生きるためには
7話 パーティメンバー
高校に受け入れてもらい、その後日、俺が岩崎くんと話してる時に事件は起きた。
「岩崎さん!!大変です。今までのモンスターとは違うでかいオオカミが襲ってきました!!凛さんも怪我を負いました。」
なに、あの圧倒的な強さだった凛さんごが怪我をした?ネームドモンスター並の強さじゃないか?
「分かった。すぐ行く。みんな行くぞ!!」
戦える人間全員でネームドと思われるモンスターと戦うことになった。
「やっぱりネームドだよなぁ」
殺意察知がガンガン警告してくるな。
「凛は、怪我を治してからまた戦ってくれ!それまでは俺らで持ちこたえるぞ!いざとなったら逃げるからな!」
「「はい!!!」」
どうやら戦うようだ。ネームド相手に偽ったステータスで戦うのは死にに行くようなもん。こいつと戦ったらそろそろ高校からは離れるか。だから俺も本気で戦おう。
「よしっ、行くぞ!」
岩崎くんが声を上げそれに応えてみんなの気合いも高まっていく。効率よく岩崎くんが指示を出す。
「愛花!!お前は凜の回復をしろ!出口と川島は前衛であいつの動きを止めろ!」
「grooooooooooooouu」
ネームドの咆哮は相手をひるませる効果がある。今回も前衛に出た2人の動きが止まり攻撃を受けてしまう。もう前衛の2人は満身創痍だ。たってるのも辛いだろう。
「まだ負けねぇッ」
ガッツはあるようだ。
「無理はするな!」
岩崎くんはそう言って前衛2人を下がらせると同時に、怪我が治った凛さんを前衛に投下した。他の仲間の遠距離からの支援もあり、じわじわと相手の体力を削っていく。
「よしっ!この調子なら勝てるぞ!」
そう思った時、相手が今までにない技を使ってきた。俺と同じ影操作だ。影を使ってみんなの動きを止める。一気に形勢逆転だ。まだ死者は出てないが時間の問題だろう。そう思った直後1人の命が奪われた。
川島の命だ
「「川島ッッおい大丈夫かッ」」
「畜生!!」
岩崎が吠える。
じりじりとこっちの体力が削られていく。影を使った攻撃が強力だ。
「みんなの!もう無理だ!ここは逃げるぞ!」
そう言うと岩崎は、学校の中にいた一般市民を囮に、学校を捨て逃げていった。
ただ、俺が救った香織はどこか納得で居ない様子で戦う俺の元にやってきた。
「雪八さんも逃げてください!」
「俺は大丈夫だよ」
そう言った直後、オオカミの攻撃を受けてしまった。
「ううぁぁぁ畜生!」
やっぱりまだまだ力が足りない。ゴブリンのネームドが弱かっただけで、全然倒すことが出来ないようだ。
「やっぱり逃げるか、着いてこい!」
「はいッ!!」
学校の裏に止めてあった単車を走らせ、何とか逃げ延びた。だが、学校にいた一般市民はほとんどが死亡し、学生達はバラバラになってしまった。
「畜生!!」
勝てると高を括ってた俺を卑下し、油断して怪我を負ったことを反省した。
「これから白崎さんはどうするんだ?みんなと合流しなくてもいいのか?」
「いえ、みんなと行くより、あなたについて行きたいです。」
何故か俺について行きたいと言ってくる。
俺は今のところ仲間を必要としてないけど、理由によっては一緒に行くことにしよう。
「どうして?」
「私は、アイテムボックスというレアスキルを持っていて、その事でこき使われてたんです。岩崎くんは人を洗脳する能力を持っています。時間が経てば効果は薄れますが」
なるほど。だから定期的に岩崎くんは高校に居る一般市民と面会をしてたわけか。俺が洗脳されなかったのは、殺意察知が働いて、相手の言葉を警戒してたからなのか。
「アイテムボックスってどんなスキルなんだ?」
このスキルの内容によっては一緒に行動することにるかもしれないな。
「アイテムボックスは名前の通り、アイテムを好きな時に出し入れ出来るスキルです。沢山荷物も入ります。」
なるほど、俺の影隠れの応用て、時分の影に荷物を多少は入れられるが、それの本家のようなスキルか。
「どれくらいの物が入るんだ?」
「わからないですけど、今は少しですけど食料もあります。」
「分かった。これからは一緒に行動しよう。」
「ありがとうございます!」
そんな訳で俺は白崎香織さんと一緒に行動するようになった。その事によって食料確保などが格段とやりやすくなった。あとは白崎さんが戦えるかどうかだな。
「俺の本当の職業は影人。レベルは10白崎さんの職業とレベルを教えてくれないか?」
一応パーティメンバーなのだからその位は把握しておきたい。白崎さんの戦闘能力も分からないのだから聞いて損は無いだろう。
「私の職業は、結界師ですレベルは6。
主に防御面で活躍出来ると思います。」
結界師か。なかなか強そうな職業だな。影操作で防御は多少出来るが、今回のように格上相手ならダメージを受けてしまうこともあるからちょうどいいか。
???「ラッキーぃ さっきの戦闘で弱ったネームド!俺が殺しちゃおっ♡」
«ネームドモンスター「ダークウェル」討伐を確認。黒の外套を討伐者に譲渡します。»
あっさりとネームドを倒した男はにやりと笑うのであった。
「岩崎さん!!大変です。今までのモンスターとは違うでかいオオカミが襲ってきました!!凛さんも怪我を負いました。」
なに、あの圧倒的な強さだった凛さんごが怪我をした?ネームドモンスター並の強さじゃないか?
