いつか夢見た夢の跡

佐々木篠

第十二話 その少女は、獣でも化物でもなく少女であった。

 カツカツと靴音が響く、膨大なステンドクラスを拵えた廊下を、少々早足で歩く。
「やはり、お嬢様の見立てどうり・・・と言う事ですか・・・。」
 彼女は、門番として半人前だろう。よく寝るし、部外者を勝手に敷地内に入れるしで。
 しかし、戦闘技術ではお嬢様の攻撃全て凌ぎきれる程の実力者だ。
 白煉の巫女とやらの実力は知れないが、主に害為そうとするならば、この身を亡くしてでも標的を仕留める。
 あの雨の日に、他でもない敬愛すべきお嬢様の御前で誓った事を今こそ果たすべきだろう。
「さぁ、参りましょう。アポイントメントも取って居ないような輩には少々、お灸を据えなければならないようですから」
 止まり、侵入者が来るであろう扉へ向き直る。お嬢様の害敵を、蹴散らせばそれで終わり。
 簡単では無いか・・・やはり彼女、鈴は何処かで手を抜いた。その結果敗北したのだ。
 ならば、それで私が敗北する訳がない。なんせこちらは侵入者を殺す積もりで臨むのだから。
 きぃ・・・と扉を開く。それと同時に短剣を指の間に挟み、後ろ手に隠す
「始めまして、玲華様に限っては館の補修ありがとう御座います。私わたくし、名前を望月星那と申します。ご来館歓迎致しますわ」












