異世界転生したらチートでした

有林 透

オークション

その頃の多数の教会………

「大司祭様!教会本部から寄付が来ました!寄付してくれた人は礼二様と、言うようです!しかも、この国の全ての教会に金貨5枚も寄付してくれています!」

「なんと……。その方は慈悲の心で溢れていますね……。ありがとうございます」

その報告を聞いた大司祭様は、礼二に感謝し、崇めはじめた。

その頃、礼二はギルドで報酬を受け取っていた。

「ほい、じゃあお前が倒した魔物は大量すぎて、数えんのめんどくさいし、金にも困ってないだろ?だから適当な金額を銀行にぶち込んどいたから、また後で確認しといてくれ」

こんな適当な感じだが、実は金はもういらないんだ。なぜなら、この半年間の間にも大量の依頼をこなし、金がバコバコ増えていて、ギルドの銀行には軽く5,000,000,000を超える金が入っている。しかも、アイテムボックスにも大量の金が入っていて、俺1人で国の予算をはるかに超えている。
何もすることがない。だが、そこでふと思ったことがあった。それは、『オークションに行こう』だった。
オークションには高額なものが、大量に出品される。しかも、『創造魔法』ですら作れないものも多数存在するらしい。それを手に入れるために行こうと思ったのだ。
しかし、そのようなものは表のオークションでは手に入らない。その為、裏オークションに行く必要がある。

裏オークションに行く条件…

1.ある街の、ある薬屋に行き、粗悪品の薬の入った瓶を破る。

2.その薬屋の店員にその薬の代金を支払い金貨10枚を追加で渡す。

3.その店員に「死の加護を……」と、言うと紙切れを渡される。

4.その紙切れを近くにあるギルドの酒場に行き、マスターに渡す。

5.そのマスターに従業員部屋に連れていかれ、そこで転移させられる。

6.はい。裏オークション!

という工程で、裏オークションに行けるが、他の客がいない時にしなければならないのが、困難だった。

カチッ

裏オークションに入ると、全員が仮面を被り、素顔がわからないようになっていた。なんでも、多額の商品を購入した人を殺し、その商品を手に入れるという事件が発生してからこのシステムなんだそうだ。

「そろそろオークションが始まります!お入りください!」

おっと、始まるようだな。今回持ってきた金は…。ってか黒金貨とか、アイテムボックスにぶち込んだままじゃん。別に持ってくる必要なかったな。ほいじゃま、大量に買い占めますか!

オークション会場には、ざっと見ただけで1000人はいそうだ。そして、会場の入り口で渡された紙を見ると、今回は100数品もの商品が出されるようだ。その中でも目玉は3個あり、これがなかなかに荒れそうだな。さて、はじめは何が出品されるんだろうな?

「それでは、オークションを始めます!まず、1つ目は有名な画家。タッヅが描いた、『聖騎士達の蹂躙』。これは先日起きたスタンピートの中で、EX冒険者の礼二という者が起こした魔法だそうです!これは金貨5枚からです!」

すると、何処からともなく。

「6枚!」「10枚!」「15枚!」

と、バンバンと値段が上がっていき、20枚まで行くと流石に勢いが落ちてきた。

「23枚!」「くっ!23枚と大5枚!」

ちなみに、大5枚とは大銀貨5枚のことだ。すると、23枚と言った人はそれ以上は出せないのか、黙り込んでしまった。

カンカン!

「では!金貨23枚と大銀貨5枚での落札です!おめでとうございます!」

1つ目は2350万で落札された。この先どうなるのか……。

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