「分かった。すぐ行く。みんな行くぞ!!」
戦える人間全員でネームドと思われるモンスターと戦うことになった。
「やっぱりネームドだよなぁ」
殺意察知がガンガン警告してくるな。
「凛は、怪我を治してからまた戦ってくれ!それまでは俺らで持ちこたえるぞ!いざとなったら逃げるからな!」
「「はい!!!」」
どうやら戦うようだ。ネームド相手に偽ったステータスで戦うのは死にに行くようなもん。こいつと戦ったらそろそろ高校からは離れるか。だから俺も本気で戦おう。
「よしっ、行くぞ!」
岩崎くんが声を上げそれに応えてみんなの気合いも高まっていく。効率よく岩崎くんが指示を出す。
「愛花!!お前は凜の回復をしろ!出口と川島は前衛であいつの動きを止めろ!」
「grooooooooooooouu」
ネームドの咆哮は相手をひるませる効果がある。今回も前衛に出た2人の動きが止まり攻撃を受けてしまう。もう前衛の2人は満身創痍だ。たってるのも辛いだろう。
「まだ負けねぇッ」
ガッツはあるようだ。
「無理はするな!」
岩崎くんはそう言って前衛2人を下がらせると同時に、怪我が治った凛さんを前衛に投下した。他の仲間の遠距離からの支援もあり、じわじわと相手の体力を削っていく。
「よしっ!この調子なら勝てるぞ!」
そう思った時、相手が今までにない技を使ってきた。俺と同じ影操作だ。影を使ってみんなの動きを止める。一気に形勢逆転だ。まだ死者は出てないが時間の問題だろう。そう思った直後1人の命が奪われた。
川島の命だ
「「川島ッッおい大丈夫かッ」」
「畜生!!」
岩崎が吠える。
じりじりとこっちの体力が削られていく。影を使った攻撃が強力だ。
「みんなの!もう無理だ!ここは逃げるぞ!」
そう言うと岩崎は、学校の中にいた一般市民を囮に、学校を捨て逃げていった。
ただ、俺が救った香織はどこか納得で居ない様子で戦う俺の元にやってきた。
「雪八さんも逃げてください!」
「俺は大丈夫だよ」
そう言った直後、オオカミの攻撃を受けてしまった。
「ううぁぁぁ畜生!」
やっぱりまだまだ力が足りない。ゴブリンのネームドが弱かっただけで、全然倒すことが出来ないようだ。
「やっぱり逃げるか、着いてこい!」
「はいッ!!」
学校の裏に止めてあった単車を走らせ、何とか逃げ延びた。だが、学校にいた一般市民はほとんどが死亡し、学生達はバラバラになってしまった。
「畜生!!」
勝てると高を括ってた俺を卑下し、油断して怪我を負ったことを反省した。
「これから白崎さんはどうするんだ?みんなと合流しなくてもいいのか?」
「いえ、みんなと行くより、あなたについて行きたいです。」
何故か俺について行きたいと言ってくる。
俺は今のところ仲間を必要としてないけど、理由によっては一緒に行くことにしよう。
「どうして?」
「私は、アイテムボックスというレアスキルを持っていて、その事でこき使われてたんです。岩崎くんは人を洗脳する能力を持っています。時間が経てば効果は薄れますが」
なるほど。だから定期的に岩崎くんは高校に居る一般市民と面会をしてたわけか。俺が洗脳されなかったのは、殺意察知が働いて、相手の言葉を警戒してたからなのか。
「アイテムボックスってどんなスキルなんだ?」
このスキルの内容によっては一緒に行動することにるかもしれないな。
「アイテムボックスは名前の通り、アイテムを好きな時に出し入れ出来るスキルです。沢山荷物も入ります。」
なるほど、俺の影隠れの応用て、時分の影に荷物を多少は入れられるが、それの本家のようなスキルか。
「どれくらいの物が入るんだ?」
「わからないですけど、今は少しですけど食料もあります。」
「分かった。これからは一緒に行動しよう。」
「ありがとうございます!」
そんな訳で俺は白崎香織さんと一緒に行動するようになった。その事によって食料確保などが格段とやりやすくなった。あとは白崎さんが戦えるかどうかだな。
「俺の本当の職業は影人。レベルは10白崎さんの職業とレベルを教えてくれないか?」
一応パーティメンバーなのだからその位は把握しておきたい。白崎さんの戦闘能力も分からないのだから聞いて損は無いだろう。
「私の職業は、結界師ですレベルは6。
主に防御面で活躍出来ると思います。」
結界師か。なかなか強そうな職業だな。影操作で防御は多少出来るが、今回のように格上相手ならダメージを受けてしまうこともあるからちょうどいいか。
???「ラッキーぃ さっきの戦闘で弱ったネームド!俺が殺しちゃおっ♡」
«ネームドモンスター「ダークウェル」討伐を確認。黒の外套を討伐者に譲渡します。»
あっさりとネームドを倒した男はにやりと笑うのであった。
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