「あら、なら補修代としてここを通してくれないかしら?」
「それはできませんわ、補修代は改めて別日に現金にて支払わせていただきます。アポを取って頂けませんとこの先へお通しする訳には参りません。」
「あら?補修に来たときは無条件で入れてくれたじゃない」
「それとこれとは話が別。アレは緊急事態でしたので」
「・・・そう、入れる気は無いのね。あんたの所のお嬢様様がなんぞやらかそうとしているから強制捜査させてもらうわ。勿論拒否権は無いわよ?」
 ・・・どうやら、望月さんと玲華は相当仲が悪いようだ。
 望月さんはあくまで涼しい顔しているが、玲華は確実に額に青筋を立てていることだろう。
「あら?何を仰っているのですか?お嬢様は貴女方のような低俗なゴ○○○とは違って、崇高な目的の為にその御身を捧げているのです。と言う訳でして、どうぞお帰り下さいませ」
「ちょ!?涼しい顔・・・いや、確実に見下してる顔で何放送禁止用語出しているの!?」
 思わず叫んでしまった・・・
 隣の紫芳も同意してくれたのかコクコクと頷いている。
 銀髪ショートの黄瞳で白と青を基調としたメイド服。
 胸部は程よく膨らんでおり、メイド服のスカートから伸びる黄色人種特有の白さが目を惹く・・・おや?
「望月さん?でしたよね?」
「・・・なんで御座いましょう。それと、もしその本が我が館の大図書館の物でしたらお返し頂けませんか?」
 怪しいから、黙って確認させろ。言外げんがいの意思が籠もっているのがありありと分かる位冷たい態度で言われる、・・・玲華の気持ちが多少分かる気がしないでもなかった。
「あ、いや。この本は俺の私物だ・・・です。所でその太ももに巻いているホルダーって・・・ナイフか何かをしまうための奴でしょう?」
 何故か畏まった言い方になってしまった、仕方ない。彼女にはそんな気迫に似た物を持っていた。
 それに見た所後ろ手に何か隠してる・・・?
「・・・へぇ。私、これでも悟られない程度に気を殺しているのですが・・・以外ですわね。貴方只の人間にしては目が鋭い。」
 贈られて来たのは多少の感嘆と殺気。
「まぁ・・・ね」
 言えない!!太もも見てて偶然見つけただなんて言えない!!それを知って知らずなのか紫芳の白い目が刺さる気がする。
「それでは、貴方の本が紅華館大図書室の物では無いと本当に証明できるまで、預からせて貰えますか?」
 ―――――なるほど、何処かで鈴さんとのバトルを見ていたか若しくは、女の勘と言う奴が働いたのか錺がいるこの媒体を入手し、戦力を削ぎつつ大図書室の司書的な存在に聞き込んで本当に大図書室の本で無いかをチェック。
 多分返さないままなんだろうなぁ・・・
 なら簡単、渡すにしろ何らかのオリエンタルを交えるとしよう。
『錺、ちょっといいか?』
『なんだい?君のやりたい事はなんとなくわかっているけど・・・言っておくとその方法は推奨しないよ。不意打ちって予想以上に相手に効くから下手したらもっとヤバくなるよ?』
 錺に脳内で語りかける、精神的に繋がっているからこそできる離れ業だ。
 ただし表情までは分からないためどんな顔をしているか分からないが、なんとなく呆れた顔しているのは分かった・・・気がする。
『わーてっるわーてっるって!でもこの雰囲気じゃ渡さずにいられないだろう?だからさ、なんかこう小爆発で気をそらせる媒体術無い?』
『あると言えばある・・・けど本当にいいのかい?ヤシロが苦労するだけだよ?』
『・・・え?』
