寿命時間

ノベルバユーザー318922

恐怖と能力

ピッ ピッ っと謎の機械の音が聞こえる
手首の当たりを見ると  時間が書かれており
1秒ずつ 減っている  僕は確信した
これが寿命を表す 数値だと


残り1時間  かなりハードである。
残りの間に  他のプレイヤーをキルしないと
自分が死ぬことになる。
 


僕は とりあえず 持ち物などの確認をする。
初期の武器は 拳銃一丁に弾丸が 10発
かなりキツイ


そしてもうひとつ  本物の拳銃を手にするのは初めてである。僕はすぐにでもやめたいと
思ってしまう。 本物の拳銃の重圧感に
押しつぶされそうで   
 


いつ死んでも おかしくないところで
ただ1人     今 感じてる事それは 
紛れもなく恐怖である。   
いつか、殺されるかもしれない
かと 言って自分が殺すのは、
あまりにも非人道的過ぎるのではと




そんなことを、この後に及んで考えている。


しかし、時は待ってくれない  いずれ殺らなきゃ  寿命で死ぬからだ。 


この世界に来てまで死ぬのは嫌だった  
ここで死ねば  どこへ行くか分からないから
 僕は死ぬのはごめんだと思った。



そんなこんなで、残り43分    時計のように 
カチカチという音が聞こえる。
完全に時間は動いてる。


僕は、思った。  ハードすぎるよ このゲーム
今まで、やってたのとは訳が違う
重みも、匂いも   空気も  全てが違う。



その時だった。



パスッという音が聞こえた、 その瞬間僕は
悟った   ヤバい  狙われてる!


このままではマズいと感覚的に分かった。
どうすればいいのかは分からないが 
ただ 一つだけ  確実に思えた事がある。

 僕を狙ってるのは  初心者狩りをするような
輩であると




しかし、僕は、何をすればいいか分からない 
とりあえず近くの廃墟のビルに身を潜めた。


敵も見失ってるようだと思った。 
しかし、
僕の隠れてる柱を目掛けて 銃を撃ってくる。


僕は頭の中で疑問が生まれた。  
なぜ位置が分かる?   どーして 
僕がここにいると分かるのだと 


しかし、それは、コマンドを開いて
分かった。   能力だという事。 

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