魔法少年の自由奇行
003
ゴ〜ン、ゴ〜ン、ゴ〜ン。
午前中の授業の終わりを告げる鐘の音と共に休み時間となった。
この話の主人公。親しい人からはアルと呼ばれるこの少年。本名アルフォート・フォン・オリヴァー言う。オリヴァー伯爵家の三男である。兄二人に姉と妹の五人兄弟。家族仲は良好。
趣味は読書と魔法全般。あとは絵を描くこと。運動神経は悪くない、むしろかなり良い方なのだが妙に鈍臭いところがありあまり目立たない。それにあえて隠している部分もある。
本日は色々な人に。果ては担任の教師にすらからかわれてかなり疲れているのかぐったりとしている。
そこに一人の男子生徒が近づき声をかける。
「おーい。アル、早く食堂行かないと座る席無くなるぞ!」
無駄に元気が良い。ちなみにこの男子生徒がクラス中に今朝の出来事を広めた犯人である。
「セドリック、僕がかんなに疲れているのはきみのせいなんだからなぁ。」
嘆くような声で男子生徒…セドリックに向かって言った少年事アルフォートは全身から疲れています。といったオーラを纏いながら立ち上がり、セドリックと共に食堂へと向かった。
食堂の席に座りながら僕は先程よりもぐったりとした面持ちで食事をしていた。
ちなみにメニューは、僕はオムライスでセドリックは山盛りのミートボールスパゲティである。
「ぷっ、まさか食堂のおばちゃんにまで話が広がってるなんてな驚きだな。」
実に楽しそうにセドリックは言った。
「全然嬉しくない。と言うか皆んなしてなんで僕ばかりからかうんだよ。アリスなんて全くからかわれてないじゃないか。」
僕の言葉を聞いたセドリックは呆れた表情で言った。
「何当たり前のこと言ってんだよ。男ばかりのロンド公爵家の末娘として大切に育てられているアリスと彼方此方と問題ばかり起こす学園切手の問題児であるアルだとアルをからかうに決まっているじゃないか。」
最後の方は実にいい笑顔を浮かべながらセドリックは言った。
「セドリックだって問題児なのは同じ様なものだろう?第7皇子様。」
そう、全然そんな気がしないけどセドリックは皇子である。伯爵家の三男だと。こんなふうに話すことが普通できないんだけど…。
「ふん、俺は良いんだよ。俺の母さんは平民だから俺が皇帝になることはまずありえない。皇帝陛下は母さんに未だにべた惚れだから皇子と呼ばれてはいるけど権力なんてこれっぽっちもないんだしな。このまま馬鹿な皇子として生きていた方が安全なんだ。」
セドリックは母親が平民だから血筋を大切にする大貴族の大半からきらわれている。
本当は僕達は食堂ではなく食堂の上にある。上級貴族専用のレストランで食べるべきなんだけど。
僕達はあのギスギスした感じが苦手で滅多に寄らなくなった。料金も高いしね。
ふと、セドリックの方を見れば山盛りのミートボールスパゲティが無くなっていた。相変わらず食べるのが早い。
僕もさっさと食べてしまおう。
10分後。
うっ、お腹いっぱい。もう食べられない。
僕はあまり量を食べる事ができないので並盛りでお腹いっぱいになってしまう。
…セドリックはデザートとして山盛りのパフェも食べていたのに僕より食べ終わるのは早かった。
僕は密かに消化を助ける魔法を時間制限付きで自分にかけてから食堂を出たてクラスへと戻って行った。
僕と仲のいい友達ってアリスとセドリック以外そんなにいないんだよね…。あれ不思議だなぁ?目から汗が出てるのかな。
アリスは貴族にも平民にも人気が高い。セドリックは一部の貴族と平民に人気がある。僕ってやつは何故か構ってくる人は多いんだけど友達って呼べる人は少ないんだよね。何でだろう。
まあいいや、うん。へこたれてなんかないし。気にしてない。うん。あ、ちょうど良いやクラスに着いた。
さて次の授業は魔法学か。
正直言って今習っているレベルだとつまらないんだよなぁ。
結構レベル上げも頑張っているから魔力も多いし、元から多い方だったからか伸びもいいし。
