紙飛行機

かたりあさ

勝負

片方の手は3秒すると新たに作られた
「…か…刀なんかで、私が倒せるとでも!キモ男!」
「…確かに、それは爆弾だから、下手したら僕が死ぬかもしれない、けど…」
…その瞬間、全ての爆弾が塵となった
「は…はぁ?…何…これ…マジありえないんだけど…」
「…負けを認めたら…死にはしないよ?」
「だれが負けを認めるもんですか」
と言ったら…発煙弾を手に持ち、爆発させたが…翔斗は、全てが見えている
「無駄だよ…」
「は…はぁ?き、キモ男!な、なんで場所がわかるのよ!」
「そんなんじゃ…僕には勝てない…」
そう言った瞬間…女の腹は横に切れた
「い…嫌だ…死にたくない…お…覚えてろキモ男!…い…いつか…必…」
と、言いながら、彼女は消えてしまった…
「…この世界は…消えると死んだことになるのか…」
「な…なぁ、あの爆弾魔…死んだのか?」
「そ、そうらしいな…あいつ…強くないか…?」
「ヒーローだ…この世界の」
そういった声がどこからともなく聞こえてきて、英雄とたたえられた…そして
「どこにいるんだい!結構探したじゃないか!」
…ラスクの声だ…
「…どこって言われても…紹介もされてないんだから…」

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