プレイヤーキラーと呼ばれた男の物語 〜裏切り者は処すべきだ〜

ノベルバユーザー319083

第12話 「自分への失望」


「は?」

目覚めたばかりの俺は、今の状況を飲み込むことができなかった。
ここは、どうやら教会らしい
そしてなんだ?  
生徒会長が俺に死刑判決を下していて
俺は鎖で結ばれている。

ん?よくよく考えれば、まずいなこの状況
オヤジと雫は....良し、居ないな
とにかく、俺だけなら
こんなとこ簡単に脱出できるな

「ガチャン」

「大人しく処刑されとけ
人殺しやろーがよ」

看守が嬉しそうな面で俺を見る
明日の顔を見れないのが残念だけど、




ーーーーーそろそろ脱出するかな

実は俺が、気絶する前に俺は影に武器などの所持品をしまっていた。
この武器さえあれば脱獄など、
簡単な話しだ。

しかし物事はうまくは回らないものだな

「影踏様!助けに参りました!」

「お前、何してるんだ!
 しかもその大怪我誰に負わされた!」

「このくらい大丈夫です。」

また、あの女の仕業でこんなことにまで
周りを巻き込んどいて、
ただで、帰れるか!

「雫、お前は先に鍛冶屋に戻ってろ」

「ですが!」

「戻って、オヤジ連れて
 俺のアジトに行け。これがアジトまでの
 道のりだ。  行け!」

こんな国、俺が滅ぼしてやる!

フィールドスキル『デスフィールド』

指定した全ての地域が、影に覆われ
命あるものを襲います。



うおおおおおおおぉぉぉ!


「終わった....はずだ。」

俺は沢山の死体の上を歩きながら
王都を抜けようとした

すると俺の足を掴んできた奴がいた
振り向くとそこには、
血だらけで這いつくばっている......

「しずく....なのか?」

「かげ...ふみ..さ..ま」

今まで殺すことしか
してこなかった俺に、治癒術式などあるわけがなかった。

ただ、雫を胸の中でギュッと抱きしめて
最後の瞬間を見送ることしか俺には出来なかった.......

「かげふみ...さま、今まで...お世話になりました。
大好きーーーーーー


「神様、生まれて初めて願うよ
 だから、だから!
 雫を!雫を死なせないでくれ!」

当然のように、何も起こらなかった。

呼吸、心音が止まり
俺は一晩中、雫の亡骸を
抱きしめて、泣き続けた。

「俺は、誰だ?俺はなんなんだ?」

「お前はお前だろ、アンちゃん。
 いゃ、プレイヤーキラーさん」

そこには、鍛冶屋のオヤジがいた、

「すまない、俺が居ながら雫を止めれな       
 かった」

「あんたが謝る必要はないさ、それより
 ありがとな。」
 


俺は涙を流し、雫の亡骸を
抱えながら次の街へと
歩いて行ったーーーーーーーー



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