異世界転生したらチートでした

有林 透

礼二との再会

意識が遠のいて行った。


「…ちゃん。…んちゃん!花蓮ちゃん!あっ!起きた?大丈夫?」


意識が戻ると、中世のお城の様なところにいた。


「あ、うん。大丈夫。けど此処何処?」


分かってはいるが一応聞いてみる。


「それは分からないの。多分あそこにいるお姫様みたいな人が教えてくれると思うよ。」


それを待っていたかの様にお姫様みたいな人が言い放った。


「ようこそ!異界の勇者様。此処は貴方達がいたら世界とは異なる世界【エリシオン】です。貴方達にはこの世界にいる魔王を倒してもらいます!」


すると、今まで静かだったクラスのみんなは、「ふざけんなよ!」や「家に帰して!」とか「俺TUEEEEが出来るぜ!」などと言っていた。私はそんなものに興味はない。礼二に会えればそれでいい。


みんなが騒いでいると、不意に威圧の様なものを感じた。すると騒がしかったみんなはすぐに静かになった。その威圧が来た方を見て見ると、そこには王様みたいな人と真っ黒なコートやズボンを着ている人がいた。直ぐに分かった。あれは礼二だ。

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