異世界飯屋で荒稼ぎ!?

きまぐれ執筆師

転生

そっと目を開けると見知らぬ場所にいた

記憶が思うように蘇らない

料理人であることと、死ぬ前の機械音だけははっきり覚えていた

「あっお目覚めになりましたか?」

扉の奥から少女がでてきた

手のお盆にはスープらしき物とおしぼりが乗せてあった

「あなたは森で倒れてたのですよ。ミケさんに頼んで転移魔法でここまで運んでもらったのです」

俺は黙ったままになっていた

「ここは?..どこだ?君は誰だ?」

俺は初めて少女に話しかけた

「ここは商人の街グレイスリー繁華街の宿屋です。ここでは酒場でもあり、私は看板娘をしています」

少女はそう言いながらベッドの横の机にお盆を乗せた

「よかったら召し上がって下さいこの宿屋自慢のオーク肉のスープです」

聞いたことのない肉に俺は少し興味を持ち、スープを頂くことにした

少しクセがあるが噛みごたえがあり、出汁も聞いている

俺はすぐに食べ終えた

「美味しかったですか?」

「ああ、こんな肉は初めて食べたよ」

俺は少し元気が出たので少女に話しかけた

「君の名前は?」

「あっ申し遅れましたエレナ=フィグゼルと言います。あなたは?」

「俺は佐々木大輔、料理人だ」

少女は不思議そうな面持ちをした

「ササ?..異国の方ですねなんと呼んだらよろしいですか?」

どうやらここは日本ではないらしい

「ダイチャンと呼んでくれ」

「分かりました、ダイチャン様」

思ってた展開と違うが説明するのも面倒なので突き通した

「しばらくはゆっくりしてて構わないですよ」

そう言うとエレナは扉の奥へと姿を消した

俺は状況を整理しようとした

-30分後-

どうやら死ぬ前の機械音の通り異世界へ転生してしまったらしい

そして俺は料理人でなにやら特殊スキルを持っているようだ

確か「調理」「適合味覚」「作農師」だったよな?

扉が開き、再びエレナが入ってきた。

「ダイチャン様は記憶をなくしてる見たいですね」

「なぜ、知っている?」

「ミケさんがあなたを見つけた時言っていました」

そのミケさんって人がすごく気になるが、エレナの話を聞くことにした

「ダイチャン様プロフィール出せますか?」

「プロフィール?」

「誰でも出せますよ私のを出すので見ててください」

エレナはそう言うと深呼吸をした

「ロフル!!」

目の前に電子盤みたいなのが写った



To be continue 


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どうも作者のきまぐれ執筆師です
作品をご覧いただきありがとうございました
ホントにきまぐれに書くので人気次第で失踪するかもしれません(~_~)
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