話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

『勝ったら賞金10億』ゲーム依存者がデスゲームに参加した結果。

豚の人。

「さぁ、ゲームを始めましょう」



「おぉ…本格的だな。てか寒っ…」

 廃ビル中には複数名のピエロの仮面を被ったメイド服姿の女性が一列に並んで居た。

  綺麗に一列に並んで居る隣には長机があり、机の上にはトランプやUNO、オセロ…そして拳銃が沢山。

(あの拳銃…SIG P938か。確か6,7発打てるんだっけか。見た感じ偽物でも無さそうだな)

正直、サバゲーやってたら銃の名前なんて嫌でも覚える。

「…来たか」

後ろから俺の後に続いてぞろぞろと参加者が入ってくる。何人か怖じけついて帰る人も見えるが。

「それでは皆様、ルールをご確認しましたら、机の上に置いてある拳銃を一人一つ、お取りください」

そういえばルールは確認してなかった。

 俺はポケットからスマホを取り出し、もう一通のメールを開く。

 そこには、デスゲームルールの説明と書かれており、下にはルールらしき文が表記されていた。

「なになに…?」

ルールその1...途中参加、リタイアは一切認めない

ルールその2...ゲームはどんなゲームをしようが互いが認めれば自由である

ルールその3...ゲームの内容は個人で自由に決めて良しとする。また、ゲームを仕掛けられた方はゲームをするか、しないかは自由である

ルールその4...お互いゲームにかける物は互いの"命"。これは固定である。また、ゲームに敗退した者はその場で死となる

ルールその5...ゲームの勝利以外で拳銃を乱用し参加者を殺害した場合即反則負けとなる

ルールその6...相手の不正を見抜いた場合特殊勝利となる

ルールその7...ゲームは最大5人までとする

ルールその8...司会進行は必ずGM(※ピエロ仮面の女性)がやる事。尚、ゲームをやるさいは必ずGMに言うこと

ルールその9...デスゲーム中は全て命をかけたゲームで決着を着けることとする

ルールその10...最後まで諦めず、最高のゲームになるようにすること

「最高のゲーム...?最後のは無理矢理締めた感が否めないな...」

まぁ良い。とりあえずルールは確認したし、拳銃でも取りに行くか。

「...これでいいか。全部同じだし」

俺は適当な拳銃を手に取る。

「...ん?」

その拳銃に違和感があった。"何か"違和感が...

「銃弾が入ってないのか...?」

妙に軽いのだ。拳銃は銃弾が入ってるか入ってないかでかなり重さが変わる。

  ......嫌な予感がする。あくまで勘にすぎない。だが…

「えーと…すみません、この拳銃、銃弾が入ってないと思うんですけど...」

俺はGMとやらに声をかける。

「...そこに気付きますか。失礼致しました。確かに、そちらの拳銃には銃弾は入っておりません」

「はぁ!?どういうつもりだよ」

一人の中年のおっさんがまた声をあらげる。

「ルール9を覚えているでしょうか。デスゲーム中は全て命をかけたゲームで決着を着けることとする。これから皆様には、銃弾をかけたデスゲームをしてもらいたいと思います」

「はぁ...!?」

おっさん、声に出して言う気持ち分かる、すごい分かるぞ。

  それにしても、弾丸をかけたデスゲームとは...中々面白いことしてくれるなこの連中は。

「ルールは簡単です。私達が出す問題に答えるだけです。制限時間は15分、回答は一人一回までです。間違えた場合...」

ピエロの仮面を被った女性が手で拳銃の形を作り頭に当てる。

「...分かってますよね?」

恐らく...というか確実に死という意味だろう。

「...さて、前置きが長くなりました。これから始めるゲームの御説明をします」

ピエロ仮面の女性は長机から一つのトランプを手に取る。

「ルールは簡単。私が引いたカードを当てるだけです」

「引いたカードを当てる、だけ...?」

そんな言葉が思わず口から漏れる。



「さぁ、ゲームを始めましょう」

「推理」の人気作品

コメント

コメントを書く