異世界に転移しちゃったよ〜鬼の力で異世界無双〜
五龍会
身体強化を施した職員。
回避、蹴り、殴り。
その全てが、重く。それでいて、目で追うのがやっとである程に速い。
だが、所詮は目で追う事が出来る程度の速さである。
プロのボクサーの、ジャブ程度。
「なんで、当たらないんだ」
息を切らしながら言う職員に。難無くとそれを躱すシキは、息を切らすことなく言う。
「それ程速くないからだ」
そう行ってすぐに、職員は腹を抱えて崩れ落ちた。
何故だ―答えは単純。職員を上回る速さで鳩尾を殴ったからである。
目に見えぬとはこの事。速いなどと比喩しては、それこそその力を侮辱するような神の御業。
これこそが、力に特化した鬼の力。
だが、まだ力の1割も出していない事に。
これほどの攻撃など、人間で言うデコピンにもみたない割合であることに。
シキ本人すら、気づいていない。
「あ、はぁ……あぅ、はぁ」
息が詰まり声を漏らしながら――そんな中で必死に呼吸をする職員は、脂汗をダラダラと。
「き、貴様何者だ……」
「何者? 」
そうだな……。と、続ける。
「鬼――、とでも名乗っておこうか」
「鬼か……。まぁ、今回は言及しないでおこう。上からのお達しだ」
納得したのか、既に荒い息は治まっていたようで。
ゆっくりと立ち上がり、刃引きされた剣を拾った。
「そう言えばあんた、うちの講習の教師をやるんだってな」
「あぁ、五龍会の使いとやらが来てな。報酬が良かったから二つ返事で引き受けた」
「上から直々にとボスが言っていた時は何者かと思ったが、この強さなら納得だ」
ボスとは、恐らく暁のリーダーロラソン。
ここはその――、暁の管轄内ということか。
剣を元の場所に直した職員は、紙に何かを書く。それを、俺に手渡した。
「それ、表の職員に渡せ。そうすりゃ完了だ」
「そうか」
その紙には、「合格」とのみ記されていた。
毎回タイトルを考えるのが厳しくて、何かないかなと考えたけど今のもしっくりこない。
誰か、助けてー(っ´・ω・)
回避、蹴り、殴り。
その全てが、重く。それでいて、目で追うのがやっとである程に速い。
だが、所詮は目で追う事が出来る程度の速さである。
プロのボクサーの、ジャブ程度。
「なんで、当たらないんだ」
息を切らしながら言う職員に。難無くとそれを躱すシキは、息を切らすことなく言う。
「それ程速くないからだ」
そう行ってすぐに、職員は腹を抱えて崩れ落ちた。
何故だ―答えは単純。職員を上回る速さで鳩尾を殴ったからである。
目に見えぬとはこの事。速いなどと比喩しては、それこそその力を侮辱するような神の御業。
これこそが、力に特化した鬼の力。
だが、まだ力の1割も出していない事に。
これほどの攻撃など、人間で言うデコピンにもみたない割合であることに。
シキ本人すら、気づいていない。
「あ、はぁ……あぅ、はぁ」
息が詰まり声を漏らしながら――そんな中で必死に呼吸をする職員は、脂汗をダラダラと。
「き、貴様何者だ……」
「何者? 」
そうだな……。と、続ける。
「鬼――、とでも名乗っておこうか」
「鬼か……。まぁ、今回は言及しないでおこう。上からのお達しだ」
納得したのか、既に荒い息は治まっていたようで。
ゆっくりと立ち上がり、刃引きされた剣を拾った。
「そう言えばあんた、うちの講習の教師をやるんだってな」
「あぁ、五龍会の使いとやらが来てな。報酬が良かったから二つ返事で引き受けた」
「上から直々にとボスが言っていた時は何者かと思ったが、この強さなら納得だ」
ボスとは、恐らく暁のリーダーロラソン。
ここはその――、暁の管轄内ということか。
剣を元の場所に直した職員は、紙に何かを書く。それを、俺に手渡した。
「それ、表の職員に渡せ。そうすりゃ完了だ」
「そうか」
その紙には、「合格」とのみ記されていた。
毎回タイトルを考えるのが厳しくて、何かないかなと考えたけど今のもしっくりこない。
誰か、助けてー(っ´・ω・)
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コメント
ロキ
鬼の異世界転生記とかどうでしょうか,,面白いのでこれからも頑張ってください!(*´꒳`*)