『はぁ・・・あのね、彼女。望月 星那は元を正せば君と同じ幻想入りした、戦時中、【時の英雄】とまで謳われた望月界泰かいせいの直系の血族だよ、怪物の血を持つものは怪物である様に彼女もまた怪物の一族の内の最高傑作とまで持て囃された存在だ。』
 俺の世代で戦時中と言えば、4大世界大戦のうちの4つ目。
 現状最新である「アリゾナ奪還大義大戦」だろう。現在の大統領が"フェアリーテイルレボリューション"と銘打って、発言権の縮小を打ち立てようとした所で当時ニューヨークより経済が好景気であったアリゾナ州の人民がデモとテロを同時に行ったためこれを制圧する為に新生国際連合、通称"TPW"が全勢力を以て制圧した。
 "TPW"が打ち立てたこの「アリゾナ奪還大義大戦」はその名の通りあくまで"大義"の為であると、連合長は会見したが、そこら辺はまた別の話。
 兎も角、その作戦で日本自衛隊員の内圧倒的制圧数を誇ったのが望月界泰。通称【時の英雄】、その戦術は他の人間が実行すれば、まず間違い無く両手片足を犠牲にする程の難度だ。その様な戦術を一貫し五体満足で全て生還して来たと言われる。性格は温厚で、動物で例えるならば亀だと教科書で習うような史実だ。
『・・・望月界泰ってあの?』
『そう・・・あの・・・だよ』
『あ、これ渡さない方が得策だ―――――』
「もう遅いですわよ?」
「心を読まないでぇ!!」
 やべぇ、怪物の子は怪物って本当だったのか!テレパシー聞き取られた!おぉ怖い怖い。
 ってかいつの間にか媒体盗られてる!!
「・・・ふむ、私だけでは判りかねます。ので奥の大図書室にてチェックとごうだ―――いえ、保管させて頂きますわ」
「今強奪って言おうとした!!絶対言おうとした!!」
「言いがかりはやめて頂けません事?あくまで保管ですわ。なのでぞうぞお帰り下さいまし」
「嫌だね!著作権所有権の二つを以て返却を要請する!」
「お断りしますわ、私の所に回った時点でこれは私の物ですもの」
「何そのジャ○アン理論!本家はいい意味で言ったのに!!こんなの横暴だ!横暴!」
「横暴とは酷いですわね・・・所で、"時間稼ぎ"は以上で御座いましょうか?」
「・・・」
「・・・図星ですわね。」
 しまったバレた!
「おおかた、私が本を回収した所で何らかの手段で回収。さっきの茶番はその話を悟らせない為のフェイク若しくは―――」
「あぐっ」
 望月さんと玄関の合間を縫って入ろうとした紫芳を猫の襟首を引っ掴む様に持ち上げる。
 何だろうなぁ、この姿見てると紫芳が本物の猫に見えるなぁ・・・
「って和んでる場合じゃ無いでしょ!!相手が邪魔すると言うなら迎え撃つまで!!」
 玲華がお祓い棒と札を構える。
 それに呼応する様に魔力が流れ、望月さんの手の中にあった猫が陽炎の様に掻き消える。紫芳の姿はいつの間にか玲華の斜め後ろにあった。テレポートのようだ。
 俺は望月さんの手にある媒体を取り寄せる。距離を置いて後ずさりながら集中する、棚から取り出す様なイメージを描く。
 すると、右手に確かな本の重みが伝わった。望月さんをみると微かに目を見開き、直ぐに無愛想に戻る。
「・・・挑むのです?」
「引いて駄目なら押し通らせて貰うわ!!」
 望月さんと玲華の間に一種のスパークが奔る
「・・・そうですか・・・では、殺す気で参ります。私は、私の意思で。部外者を排除する為だけのオートマタ。あの方に一生の忠誠と想いを捧げるために。【時の英雄】の直系では無く、"望月星那"として!」
 ・・・・・・何故だろうか、宣言の様な気がしない。確かに途中までは宣言だった。ただ後半は何だろう・・・まるで自分に言い聞かせる様な口調だった。
 望月さんなりのルーティンなのだろうか。














