか…』

『『マジです』』

俺は、リンネと一緒に部屋へと向かった。
親父さんは固まっていたのでほって置いた。

『此処』
とリンネが扉を開けると、
俺が日本で借りていたアパートの5倍はあるであろう広さの部屋だった。
いくらなんでも広すぎだろ。
そこに目立つのはキングサイズのベッド、リンネがベッドの上に座り、その横を手でポンポンとしている。
誘ってると言わんばかりに手招いてくる。
俺は素直にベッドの横に座ると、リンネが赤い顔をして抱きついてきた。

「リ、リンネ?」
『旦那様…キス、しよっか?』
ズキュン〜!!
俺のハートはいとも簡単に貫かれてしまった。
「い、良いのか?」
『うん、早くして。』
そう言って目を瞑ってきた。
まぁ拒む理由もなく、
「『…ん、んん…、』」

しばらくの間、お互いを求めあっていた。
そしてリンネがベッドに俺を押し倒し…


ガチャ、

『や、やめろ〜!!!!!?』

「『ぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃやや!!?』」


お義父さんの乱入によりその場は騒然と化した。
場所はリビングに変わり
『お父さん…嫌い』
『ごめん!ほんと悪かったから!許してください!なんでもするから!』

というわけで絶賛喧嘩中だ。
まぁリンネの方が立場上みたいな感じで信仰されている喧嘩かよくわからない感じだが。

「リンネ、お義父さんはお前のこと心配してたからいったんだと思うぞ?許してあげようよ。」
『わかった』

『ハヤテ君!君には一生感謝するよ!』
そんな感じにことが進んでいると、
ガチャン、と大きい音を立てて黒髪の鎧を着た美しい女性が入ってきたのだった。









さてさて間も無く三章が終わるかなーと言ったところです。
いいねも増えてきました!やったー!
私はとても嬉しいです!
スピンオフはもう少し待ってください!
これからも
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by(たい焼き娘)

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