聖戦
第11話 反乱軍の正体
ラグベルトは、急いで玉座の間に行き、ついに到着した。
「やっとたどり着いた。ん?玉座の間から何か聞こえるぞ。」
その時玉座の間から怒鳴り声が聞こえていた。
「とにかく中に入ろう、失礼致します!」
そこにはラグズ王が二人いて、自分が本物の王だと言い争っていた。
「儂が本物の王じゃ!」
「いや、俺が本物の王だ!」
「儂を地下牢に閉じ込めた偽物め、よくそんな嘘をつけるな。」
「ただ今、東方より帰還しました。」
「おぉラグベルトよ、よくぞ戻った。」
「して、そちらの方は?」
ラグベルトは王に尋ねた。
「こやつは自分が本物の王と言い張る偽物じゃ。こいつの言うことを聞いてはならぬ。」
「その方がおっしゃっているのは事実だ!」
さっき別れたグレンがやって来た。
「どういう意味だ?」
ラグベルトは尋ねた。
「分からんか、さっきから会話を見物させてもらったがそいつの口調、そいつの冷静さ、そして何よりもその王家の印であるブレスレットの宝石の色が違う、だからそいつは偽物だ!」
「ふっふっふっ、はっはっはー!」
偽物は不気味な声で笑った。
「とうとうバレてしまった様だな、おーいお前らときは来たぞ!」
偽物は大きな声を発した。すると反乱軍の兵士達は鬼の姿に変身した。そして偽物も変身した。
「この姿を人間に晒すのは何年ぶりか。」
「そんな事はどうでもよかろう、とにかく今は邪神様の為に、そして我らオーガ族の為にまずはこの国を滅ぼそうではないか。」
「オォー!」
こうして、オーガ族と人類の戦いの火蓋が今、切って落とされた。
「やっとたどり着いた。ん?玉座の間から何か聞こえるぞ。」
その時玉座の間から怒鳴り声が聞こえていた。
「とにかく中に入ろう、失礼致します!」
そこにはラグズ王が二人いて、自分が本物の王だと言い争っていた。
「儂が本物の王じゃ!」
「いや、俺が本物の王だ!」
「儂を地下牢に閉じ込めた偽物め、よくそんな嘘をつけるな。」
「ただ今、東方より帰還しました。」
「おぉラグベルトよ、よくぞ戻った。」
「して、そちらの方は?」
ラグベルトは王に尋ねた。
「こやつは自分が本物の王と言い張る偽物じゃ。こいつの言うことを聞いてはならぬ。」
「その方がおっしゃっているのは事実だ!」
さっき別れたグレンがやって来た。
「どういう意味だ?」
ラグベルトは尋ねた。
「分からんか、さっきから会話を見物させてもらったがそいつの口調、そいつの冷静さ、そして何よりもその王家の印であるブレスレットの宝石の色が違う、だからそいつは偽物だ!」
「ふっふっふっ、はっはっはー!」
偽物は不気味な声で笑った。
「とうとうバレてしまった様だな、おーいお前らときは来たぞ!」
偽物は大きな声を発した。すると反乱軍の兵士達は鬼の姿に変身した。そして偽物も変身した。
「この姿を人間に晒すのは何年ぶりか。」
「そんな事はどうでもよかろう、とにかく今は邪神様の為に、そして我らオーガ族の為にまずはこの国を滅ぼそうではないか。」
「オォー!」
こうして、オーガ族と人類の戦いの火蓋が今、切って落とされた。
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