レベルが上がるというのは存在その物の格が上がるという事。筋力や魔力、生命力や反射神経などが上がる。噂では運まで上がると云はれている。
レベルが上がると死ににくいと言うのもイメージとしては、ロウソクの火とキャンプファイアの炎どちらが消えにくいかと言う様なものである。
レベルといへば今のこの世界のレベル平均値は町で暮らす平民はレベル5前後が多くて、村などに住む人はレベル10くらい。魔物と戦う事が街よりも多いからね。兵士はレベル30以上。それ以上はは忙しくて時間が取れないから難しい。騎士はレベル70以上。レベル100を超える人も少なくない。やはり自分磨きというか高レベルの犯罪者の対応もしなければいけないからね。冒険者はピンキリで下はレベル5から上は…さっぱりわからない。少なくてもレベル500は超えているんだけどあまり詳しくは知らない。
え、僕?僕はレベル320。結構高い方だと思うよ。
あ、先の説明の中に貴族が入ってなかったね。貴族はレベルだけ高い人なら結構いるんだけど…。とどめだけ刺して部下や雇った冒険者に戦闘の殆どを任せてるから正直言ってめちゃくちゃ弱い人が多い。それに、何故かそうやってレベルを上げられるのはレベル50くらいまで。それ以上はなかなかあがらなくなるんだ。だからまあ、平均値はレベル30以上だと思うけど戦闘能力は実際にはかなり弱いから下手をするとレベル10の相手にも普通に負ける事がある。
僕は最初だけ貴族らしくとどめだけ刺す戦闘方法でレベル10まで上げてそれからはまあ。隠れてメタル種と呼ばれる大量に根源を保有している突然変異個体を倒しまくったから今のレベル何だけどね。
メタル種の特徴は、早くて硬くてよく逃げる。後は全身がメタリックカラーくらいかな。
僕は索敵と防御無視攻撃とかクリティカルを出すのが得意だったからまあ、あっさり倒せたんだよね。
うんまあ、普通は凄まじい努力とかでレベルを上げてるからね。僕みたいなのはまちがいなく例外だから。
午前中の授業の終わりを告げる鐘の音と共に休み時間となった。
この話の主人公。親しい人からはアルと呼ばれるこの少年。本名アルフォート・フォン・オリヴァー言う。オリヴァー伯爵家の三男である。兄二人に姉と妹の五人兄弟。家族仲は良好。
趣味は読書と魔法全般。あとは絵を描くこと。運動神経は悪くない、むしろかなり良い方なのだが妙に鈍臭いところがありあまり目立たない。それにあえて隠している部分もある。
本日は色々な人に。果ては担任の教師にすらからかわれてかなり疲れているのかぐったりとしている。
そこに一人の男子生徒が近づき声をかける。
「おーい。アル、早く食堂行かないと座る席無くなるぞ!」
無駄に元気が良い。ちなみにこの男子生徒がクラス中に今朝の出来事を広めた犯人である。
「セドリック、僕がかんなに疲れているのはきみのせいなんだからなぁ。」
嘆くような声で男子生徒…セドリックに向かって言った少年事アルフォートは全身から疲れています。といったオーラを纏いながら立ち上がり、セドリックと共に食堂へと向かった。
食堂の席に座りながら僕は先程よりもぐったりとした面持ちで食事をしていた。
ちなみにメニューは、僕はオムライスでセドリックは山盛りのミートボールスパゲティである。
「ぷっ、まさか食堂のおばちゃんにまで話が広がってるなんてな驚きだな。」
実に楽しそうにセドリックは言った。
「全然嬉しくない。と言うか皆んなしてなんで僕ばかりからかうんだよ。アリスなんて全くからかわれてないじゃないか。」
僕の言葉を聞いたセドリックは呆れた表情で言った。
「何当たり前のこと言ってんだよ。男ばかりのロンド公爵家の末娘として大切に育てられているアリスと彼方此方と問題ばかり起こす学園切手の問題児であるアルだとアルをからかうに決まっているじゃないか。」
最後の方は実にいい笑顔を浮かべながらセドリックは言った。
「セドリックだって問題児なのは同じ様なものだろう?第7皇子様。」
