異世界は地獄のはじまり

リア

はじまり

ここは小さな詐欺グループのアジト

俺の名前は夜也 35歳 人を騙してお金を得る仕事をしてる。

夜也「あー、今日はもう帰ろうぜ。電話ばかりで疲れた。飲み行こうぜ」

しのぶ「そうですね。うまく行かないですし、今日はあがりますか」


帰り支度をしていると、インターホンがなった。

ドアスコープからのぞいてみると、若い女の子が立っている。

夜也「どなたですか?」

怪しみながらも、ドア越しに声をかけてみる

女の子「あなたに死んでもらいたく、お伺いしました」

その言葉を聞いた2人は顔を見合わせ、一気に緊張感が部屋を包ん

夜也「いや、意味がわからない」

少し声を荒げて夜也が答える。

女の子「そうですね。まずはしっかり説明させていただきたいので、中に入れてもらえますか?」

夜也「俺に死んでもらいたいと思ってるやつを部屋にいれるかよ。帰ってくれ」

しのぶ「あんまり大人をからかわない方がいいよ。忙しいからもう帰りなよ」

すると女の子はその場からスタスタ歩きだした。

しのぶ「なんだったんですかね。死んでもらいたいとか。騙した奴の娘とかですかね」

夜也「気味わるいよな。あんな子供に殺せるとは思わないけどな」

窓からこそこそと女の子が帰っていくのを2人は見つめていた。

夜也「でも気味わるいから、時間あけてから飲み行こうぜ」

しのぶ「あっ、飲みは行くんですね。よかったー、飯代うくわー」

少し緊張が解けたのか2人は軽い談笑をし飲みに出かけることにした。

しかし部屋を出ようとドアを開けるとドアの向こうには何もない。
ただ黒い空間が広がっているだけだった。

女の子「やっと出てきたわね」
 
黒い空間からだるそうに、女の子が歩いてきた

それを見た途端パニックになったしのぶが殴りかかった

しのぶ「うおぉぉぉ」

女の子「うるさい」

女の子は喋ると同時にナイフでしのぶの心臓を貫いた。

しのぶは意識がまだあるのか、夜也の方をみて、小さな声で助けてと言っている

夜也「助けてくれー」

夜也はしのぶから逃げるように、部屋の奥へ逃げていく

女の子「はいはい、おちついてー 」

女の子は優しい言葉で夜也に行った

夜也は震えながら女の子に聞いた

夜也「なんで俺が死ななきゃなんないんだ」

女の子「あなたは選ばれたの。うーん、神様の暇つぶしかな」

女の子「あなたは、違う世界、異世界で生まれ変わるの」

夜也「なんだそれ、説明がざっくりしすぎだろ。それではいそーですかって死ぬわけないだろ」

女の子「まぁべつに殺すの簡単だからいいけど、優しい私は優しく説明しましょう」

楽しそうに喋る女の子

女の子「あなたはこの世界で、殺人はしてないにしても、窃盗や詐欺、ロクでもない人間です。

直接殺してないけど、あなたが関わって死んだ人はたくさんいるんだよね。

で、悪い人達は悪い人達だけで違う世界で生きてもらおうってこと」

夜也が何かしゃべろうとした時、それに被せて女の子がしゃべる

女の子「さよなら」

夜也の体から赤い血が流れ落ちる
夜也は倒れ女の子の足元を見つめながら意識を失った





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コメント

  • 長谷川壮真

    犯罪者だけ転成されるとはとても魅力的で今後の展開が読めず、楽しみですね!
    よければ私の作品も読んでください!

    1
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