プレイヤーキラーと呼ばれた男の物語 〜裏切り者は処すべきだ〜
第13話 退屈な世界
あれの出来事から二週間が過ぎた
フィールドスキル  『デスフィールド』
で1つの国を焼き尽くした俺は
鍛冶屋を除くすべての人々を敵に回している。
だがしかし、俺の元に鍛冶屋いない来ないのにはある一つの点が大きく関わっている
それは圧倒的すぎるほどの俺のレベルだった。
レベル     1226
このレベルになった原因はやはり
あのスキルによる
大量虐殺によるものだ。
今なら、魔神の軍が俺に襲いかかってきても虫けら同然のように蹴散らせるだろう。
「大切なものを失って手に入れた力なんて
    使いたくねーな」
誰もいない部屋の隅で俺は呟いた
だがしかし、復讐を遂げるためには
この力を使わざるを得なかった。
最近の噂では
勇者や大賢者などが、俺を殺すための計画を立ててるらしいが....
そんなことを考えていると...
「コンコン」
唐突に部屋のドアからノック音が聞こえた
俺はすかさず武器を手に取った。
誰だ?勇者?王国の兵?もしくは....
俺はゆっくりとドアを開けた。
「やっぱりあんただったか...師匠」
そうあれから二週間 俺は自分のスキル
が、強大かつ危険なものもある
ということを思い知らされ
スキルを使わずとも暗殺できるよう
剣の修行をしていた、
そしてその師匠は「斎藤勘助」
という男だった、
だが、俺は修行、新たな知識、ためになる教えなにもかもが、どうでもよく退屈だった。
そして今日その師匠が遠いはずの家から来ている。
「わざわざこんな遠いところに来なくて
   も....で、今日は何ようで?」
「ゴホン。
    お主、本当に強くなりたいと思ってねー          
    だろ」
どうして俺の心情がわかったのか分からないがどうやら見抜かれていたようだ
「なぜそう、お考えに?」
「一見真面目そうに見える目なんだが、
   そのさらに奥に、何か深く例えるなら
    底なし沼のような、深い何かがある」
その後、太陽が西の空に沈むまで、
師匠の話を聞いた、
勘助は、大賢者だのの暗殺計画
そして、今まで誰にも打ち明けてこなかった。
己のレベル、
そのレベルは俺の想像を上回るものだった
102063レベル
正直言うと...呆れた、この一言に尽きる
どれだけのモンスターや人などを殺めてきたのだろうか?
そして、俺は知りたくなった
そこまでのレベルなら、この世を支配できるだろうに....そして、何故今の俺のような
『闇』のような心を持っていないのか?
「ーーー使い方を教える、
   おい、聞いてるか?    心の闇の使い方を教えるって言ってんだよ」
ん?      んん?
心の?なんだって?闇の使い方?
「闇って使えるものなんですか?」
俺の質問に勘助は
「簡単に使えるってわけじゃねーよ
    もし、暴走すれば俺以外のやつは大抵
     死ぬだろうな    ハハッ」
笑い事じゃねーだろ
この人頭やばいだろ、レベルもやばいが
「まぁ、そのために俺がいるんだけどな」
話によると練習は
明日から、勘助が泊まり込みで行うらしい
俺は久々に、熟睡したーーーーーーー
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