【紅華館・???】

「・・・不味いわね」
 館の前で戦闘が始まってしまった。星那が戦闘を始めると止められなくなってしまう。
 私の最初の眷属、望月界泰が私に伝えたように、望月家の直系は血に"狼"を従わせている。"本気"になれば、敵の血肉を残らず啜ると。
「頑張って・・・星那」
 祈る、今は亡き彼に。私の最初の眷属ハツコイの、私の家族が狼と吸血鬼に支配されないように。














【紅華館・庭園】

 とてつもなく広い庭園?を縦横無尽に駆け回る。
「・・・シュッ!!」
「わっ!!?」
 ナイフが頬と肩を掠める、頬からうっすら血が滲みサマーコートの肩口が薄く裂かれたが大きな怪我は無かった。
 と思っていたがそのナイフの矛先は俺ではなくその後ろにある柱へ一直線に進み、突き刺さることなく"跳ねる"。
 恐らく跳弾だろう、並の使い手ではない事は会った時に察したが・・・武器としてはナイフは扱い方に依るとなるとかなり万能だ。
 投げれば遠距離、縄か何かに繋げて振り回せば中距離、そのまま振り回せば近距離となにかと万能だ。
 そして跳ねたナイフは今度は真っ直ぐ玲華に
「!?」
 さっきの鈴さんとの勝負が響いているのか多少危なげに躱す、躱したナイフは望月さんの元へ飛ぶ。
 自滅かとも思った、いや期待したがそう甘くなく軽々飛んで来たナイフを人差し指と中指で挟んでキャッチする。時の英雄の一族は名前だけでは無い。それにさっきの宣言も本当のようだ。
 これでも手加減しているのだろうか・・・いや、絶対手加減しているな。
「やはり、すばしっこいゴ○○リですね」
 と一言洩らした。
 すっごい冷めた目と澄ました顔が相まってやはり高圧的に見えるが、それがやはり仮面にしか見えない・・・まるで・・・そう、そうだあれに似ている、まるで
「狼・・・?」
「・・・っ!!?その言葉を口にするな!!」
「うわっ!!?ぶねっ!!」
 言葉が途切れるほどの数のナイフが飛んでくる、ナイフは跳弾して俺の方へまるで意思を以て俺を殺そうと向かって来る。
 しかし当たらない。こちらはずっとちょっと動くだけで避けられる。しかも俺は媒体術を全く使用していない状態でこれだ。
 他の二人は果敢に望月さんに仕掛けているがそれら全て受け流されている、冷静さを欠きつつも戦闘行動には一切の乱れが無い。熟練の狩りと修羅場を乗り越え、かつ身内に於いて情が篤い猛々しく吼える狼のように。
「私の血は汚れてなんかいない!!私の血は清い吸血鬼と人間の血しか流れていない!!今すぐ!!その言葉を訂正しろ!!」
 やっぱりなにか引っかかる、自分の先祖の威光に僻むのは俺も同じ。でも、俺の先祖は錺を人柱にした事に恨みこそすれ、ここまでではない。
「あんたの、望月家の経歴は知ってるわ!!!一代目当主の鈴木望月啓成すずきもちづきよりなりは、幻想世界の出身で!とても温厚な人物であったと聞いてる!その人の友人でウン百年生きている妖怪に聞いたわ!!貴女!」
 キッ、と目を鋭くさせ玲華は吠えた。
「"過去を卑下して捨てても、その血に生まれたからには逃れられない物があるの!!"それは白煉だって変わらない!!!」
 玲華が望月さんのクロスレンジに侵入する。そのまま鍔迫り合いとなり、その一点に力を集中しているのが分かる。
「煩い煩い煩い煩い煩い!!!!貴女に何が分かるのですか!!!!過去の栄光の地続きだからと言う理由で!勝手に期待されて!行きたくも無い戦地に行かされて!!目の前で人が死ぬのをただただ見下ろして!!正気を失いそうになるのを必死に堪えて!!それでも家の人間には甘えられなくて!!甘えても良いくらいに同じ事を繰り返したら"最高傑作"って呼ばれて・・・っ!!
私はモノじゃ無い!!獣でも無い・・・!!私は・・・私はちゃんとした・・・に・・・にんげ・・・んで・・・!!」
 最後辺りはダムが決壊したように、想いが溢れた。
 ずっと秘めた想いを内に溜めて溜め続けたのを一気に吐き出す、泣き腫らした両目は赤く腫れ、頬には幾筋もの涙が地の草原に落ちる。
 振るナイフは力なく振り下ろされその場に崩れ落ちる。
 さて、問いといこう。
 もし目の前に崩れ落ちそうな女の子が涙に濡れて血反吐まで吐きそうな位切迫していた場合、ラノベの主人公達はこう答うだろう。













 曰く、駆け寄りナイフを肩で受け止め抱きしめる。












「・・・」
 折れそうな位華奢な、けれどちゃんとした人間の骨格が衣服越しに伝わる。
「・・・・・・とどめ、ささないの?」
「トドメ刺せないの。」
「うそ、うそつき。だって・・・」
「いいの!細かい事はどうだって良い!俺だってね、向こうにいた時は甘えられない時期が結構あった。丁度両親が死んだ辺り、五歳位からかな。親戚のでっかい家に引き取られて、変に期待されてて居づらくなった時もあった」
「・・・そんなとき、あなたはどうしていたの?」
「んー、カメラ持って適当にぶらついたり本を読んで一人の世界に浸ってた」
「さみしくなかったの?」
「寂しいよ?でもね、望月さんよりは気楽だった。」
「・・・うらやましいわ」
「だろ?」
「あなたはそとからきた人だときいた。それだけのせいかつをおくってなお、なにをもとめてここにいるの?」
「寂しかったから逃げ出したかったのもあるけど・・・ウンザリだったんだ。」
「なにに?」
「世界に」
「・・・おもしろい事を言うのね、あなた」
「真剣にそう思ったんだけどなぁ」
 これだ、これこそが望月星那さんの本当の姿。
 何者にも成れなかった故に被ってしまった仮面の奥の姿。
 舌っ足らずの言葉に思わず苦笑いしそうになる。あの高圧的な態度がようここまで落ちるものだ。
 泣き腫らした顔に浮かぶ可憐な、それでいてどこかぎこちない笑みが少女の様な従者は、泣き疲れたのか穏やかな寝息を立て始めた。














