Satan・of・the・Brave

桜花 時雨

第13話 太陽と月の勇者誕生

 とある伝承の残る村に、太陽の剣と月の剣があった。

二つの剣は意思を持ち自分の感情または判断で選び、その持ち主に、合わせて進化する
そのため100年近く持ち主が現れなかった。

だがある日その二つの剣が抜かれる時が来た。


それは、ライルのリミット検査の日のこと。
太陽と剣と月の剣がある村でもリミット検査があった。
その村では、二つの剣の持ち主が現れるようにステータス検査と、リミットの代わりに「陽月抜剣」と言われるものがあった。
1本ずつ最初は太陽の剣、次に月の剣という順番で行われるのだが。
その日1番目の男の子が剣を抜いたのだ、抜かれたのは太陽の剣だった。
それから1時間ほどして、女の子が月の剣を抜いた。

太陽の剣を抜いた男の子の名前は、
ジュダ・グレティブ
月の剣を抜いた女の子の名前は、
アリス・ティファロー

この出来事は、各国様々な所に広まり2人を一気に有名人へと変える事になったのだった。

元から仲のいい2人の親御さんは、泣きながら喜び自分の子と、互いの子に声をかけた。





「なあなあ、アリスも剣抜いたのか?!」
「そうだよ、ジュダ」
「じゃあ、俺が太陽、アリスが月って事だな!」
「ねえねえジュダ、さっきのステータス検査の時に誰かに会わなかった?」
「アリスもか?俺もあったぞ、なんか太陽神バロア?とかいう人」
「私は違ったよ、月光神ゼロネアって言ってた。」
「よくわかんない話されたよな」
「うん。もう少し大人になったら分かるのかな?」
「でも、分かることと言ったら、俺たちやばいぐらい強いってことじゃね?」
「多分、そうだね。」
「力をあげるって言ってたしね。」
「まぁジュダこれからは、適当には生活出来ないってことだね。」

そのあとは村全体でお祝いなどが行われた。
そして、太陽と月の勇者が誕生した日は終わりを迎えた。





皆さんおはこんばんとお久しぶりです!
ココ最近はテストもあり、データ修復も重なり大忙しでした。
ある程度のデータ修復は終わったので、また少しずつ投稿させて頂きます。
これからもサタン・ザ・オブ・ブレイブをよろしくお願いします!

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コメント

  • 相鶴ソウ

    コメント失礼します♪

    ライル君が、これからどうなるかとても気になりますね!

    新しく登場したジュダ君とアリスちゃんもどんな風に関わってくるのかもとても楽しみです!

    あ、あとセリフとセリフの間を一行開けると読みやすくなるかもです!(偉そうにすみません)

    これからも楽しみにしてます!

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