そう、全然そんな気がしないけどセドリックは皇子である。伯爵家の三男だと。こんなふうに話すことが普通できないんだけど…。
「ふん、俺は良いんだよ。俺の母さんは平民だから俺が皇帝になることはまずありえない。皇帝陛下は母さんに未だにべた惚れだから皇子と呼ばれてはいるけど権力なんてこれっぽっちもないんだしな。このまま馬鹿な皇子として生きていた方が安全なんだ。」
セドリックは母親が平民だから血筋を大切にする大貴族の大半からきらわれている。
本当は僕達は食堂ではなく食堂の上にある。上級貴族専用のレストランで食べるべきなんだけど。
僕達はあのギスギスした感じが苦手で滅多に寄らなくなった。料金も高いしね。
ふと、セドリックの方を見れば山盛りのミートボールスパゲティが無くなっていた。相変わらず食べるのが早い。
僕もさっさと食べてしまおう。
10分後。
うっ、お腹いっぱい。もう食べられない。
僕はあまり量を食べる事ができないので並盛りでお腹いっぱいになってしまう。
…セドリックはデザートとして山盛りのパフェも食べていたのに僕より食べ終わるのは早かった。
僕は密かに消化を助ける魔法を時間制限付きで自分にかけてから食堂を出たてクラスへと戻って行った。
僕と仲のいい友達ってアリスとセドリック以外そんなにいないんだよね…。あれ不思議だなぁ?目から汗が出てるのかな。
アリスは貴族にも平民にも人気が高い。セドリックは一部の貴族と平民に人気がある。僕ってやつは何故か構ってくる人は多いんだけど友達って呼べる人は少ないんだよね。何でだろう。
まあいいや、うん。へこたれてなんかないし。気にしてない。うん。あ、ちょうど良いやクラスに着いた。
さて次の授業は魔法学か。
正直言って今習っているレベルだとつまらないんだよなぁ。
結構レベル上げも頑張っているから魔力も多いし、元から多い方だったからか伸びもいいし。
レベルが上がるというのは存在その物の格が上がるという事。筋力や魔力、生命力や反射神経などが上がる。噂では運まで上がると云はれている。
レベルが上がると死ににくいと言うのもイメージとしては、ロウソクの火とキャンプファイアの炎どちらが消えにくいかと言う様なものである。
レベルといへば今のこの世界のレベル平均値は町で暮らす平民はレベル5前後が多くて、村などに住む人はレベル10くらい。魔物と戦う事が街よりも多いからね。兵士はレベル30以上。それ以上はは忙しくて時間が取れないから難しい。騎士はレベル70以上。レベル100を超える人も少なくない。やはり自分磨きというか高レベルの犯罪者の対応もしなければいけないからね。冒険者はピンキリで下はレベル5から上は…さっぱりわからない。少なくてもレベル500は超えているんだけどあまり詳しくは知らない。
え、僕?僕はレベル320。結構高い方だと思うよ。
あ、先の説明の中に貴族が入ってなかったね。貴族はレベルだけ高い人なら結構いるんだけど…。とどめだけ刺して部下や雇った冒険者に戦闘の殆どを任せてるから正直言ってめちゃくちゃ弱い人が多い。それに、何故かそうやってレベルを上げられるのはレベル50くらいまで。それ以上はなかなかあがらなくなるんだ。だからまあ、平均値はレベル30以上だと思うけど戦闘能力は実際にはかなり弱いから下手をするとレベル10の相手にも普通に負ける事がある。
僕は最初だけ貴族らしくとどめだけ刺す戦闘方法でレベル10まで上げてそれからはまあ。隠れてメタル種と呼ばれる大量に根源を保有している突然変異個体を倒しまくったから今のレベル何だけどね。
メタル種の特徴は、早くて硬くてよく逃げる。後は全身がメタリックカラーくらいかな。
僕は索敵と防御無視攻撃とかクリティカルを出すのが得意だったからまあ、あっさり倒せたんだよね。
うんまあ、普通は凄まじい努力とかでレベルを上げてるからね。僕みたいなのはまちがいなく例外だから。
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