【紅華館・???】

「よかった・・・!」
 ひとまずは胸を撫で下ろす、白煉一行は人情に篤い人間だらけのようだ。一行の内の男は芝生で寝てしまった星那に毛布をかける。
 所であの毛布は何処から出てきたのかしら?
「でも・・・喜んでる場合じゃ無いわね」
そう、私は彼らの敵なのだ。いずれ、彼らとは戦わなければならない。これは、私達の、あの娘の為の計画なのだから。
「ごめんなさい、フラン。もう少し、待っていて」
 名を呼び、自らを奮い立たせる。迫る敵を押し退ける為に。















【紅華館・庭園】

「よっ・・・と」
 俺が二つ目の能力で編み出した毛布を、望月さんに掛ける。
 そうぞうの能力は汎用性が高い事に俺は気付いた。すごい便利!
「そのナイフどうするの?」
 紫芳が肩口の深部にまで刺さったナイフを心配そうに眺めながら問う
「勿論・・・ほっと!!」
 生々しい音が耳元で鳴る、多少痛みはあれどこの痛みは望月さんの痛みより、遥かに小さいものだ。
「さっさと止血しなさいよ?このあと、多分正念場だから」
「わーってるわーってる。」
『・・・全く、無茶も程々にして欲しい物だ「第十項・序文・曙昇る薫風、担い手呼ぶは宵月夜」』
 錺が媒体術を行使して、肩口の流血を止め割かれた傷を再生して、傷口を塞ぐ。
 紫芳が魔力で糸を編み上げる、媒体術の治療では、痛覚が残るし痕が残るらしい。 
 だが、魔力で編み込んだ糸は傷口をものの見事に修復した、痛みは無く痕も残っていない。
『手伝ってくれてありがとう、カザリ。魔力は万能に近いから助かる!』
「・・・別に、ただお兄ちゃんの為だから」
「お、おう」
 澄ました顔でこっ恥ずかしい事言われてしまった。あぁ顔が熱い・・・・・・・
「へぇ・・・」
「な、なんだよぅ」
 そんな俺を見て、玲華がニヤニヤしている。やべぇすげぇ恥ずかしい!!
「と、取り敢えず先行こうぜ。ちゃっちゃか済ませて星霊を回収しちゃいたいし、ここ続けて一ヶ月分のハチャメチャで疲れてきたか・・・ら・・・」
「どうしたのよ?そんな何も無い所見つめて」
 前に進もうとした足を止めた玲華が訝しげに見ている、その様子に紫芳が心配そうに見つめる。
「お兄ちゃん・・・?」
「紫芳、玲華。先に行ってくれ、ちょっとやる事出来た」
「社・・・分かったわ、なら美味しい所は持って行かせてもらうわね」
「ははっ・・・断る!」
 気遣いに感謝しながら何も無いと思われた所へ踵を返す。
 そこには風光明媚な大庭園とポツポツと置かれたように存在感が薄くなった豪勢な噴水。
 見て呉は確かに豪勢な大庭園。しかし何故だろうか一点だけ、その一点だけを除けば多分完璧だ。
 そう、自然芝の中に自然な位見分けが付かない程精巧な物、"人工芝"が紛れている。そこに向かい、人工芝に触れると何かの突起物が隠れていた、しっかり押す。
 するとカチリと噛み合う様な音が鼓膜に届く。人工芝が重く開く、扉はやけに重そうな金属質で陽を反射する。ふと、振り返ってみると、そこには未だ夢の中に居る星那さんと
「・・・貴方に頼むのはちょいと癪っすけどね。妹様の事頼みますよ」
 季節外れの陽炎揺れる大地に佇むのは先程激闘を果たし静かに眠っているはずの、あの、チャイナ服の女性だ。

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