異世界に転生したら異能が目覚めた

くろまめ

第7話 女神の部屋

俺は目を覚ました、だが目の前に広がっていた景色は洞窟の天井ではなく、真っ白な空間だった。「ん、ここって」俺はこの真っ白な空間に見覚えがある。
そうここは俺をあの世界に転生させた自称女神がいる場所だった。

「なんで俺はまだここに来たんだ?」そんな事を言っていると自称女神が俺の目の前に現れた「おっひさ〜」妙に高いテンションで現れたなーと思いながら俺も挨拶を返す「ういっす」「ごめんねー急に呼び出したりして」俺呼び出されたからここにいるのかなんて事を思う「んで、女神様がなんのようですか?」俺は女神に用件を聞いた。

「あ〜それなんだけどね、ちょっと気になったことがあってね」「気になること?」「そう、君は前の世界で事故とか命に関わる事は無かった?」「命に関わる事か…確か一回だけあったかな」あれは確か、俺が中1の時で学校の帰り道で起きた。俺が交差点を渡ろうとしていたらものすごいスピードでこっちに向かってくるバイクがいてそれはギリギリのところで避けたんだけどバイクを追いかけてたであろうパトカーにひかれそうになった事がある。いや、俺は引かれるはずだったと言った方が正しいかな。あの時も多分クレスが言っていた異能の力が発動したのだろう。
全ての時が止まったようにパトカーもバイクも何もかもが止まっていた俺はその間にパトカーを避けた。俺の異能の力はもうすでにあの時から目覚めていたのだろう、ただこの世界に来るまでは使うに値する場面が無かったのだろう。その事を女神に一通り話すと女神が言った。

「そんな事があったのね。話しを聞かせてくれてありがと、このお礼はいつかさせてもらうわ。あっ、もうすぐ戻った方がいいんじゃない?」「そうなのか?」「ええ、クレス君があなたを起こしに来てるわ。早く言ってあげなさい」「それでは俺はこれで帰らせていただきますわ」そう言って俺は帰ろうとするが女神が「少し待って、一つ助言してあげるわ。多分あなたはこれから大変な道を歩むことになると思うけどしっかりと自分の意思を持つことよ。そうしないと、その時に最善の行動が出来なくなってしまうから。」

んーよくわからん。まぁ、ちゃんと考えて行動しろってことだろ多分。「まぁ助言サンキュー。じゃあ俺は帰るわ」「はいはーい、今日は来てくれてありがとねー」強制的に呼び出されただけなんだけどなーとか思いつつ俺は、真っ白な空間に一つだけある扉を開く


今回は以上です!
皆さんGWはいかがでしたか?
私の家ではずっと大掃除していてどこにもいけませんでした。。゚(゚´Д`゚)゚。
せめてどっか行きたかったw
休日の過ごし方は人それぞれですが、悔いのないような休日にしてくださいねーw
それではまた次回に会いましょう

コメント

  • 鳳 鷹弥

    初めまして。
    一気に読ませていただきました。
    更新期待しております!

    良かったら私の作品もよろしくお願いします。
    お互い頑張りましょう!

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