Satan・of・the・Brave
第23話 霊帝の誕生
 妖精は生まれながらにして位が決まっている訳ではなく大体が、下位妖精か中位妖精から産まれてくる。
だが時々それよりも上の位から産まれてくる妖精がおりその位は生まれながら持つ魔力量によって決まる。
また、上位妖精以上の位は天才と扱われ、森では教育機関で貴族並みの授業を受ける権利と寄付金が与えられる。
妖精の森ティールにて、異常な程の魔力を持つ妖精の子供が生まれた
「貴方男の子ですよ」
「なんて量の魔力なんだ?!」
「すごい子が産まれたわね。さすが貴方の子ね」
「この子が早いうちに僕も越されそうだな!考えるだけでなんか嬉しいな!」
「なんて名前にします?」
「僕はね、男の子だったらゼルア、女の子だったらシアって決めてたんだ!」
「どっちもいい名前ですね。じゃあ男の子なのでゼルアですね」
「ゼルア、僕を超えるくらい強くなれよ!」
「あうっ!」
ゼルアは言葉が分かっているかのようにタイミングよく声を出した
「先生、この子の位はどれくらいですか?」
「この子の位は多分"霊帝”ぐらいだと思われます。奥様、素晴らしい子を産みましたね」
5年後ゼルアのステータス検査の日になった
「ママいこー。楽しみだなーどれくらいの魔力があるのかなー?」
「そうねー。パパは仕事で来れないから、帰ってきた時ビックリするくらいあるといいわねー」
「もうパパを越してるかもね!」
移動しながらたわいもない話をしていると教会に着いた
「ゼルア・アルカイド様とそのお母様ですね?お待ちしておりました」
「待ち時間はどれくらいですか?」
「予約したのが1番でしたので今すぐ可能ですよ。それでは、こちらへ」
すると、神父は神像がある部屋に入れてくれた
「奥様は分かってらっしゃると思いますが、ここでは他の教会とステータス検査の作法が違うのでそこはご了承ください」
神父は立ったまま手を顔よりも高い位置で合わせ、目を瞑った。
そして元の体制に戻り言った。
「今と同じことをしてくださいぜルア様」
ゼルアは神父と同じことをして祈ると世界が止まった
「やあやあ、ゼルアだったけな?俺は時空神グラシャ様だ!」
そこには、虹色の髪で18歳くらいの見た目の美青年が立っていた。
 
「どうでもいい。なんでみんな止まってるの?」
「どうでも良くねえーよ!俺は神だぞ?!わかって言ってんのか?!」
「はぁー、そうなの。とりあえず事情を説明して」
「あーはいはい。
さっきも言った通り俺は時空神グラシャ様だ!つまり俺は時間と空間を思うがままに動かせるのさ!」
「へぇーそれから?」
「それで、お前に用があるから全世界の時間を止めたわけよ!」
「僕に用って何?」
「説明が難しいんだがよ、簡単に言うなら俺様の力を使わせてやるってことだ!」
「へぇー。別に要らないや!」
「そうかそうか!受け取ってくれ...ってえ?!今なって言った?!いらないって言ったよね?!神だよ?!俺様の力だよ?!」
「うん、だからいらないって言った」
「なんでだよ?!頼むよ!なら!もう少し説明する!」
「はぁー。早くしてください」
「とりあえずこの世界が危険って事だ。だから、この世界に十一人の救世主達をお偉いさんから作りたいと頼まれたわけだ。つまり!お前はこの世界のヒーローになれる!どうだいいだろ?」
「まぁ、あーでもやっぱり要らないや!」
「なんで?!頼むよ!このままじゃ俺帰れないんだよ!怒られちゃうよ!」
ゼルアに泣きながらグラシャはしがみついた
「貰うよ!貰うから離して!離れろって言ってんだろぉー!」
「よっしゃァ!今貰うって言ったな!じゃあ、とりあえずお前はこの村で修行でもしとけ!ライルが迎えに来るはずだ!頑張れよー!」
「えちょっと待っ「ゼルアまたなー!」」
グラシャはゼルアの言葉を遮って消えていった。完全に気配も感じられなくなった頃にまたもや世界が動き始めた。
「終わられたようですね。今日はこれにて終了です。お疲れ様でしたぜルア様」
「ゼルアー!帰るわよ!」
「ママ!ちょっと待って!まだステータス確認してない!」
「家でゆっくり見なさい。他の人も待ってるからね?」
「はーい。わかったよー」
渋々ゼルアは母と帰宅した。
おはこんばん!どうも作者の桜花時雨です!
今回は長めのお話でしたがいかがでしたか?
私的には、かなりよく出来たと思っております!
今回も新キャラ"ゼルア”が出ましたが3回連続で新キャラを出していますので次回はライルのお話にしようと思っております!
どんどんコメントくださると嬉しいです!
これからもサタン・ザ・オブ・ブレイブをよろしくお願いします!
