聖戦
第19話 同盟
ラグベルト達は、バルコ王国から帰還した。
「ラグベルト、ただ今帰還いたしました。」
「よくぞ無事に戻ってきてくれた。早速じゃが、お主に伝えたいことがあるのじゃ。」
「何でしょう?」
「実は、六国と同盟を組もうと思うのじゃ。」
「それは良い考えです。ですが、実は私にもラグズ様に伝えねばならないことがありまして。」
「申してみよ。」
「実は、先程のバルコ王国の戦において、オーガ四人衆の一人であるウードという者が数千万の軍と共に我々に降伏いたしまして、我々はオーガ残党軍と同盟を結ぼうと思うのですが。」
「へぇー同盟ね、えーっ!」
王は驚いた。
「お主、自分が何を言ってるのか分かっておるのか?!」
「もちろん、分かっているから今こうして申しているのです!しかも、そのオーガ残党軍は封印されているオーガ族とは違い、親人類派なのです。」
「何を馬鹿げたことを申しておる、オーガなんかに派閥などある訳なかろう!それに同盟したらしたで裏切るかも知れぬ!」
「ですが、彼らにそのような危険性はありません!」
「保証出来るのであるのろうな?」
「もちろん、この私が保証いたします!」
「お主がそこまで言うのなら良かろう、同盟を結んでやろう。」
「あっ、ありがとうございます!」
「では、そのオーガ残党軍は今どこにおるのだ?」
「王国のすぐ近くの草原に居ます。」
「どれ、儂が直々に出迎えてやろうぞ。」
王はラグベルトに草原へと案内された。
「ここでございます。」
「うむ、ご苦労。貴方がたが親人類派のオーガ残党軍でござろうか?」
「いかにも。」
「ではオーガ四人衆のウードとやらはどこにおられる?」
「この俺がウードだが、貴様は?」
「我はこの近くの王国の王である。」
「用件は?」
「貴方がたと我が国の同盟を結もうと思ってきたのじゃ。」
「そうか、では同盟を結んでやろう。」
ウードと王は手を結んだ。
「後、彼らには住処がありませんのでこの草原に私が住処を建設しようと思うのですが。」
「良かろう。好きにするが良い。」
王は微笑みながら言った。
「ありがとうございます。では今から作業にかかります。」
王が王国に戻っていった。
「エッサ、ホイサ!」
「あのー、我らもお手伝いしましょうか?」
サイラス将校達が言った。
「ああ、手伝ってくれ。」
「了解!」
約5時間後
「やっと完成した。サイラス将校、そして皆、手伝ってくれて感謝する。」
皆は王国に戻っていった。
「ではオーガ達を呼んでくるか。」
ラグベルトはウード達を呼んだ。
「なっ、何だこの王城みたいなものは、もしかして俺たちの為に造ってくれたのか?」
「ああ、その通りだ。」
「流石ルシフェルの戦士よ、ありがとう。」
「ルシフェルの戦士、万歳!」
オーガ達はラグベルトを讃えた。
「ラグベルト、ただ今帰還いたしました。」
「よくぞ無事に戻ってきてくれた。早速じゃが、お主に伝えたいことがあるのじゃ。」
「何でしょう?」
「実は、六国と同盟を組もうと思うのじゃ。」
「それは良い考えです。ですが、実は私にもラグズ様に伝えねばならないことがありまして。」
「申してみよ。」
「実は、先程のバルコ王国の戦において、オーガ四人衆の一人であるウードという者が数千万の軍と共に我々に降伏いたしまして、我々はオーガ残党軍と同盟を結ぼうと思うのですが。」
「へぇー同盟ね、えーっ!」
王は驚いた。
「お主、自分が何を言ってるのか分かっておるのか?!」
「もちろん、分かっているから今こうして申しているのです!しかも、そのオーガ残党軍は封印されているオーガ族とは違い、親人類派なのです。」
「何を馬鹿げたことを申しておる、オーガなんかに派閥などある訳なかろう!それに同盟したらしたで裏切るかも知れぬ!」
「ですが、彼らにそのような危険性はありません!」
「保証出来るのであるのろうな?」
「もちろん、この私が保証いたします!」
「お主がそこまで言うのなら良かろう、同盟を結んでやろう。」
「あっ、ありがとうございます!」
「では、そのオーガ残党軍は今どこにおるのだ?」
「王国のすぐ近くの草原に居ます。」
「どれ、儂が直々に出迎えてやろうぞ。」
王はラグベルトに草原へと案内された。
「ここでございます。」
「うむ、ご苦労。貴方がたが親人類派のオーガ残党軍でござろうか?」
「いかにも。」
「ではオーガ四人衆のウードとやらはどこにおられる?」
「この俺がウードだが、貴様は?」
「我はこの近くの王国の王である。」
「用件は?」
「貴方がたと我が国の同盟を結もうと思ってきたのじゃ。」
「そうか、では同盟を結んでやろう。」
ウードと王は手を結んだ。
「後、彼らには住処がありませんのでこの草原に私が住処を建設しようと思うのですが。」
「良かろう。好きにするが良い。」
王は微笑みながら言った。
「ありがとうございます。では今から作業にかかります。」
王が王国に戻っていった。
「エッサ、ホイサ!」
「あのー、我らもお手伝いしましょうか?」
サイラス将校達が言った。
「ああ、手伝ってくれ。」
「了解!」
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「やっと完成した。サイラス将校、そして皆、手伝ってくれて感謝する。」
皆は王国に戻っていった。
「ではオーガ達を呼んでくるか。」
ラグベルトはウード達を呼んだ。
「なっ、何だこの王城みたいなものは、もしかして俺たちの為に造ってくれたのか?」
「ああ、その通りだ。」
「流石ルシフェルの戦士よ、ありがとう。」
「ルシフェルの戦士、万歳!」
オーガ達はラグベルトを讃えた。
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