第16話悲劇は突然に

学校の終わりにライル、カーシャ、ラーシャの3人はライルの異空間に来ていた。
今回の異空間は進化していた。

「ねえねえライル君ここでどれくらいするの？」

「んーわかんない。でも、ここは外の世界より時間の流れが遅いから、結構長い間いても時間はそんなに経ってないよ。」

ということだ。
今回の異空間は、時魔法と空間魔法を使い時間の流れを遅くしたのだ。

「じゃあ始めようか。」

〔ソロモン。カーシャとラーシャにこの前の説明をできるか？〕

〔はい。可能ですよ〕

「2人とも頭の中に声が響いてくるかもしれないけど、それは僕のユニークスキル『ソロモンの知恵』だから安心してね。」

2人とも首を縦にコクリと振って反応した。

〔じゃあソロモン後はよろしく頼むよ。〕

〔はい、マスター〕

ソロモンが説明を始めたようだ。

「うわ！」

とカーシャは声を上げて、ラーシャはビクリと体だけが反応していた。

一方その頃ライル達の住む街には悪しきことを考える人達、約50人が集まっていた。

「アニキ、この魔人族の街どうしますか？」

「そのアニキって呼び方辞めてください。
まぁ・・・皆殺しですかね」

「わかりやした」

といい後ろを向き大きな声で言った

「野郎ども！アニキから命令が下ったぞ！皆殺しだーー！」

「「「「「「「おーー！」」」」」」」

と、残りの人達が雄叫びを上げ反応した
その次の瞬間、フードを被った人達が各自詠唱を唱え始め、その数十秒後に様々な魔法が飛び交った。

街を見渡せば木の家などが多いいため、木の家は燃え、ほかの家にも燃え広がっていた。

そして、そこに悪人達はなだれ込んだ。

今の街は、様々な人が建物の下敷きになったり、悪人たちに殺され鮮血を散らしていたり、まさしく地獄絵図だった。

〔一旦、終えるとします！マスター！大変です！街の至る所から生命反応が消えております！恐らく人が襲ってきたのだと思われます。〕

「ソロモン、本当か?!よし今すぐ中断して行くぞ！ソロモン、2人は神装が使えるようになったのか?!」

〔恐らくできると思われます。〕

「僕が人を避難させているうちに、2人に神装の説明をしてくれ。」

「よし、2人ともここを出るよ！今街が大変なことになってるみたい！」

そう言いライルは、元の世界に空間を繋いだ。

ライルは、外に出た瞬間に息を飲み込んだ。

「・・・なんだよこれ」

後ろの2人は顔を青くし、目を大きく開いていた。

〔マスター！今は、人の避難を！〕

「あ、ああ」

ライルはすぐさま空間魔法を起動させた。

発動した魔法はオリジナル『死傷魔人族召喚』と『異空間』である。

死傷魔人族召喚とは、直径50キロまでの死傷した魔人族、死傷してない魔人族を呼び出す魔法である。

すると、特に変化は無かったもののライルはこの街の生命反応が急激に減ったので魔人族大半の避難を確信した。

皆さんオハコンバン！作者の桜花です！
今回は、久しぶりの投稿の気がします。
真夜中にほとんど書いたりしてたので、おかしな所とかあると思います。
なので！ぜひコメントください！

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