だが時々それよりも上の位から産まれてくる妖精がおりその位は生まれながら持つ魔力量によって決まる。
また、上位妖精以上の位は天才と扱われ、森では教育機関で貴族並みの授業を受ける権利と寄付金が与えられる。
妖精の森ティールにて、異常な程の魔力を持つ妖精の子供が生まれた
「貴方男の子ですよ」
「なんて量の魔力なんだ?!」
「すごい子が産まれたわね。さすが貴方の子ね」
「この子が早いうちに僕も越されそうだな!考えるだけでなんか嬉しいな!」
「なんて名前にします?」
「僕はね、男の子だったらゼルア、女の子だったらシアって決めてたんだ!」
「どっちもいい名前ですね。じゃあ男の子なのでゼルアですね」
「ゼルア、僕を超えるくらい強くなれよ!」
「あうっ!」
ゼルアは言葉が分かっているかのようにタイミングよく声を出した
「先生、この子の位はどれくらいですか?」
「この子の位は多分"霊帝”ぐらいだと思われます。奥様、素晴らしい子を産みましたね」
5年後ゼルアのステータス検査の日になった
「ママいこー。楽しみだなーどれくらいの魔力があるのかなー?」
「そうねー。パパは仕事で来れないから、帰ってきた時ビックリするくらいあるといいわねー」
「もうパパを越してるかもね!」
移動しながらたわいもない話をしていると教会に着いた
「ゼルア・アルカイド様とそのお母様ですね?お待ちしておりました」
「待ち時間はどれくらいですか?」
「予約したのが1番でしたので今すぐ可能ですよ。それでは、こちらへ」
すると、神父は神像がある部屋に入れてくれた
「奥様は分かってらっしゃると思いますが、ここでは他の教会とステータス検査の作法が違うのでそこはご了承ください」
神父は立ったまま手を顔よりも高い位置で合わせ、目を瞑った。
そして元の体制に戻り言った。
「今と同じことをしてくださいぜルア様」
ゼルアは神父と同じことをして祈ると世界が止まった
「やあやあ、ゼルアだったけな?俺は時空神グラシャ様だ!」
そこには、虹色の髪で18歳くらいの見た目の美青年が立っていた。
 
「どうでもいい。なんでみんな止まってるの?」
「どうでも良くねえーよ!俺は神だぞ?!わかって言ってんのか?!」
「はぁー、そうなの。とりあえず事情を説明して」
「あーはいはい。
さっきも言った通り俺は時空神グラシャ様だ!つまり俺は時間と空間を思うがままに動かせるのさ!」
「へぇーそれから?」
「それで、お前に用があるから全世界の時間を止めたわけよ!」
「僕に用って何?」
「説明が難しいんだがよ、簡単に言うなら俺様の力を使わせてやるってことだ!」
「へぇー。別に要らないや!」
「そうかそうか!受け取ってくれ...ってえ?!今なって言った?!いらないって言ったよね?!神だよ?!俺様の力だよ?!」
「うん、だからいらないって言った」
「なんでだよ?!頼むよ!なら!もう少し説明する!」
「はぁー。早くしてください」
「とりあえずこの世界が危険って事だ。だから、この世界に十一人の救世主達をお偉いさんから作りたいと頼まれたわけだ。つまり!お前はこの世界のヒーローになれる!どうだいいだろ?」
「まぁ、あーでもやっぱり要らないや!」
「なんで?!頼むよ!このままじゃ俺帰れないんだよ!怒られちゃうよ!」
ゼルアに泣きながらグラシャはしがみついた
「貰うよ!貰うから離して!離れろって言ってんだろぉー!」
「よっしゃァ!今貰うって言ったな!じゃあ、とりあえずお前はこの村で修行でもしとけ!ライルが迎えに来るはずだ!頑張れよー!」
「えちょっと待っ「ゼルアまたなー!」」
グラシャはゼルアの言葉を遮って消えていった。完全に気配も感じられなくなった頃にまたもや世界が動き始めた。
「終わられたようですね。今日はこれにて終了です。お疲れ様でしたぜルア様」
「ゼルアー!帰るわよ!」
「ママ!ちょっと待って!まだステータス確認してない!」
「家でゆっくり見なさい。他の人も待ってるからね?」
「はーい。わかったよー」
渋々ゼルアは母と帰宅した。
おはこんばん!どうも作者の桜花時雨です!
今回は長めのお話でしたがいかがでしたか?
私的には、かなりよく出来たと思っております!
今回も新キャラ"ゼルア”が出ましたが3回連続で新キャラを出していますので次回はライルのお話にしようと思っております!
どんどんコメントくださると嬉しいです!
これからもサタン・ザ・オブ・ブレイブをよろしくお願いします!
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コメント
桜花 時雨
深夜さん長文の感想、アドバイス、誤字報告ありがとうございます!
私の作品のアドバイスとても参考になりました!これから実践させて頂きます。
またこれからもアドバイス等下さると嬉しいです。
夜深
感想失礼します。
自分的には好きな話なので、完結まで頑張ってほしいです。ライル君の成長が楽しみです。
気になったところは、句読点の位置ですね。句読点の位置がちょっとおかしかったり、読みにくいときもあるので…。地の文も、「。」がない所とある所があるので統一した方がいいと思います。
後、誤字報告です。
所々、「〜してみたい」など「みたい」が「見たい」になっているところがあります。
長文失礼しました。