転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜

Mr.たい焼き娘

#3 いざ新しい世界へ



『さてと、爺さんも黙らせたし、新しい世界へ行くとしますか?』
笑いながらルシフェル様が言ってくるのだが…
やっぱり女性には逆らわない方がいいかもしれない…
だって、後ろにはボコボコに殴られた
神様がいるんだもん…

「はい…」
俺は、軽く言葉を発し、地球の神さまに
お辞儀をした。

『じゃあ、私の世界の神界にまず行くわよ。そこでもうちょっと詳しい説明をするわね』

俺は神界を後にして、ルシフェル様の神界へと向かい、そこで詳しく話を聞いた。。


そして…

『じゃあ、これから転移させるから、分からないことがあればいつでも連絡しなさいね!』
「わかりました!また連絡します。」

これから新しい人生が始まるんだ!
地球でもうちょっと生きてたかったけど、


『では、颯くん…これから始まる新しい人生。新しい仲間を作り、お互い協力しあってお互いに高め合うのです!
それでは、いってらっしゃい!』

その言葉を聴いた俺は、ゆっくりと目を閉じて意識を手放した…











チュンチュン〜

鳥のさえずりが聞こえる。
目を開ければ、綺麗な青空が広がっている。
俺は、体を起こして周りを見渡す。

どうやら草原に転移してきたようだ。
さて、新しい世界を楽しみますか!
俺は、果てしなく続く道をひたすら歩いていく。



「ちょっとこれ最初から雑じゃないか?」

別に文句があるわけではないんだけど…
なんかほったらかし感がある。
俺は、ルシフェル様に念話を飛ばしてみた。

(ルシフェル様〜)

(はいはい、なんでしょうか?)

(どれだけ歩けば街が見えてくるんですかね?)

(……あ!ごめんなさい!変なところに転移させちゃったわ!今から送り直すのは無理だから、そのまま歩いてればあと2時間後には着くはずよ〜)

やっぱり雑かった。


俺は、言われたとうり道を歩いて行くと
目の前に大きな城壁のようなものが現れた。

「こりゃデカイな…」



壁の一部は入り口になっていて、門兵のような人が見られる。
入国の審査の列に並んでいると、ようやく俺の番になった。
受付には、ガタイの大きな男が座っていた。
『じゃあ、身分証を出してくれ、』

…身分証?
俺そんなもの持ってないんだけど…

「あの〜、俺、身分証がないんだけど…発行って出来ますか?」
俺は恐る恐る聞いてみると、

『身分証なら発行できるぞ、銅貨5枚だ』

結構優しめに答えてくれた。
全然怖くなかったので俺はホッとした。
というか、金がいるのか…
俺ほんと何も持ってない…
俺が、お金持ってませんと言おうとした瞬間、
(颯くん?お金なら少しだけだけどアイテムボックスに入れてあるから、使って良いよ)
とルシフェル様の声が聞こえた。


俺がアイテムボックスから銅貨5枚を出すと受付の男は驚いていた。
なんでだろ?
『お前…アイテムボックス持ちなんだな、珍しいスキルだな…』

「そうなんですか?」

『あぁ、俺は今までアイテムボックス持ちは会ったことなかったぜ』

俺は、そこまで珍しいスキルとは思ってもいなかったので、少しビックリした。
あ、そういやまだ俺のステータス見てないや、
俺は、後で見ようと思い銅貨を渡した。

そのあと別室へとうされると、
耳の長い女性がカメラを持っていた。
あれは、どう見てもエルフだよな…
やっぱり想像どうりの美しさだった。

『それでは、写真を撮りたいと思いますのでそこの席にお座りください。』

俺は、日本でいう免許証想像していた。
それなら、名前も顔も分かるからだ。

撮影が終わった後、
紙に必要事項を書いて、受付に渡して5分が立った。


『待たせたな、兄ちゃん!名前はハヤテ・ヨシザワで間違いないか?』

「はい。」
と答えると、
『しっかし、珍しい名前だな、』

と男が言った。
やっぱりこんな名前の人はいないよな、

俺は、男から身分証を受け取りそこに貼ってある写真を見てビックリした。

そこに貼ってあったのは、
銀髪で、顔立ちがしっかりしている見覚えのないイケメンだったからだ。

「…鏡ありますか?」

と俺は聞き、持ってきてくれた鏡を見ても
写真と同じ人物が写っていた。

なんと俺は、銀髪碧眼のイケメンに生まれ変わったらしい…

おぉ〜…我ながらカッコよく見えて仕方がない…



俺は、自分の顔に感動し、門を後にした。


そうそう、
先ほどの男性は、この国の騎士団に所属しているマルコ・デークルさんだ。
説明によると、身分証は入国の際や
冒険者登録するときに必要ということらしい。
また、身分証によって教会での治療にかかるお金が安くなったりと、保険があると言う。まさに日本の免許証や保険証を一つにしたカードということだ。

俺は、身分証をアイテムボックスに入れ大切に保管することにした。


今日、マルコさんから聞いたことを少しまとめてみる。

まずこの国では、家ごとに位が与えられる。
上からまず貴族だ。
その中でも、公爵・侯爵・辺境伯・伯爵・子爵・男爵に位が分けられている。
そしてその位は、王様から直接、襲名されるのだと言う。
そして男爵の下は、貴族ではなく
平民扱いとなる。

そして、この国は奴隷制度をとっているらしい。しかし、この国はまだマシな方らしい。他の国では奴隷は、理不尽な労働や、愛玩奴隷などがあるが、この国は、そのようなことをすると違法として処罰されるらしい。
そして、成人は15歳らしい。

俺は、そんな話を思い出しながら
風情漂う街を歩いていた。








流石にお腹がすいてきたので、ご飯にすることにした。もう日が沈んできているので良い夕飯どきだ。

俺は、飯屋を探しているとある店が目に入ってきた。
そこは…

『いらっしゃいませ!宿泊ですか?ご飯ですか?』
「ご飯を頂くよ、」
『それでは、奥の席へどうぞ!』

宿と飯屋のついた、こじんまりとしたお店だった。なぜ選んだかって?
それは、

ウエイトレスさんが猫耳っ子だったからです!
年は12歳ほどだろうか?両親の店で働いているから、凄いな、と思った。 
しかも、可愛いのだ

『ご注文はお決まりですか?』
「ん〜、じゃあ日替わりメニューをお願い」
『わかりました!、日替わりメニュー一丁!』
『あいよ〜』

奥から野太い声が聞こえてきた。



辺りを見ると、冒険者とおぼしき人がいっぱいいる。
あぁ、やっぱり異世界に来たんだなと
実感が湧いてくる。


『お待ちどうさま!オーク肉の角煮とパーナの実のスープと、白いご飯だよ!』
「ありがとう…」

俺は、オーク肉の角煮を口へと運んだ…

!?う、美味い!日本で食べた角煮よりは味が薄いが、お肉が柔らかくて口の中でとろけるようだ…
これは止まらん。

俺は、食事を済ませてそのままそこの宿に一泊した。
清潔で良い部屋だったので快適になることができた。
明日からも、毎日楽しく暮らしたいな〜

俺は、希望を胸に
深い眠りへとついたのだった。




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