転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜

Mr.たい焼き娘

#18 隣国への訪問【契約編】



俺たちは、ラーネスさんに案内され
王城へと向かった。
フライストスの城はアトバーストの城よりも白く、大きい。
ここまでする必要ない気がするくらい大きい。
「ラーネスさん…こんなに大きいんですねお城」
『はい、この城は教会と兼ね合わせているので大きくないといけないんです!』

「なるほど…」

俺たちは、豪華な馬車に乗り
城の中へと入った。

『アトバースト王国の使者、公爵殿下のご到着である!』
『『は!』』

うおー!ビックリした、
馬車を降りるとそこには1万近い兵士が並んでいた。
こんだけいると壮大だな…
そうだ帰ったら何か、国王様が褒美を遣わすっていってたから兵士でも貰おっかな、
俺はそんな思いをしていた。







俺たちは謁見の間にいた。
天井は高く、ステンドグラスが美しく光り輝いている。
だいぶ派手な気もするが、結構センスがいいようにも思える。
そして目の前には、教皇がいた。
顔がはっきり見えなくて男か女かわからない。でも

俺と目が合うと、一気に青ざめた顔になった。ん?どしたんだろ?

「教皇陛下どうなさいましたか?」
俺は心配して声をかけたのだが…

『おい!貴様、教皇陛下に対しての発言は認めておらんぞ!これ以上何か申すならいくら使者であろうがその首を…!

『辞めんか…』

何か教皇陛下が小さく震えた声で言った。
でも参謀には聞こえなかったのか
というかちょっと心配しただけで首チョンパなんて流石に酷過ぎだと思うんだけど…

『叩っ斬ってやる!』
俺もなんか癪に障ったので反発してしまった、ちょっと力を込めて
「これはすいません、しかしそこまで言っていいことなのでしょうかね?」
俺が言葉を発するとまた、教皇陛下が青ざめた。?
あたりをチラッと見るとそこらへんにいる貴族みたいなやつは平然とした顔でいたのだが、教皇陛下と神官、シスターみたいな人たちはみんな揃って青ざめていた。

『これはこの国の事情だ!お前は一度言った事を破った!よって死刑を執行す『辞めんかと言っているのだ!』

参謀の言葉を遮り教皇陛下が声を上げた。
その声は女性の声だった。

『し、しかし、こいつは貴女様を!』
『いいから黙れ。』

教皇陛下から凄い殺気が放たれた。
俺はそこまで気にならなかったが周りの人は気絶したり、ふらついたり、口から泡を出して痙攣していた。
おいおい、大丈夫なのかよ…
『う…、、、』

お、あの参謀はまだ辛うじて立っているみたいだ。

すると、教皇陛下が立ち上がり膝をついた俺の元に歩いてきた。すると、
俺よりも頭を下げ(ほぼ土下座)てきた。

「…ち、ちょっと!?どうしたんですか?」
『こ、こ、この度の部下の失態!も、もしわけありません!こいつをどうするかお決め下さい!わ、私が責任をとりますので!』

と、凄い勢いで言ってきた。
あ、あの〜…俺そこまで気にしてないんだけど…というかなんで?

「あの〜…どうしてここまで…一国の王様がこんなただの貴族に対して『た、ただの貴族なんてありえません!あ、あなたは
人でもない!』

え?人じゃない?
あ、もしかしてこの人…わかってるんじゃね?
「教皇陛下…その…私が何かわかりますか?」
『は、ひゃい!』
言葉になってない…

すると周りにいた貴族と参謀が口を出してきた。

『教皇陛下!なぜこんな奴に頭を下げるのですか!』
『我々の王として恥ずかしいですぞ!』

と、ボロクソ言ってるんだが
教皇陛下はそいつらに殺気を放ちまた黙らせた。こいつら学習能力ないのか?

『皆の者、話を聞いてくれ!神官やシスターはわかっているかもしれないが…
このハヤテ様は…


神であらせられる…』

『『『は!!!!!?』』』

貴族達が口を揃えて言ってきた。
俺の後ろでリンネが笑っていたが…
『ハヤテ様カッコいい…』

俺何もしてないけど、





俺とリンネは、豪華な別室へと通された。
少し待ってくれとのことだ。
するとリンネが
『ハヤテ様、参謀に反論した時に…
ゾクゾクってきた、』
と言ってきたのだ。

俺の見解は、反論する時に神力をちょっと放ってしまったのでは?と考えた。
ルシフェル様に神力の制御はだいぶ前に教えてもらったが、まだ全然ダメみたいだ。
神力は魔法と少し似ていて、体内にある力を体外に出して行使するのだ。
でも意識しないと漏れ出す危険性もある。
今回のように少しでも漏れ出すと、一般人にはわからないが、シスターなどの、
教会関係の人には感じられるらしい。


そして5分後、
ガチャ。
『遅れて申し訳ありません!』
そこに入ってきたのは、少し青み掛かった
ロングヘアに神官みたいな服をきた女性だった、
『挨拶が遅れました。フライストス天教国
教皇    カタリーナ・アシス・フライストス
です。以後お見知り置きを…』

「私は、アトバースト王国  公爵
ハヤテ・フォンド・アトバーストです。
教皇陛下のおっしゃるとうり、神…神族です。でもここでは普通に接して欲しいと思います。」

『いえ、そんなことは!』
「お願いしますね?」

『はい…』

「今日、伺ったことなのですが、」


俺は、アトバーストがフライストスと同盟を組みたいということを伝えると、
ぜひぜひと、快くオーケーしてくれた。
まぁたぶん俺がいるからだろうけど…

「あの、街を散策したいのですけど、大丈夫ですかね」
『はい!どうぞどうぞ!あ!そうだ、私も連れて行ってくれますか!』

おぉ…圧が凄い、

ということで、

『ここは王都の大通りの一つです。その分活気があります!』
「綺麗な街並みだな、」
『うん、綺麗…』

建物はアトバーストと似て中世ヨーロッパみたいな建物が連なっていた。

俺はその景色を眺めていると、
リンネが腕を組んで体を寄せてきた。
ちょっ!あ、当たるんですけど…

それを見たカタリーナ教皇が質問してきた、
『お二人はどのようなご関係で?そちらの女の子はハヤテ様の執事なのですか?』

「まぁはい、というかそれもそうなんですけど、俺の妻でもあります…」

『な、なるほど…小さい娘が好きなんですか…』
「ち、違いますからね!」

俺はカタリーナさんの誤解を解くのに必死だった。




そして、出発の日、

『ハヤテ様、リンネ様、今回はありがとうございました!ハヤテ様是非私たちの国にどうかお慈悲を、』
「はい、お慈悲なんて…まぁでもまた伺いますね?」


俺たちは、フライストス天教国を後にした。












さてさて、ただ今、
洞窟の中にいます!
薄暗くてちょっと気味が悪いな…
「リンネまだなのか?だいぶ下にきてると思うけど」

『うん、あと1時間…』

「まじか…」

今から結婚報告…


悪魔は神を認めてくれるのだろうか?






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